カブスがアロルディス・チャップマンを獲得!有望株のグレイバー・トーレス、アダム・ウォーレンらを放出

一時期ほどの勢いは失ったものの59勝38敗(勝率.608)で地区2位に7.0ゲーム差をつけて首位を快走するシカゴ・カブスが大胆な補強にでました。

MLB公式サイトがチーム内のNO.1プロスペクトと評価するグレイバー・トーレス内野手、NO.5プロスペクトのビリー・マッキニー外野手スターリン・カストロのトレードで獲得したアダム・ウォーレン投手、さらにもう一人を加えた4人を放出し、ニューヨーク・ヤンキースのアロルディス・チャップマンをトレードで獲得しました。

カブスはかなりの代償を支払いましたが、908年以来のワールドシリーズ制覇に向けて大きな戦力アップに繋がる補強に成功しました。

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大きな代償を支払ってチャップマンを獲得したシカゴ・カブス

シカゴ・カブスはわずか半年足らずのレンタル選手のためにMLB公式サイトではチームNO.1とNO.5の評価を受ける有望株に、スターリン・カストロのトレードで軸となったアダム・ウォーレンを放出したことになりますので、大きな代償を支払ったとも言えます。

しかし、ワールドシリーズ制覇を達成すれば、それを補って余りあるほどの収益増と球団の資産価値の上昇があります。

またシカゴ・カブスは長期的な展望として内野が固まりつつあるため、現在マイナーにいるミドルインフィルダーにはポジションがない状態となっています。

ショートには22歳のアディソン・ラッセル、サードには24歳のクリス・ブライアントがいます。

セカンドはベテランで2019年まで契約が残るベン・ゾブリストがメインとなりますが、バックアップには23歳のハビアー・バエスも控え、一塁はアンソニー・リゾがいるため、長期的に内野のポジションが固まっています。

そのためチーム内で有望株NO.1にランクされる高い評価は得ているものの、どうしても必要というところまでは成長していないし、メジャー昇格まで時間がかかる、ポジションが空いていないグレイバー・トーレス(Gleyber Torres)の放出に応じることができたようです。

また外野に関してもジェイソン・ヘイワード、カイル・シュワーバー、ホルヘ・ソラエら長期的にポジションを任せることができ、カブスのファームシステムでは他にも期待できる外野のプロスペクトいるため、ビリー・マッキニーも出すことができたと考えられます。

アダム・ウォーレンの今季は防御率5.91と完全に期待はずれとなってしまいました。

が、FAまで2年半残っていましたし、同じくスターリン・カストロのトレードで獲得したブレンダン・ライアンは早々にリリースしていますので、こちらもカブスにとっては小さくない代償となっています。

ややヤンキースに過剰な見返りを渡している感はありますが、そこまでしてでもカブスはチャップマンを獲得して、ワールドシリーズ制覇の最後のピースにしたかったようです。

2つのトレードで投手陣に厚みが増し万全の態勢に

シカゴ・カブスは現在のクローザーであるヘクター・ロンドンが37.0回で防御率1.95/18SV/奪三振48/WHIP0.73と安定した投球を続け、セットアップマンのペドロ・ストロープは37.2回で防御率2.87/奪三振49/WHIP0.85としっかりと役割を果たしています。

さらにカール・エドワーズもまだ14.0回で防御率1.93と活躍していました。ただ、いずも右腕投手で、左腕投手はトラビス・ウッドだけでした。

トラビス・ウッド自体は40.2回で防御率2.88/WHIPは1.01と結果を残しているのですが、勝ち試合でセットアップマン以上の役割をこなせる左腕を探していました。

先日、マリナーズからリリーフをメインにしながら先発もこなし防御率2.47/WHIP1.10とブレイクし始めていたマイク・モンゴメリーを獲得したのですが、カブスはそれ以上の投手を獲得に動いても不思議ではないとされていました。

シカゴ・カブスの1番のターゲットはアンドリュー・ミラーだとされていましたが、現時点でヤンキースはミラーは出さないという姿勢を堅持していて、その扉をあけるためにはカイル・シュワーバーの放出が必要でしたが、カブスはそれは拒否しているため、アロルディス・チャップマンのトレードで最終的にまとめたようです。

アロルディス・チャップマンは31.1回で防御率2.01/奪三振44/WHIP0.89で、21回のセーブ機会で20セーブとその成功率95.23%と非常に高い割合となっています。

アロルディス・チャップマンがクローザーを務め、現在のクローザーであるヘクター・ロンドンが8回、現セットアップマンのペドロ・ストロープが7回を担うことになり、そこに安定感のあるミドルリリーバーが顔を並べることになります。

先発投手陣はジェイク・アリエッタが防御率2.60/12勝4敗/WHIP1.08、ジョン・レスターが防御率3.09/10勝4敗/WHIP1.11、ジョン・ラッキーが防御率3.79/7勝7敗/WHIP1.10、ジェイソン・ハメルが防御率3.35/9勝5敗/WHIP1.11、カイル・ヘンドリックスが防御率2.27/9勝6敗/WHIP1.04と非常に安定しています。

そしてリリーフと先発の両方をこなせるマイク・モンゴメリーが加わり、元々安定感があったリリーフ陣にアロルディス・チャップマンが加わることになりましたので、より盤石の体制となったといえます。

大きな代償を支払ったシカゴ・カブスにとって、今年は地区優勝のみならず、ワールドシリーズ制覇が絶対に達成すべき課題となったと言えそうです。

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