ヤンキースの補強候補になる投手は?地元メディアはゲリット・コール獲得の可能性に言及

New York Yankees Top Catch

ヤンキースのシーズン前の評価は高くなかったのですが、18勝9敗と非常の好調な出だしで、得失点差もア・リーグトップの+46、両リーグでもナショナルズの+50に次ぐ数字を残すなど、予想を覆す出だしを見せています。

打線が好調な上に、ブルペンが強力であることで地区首位に立つことができているのですが、先発投手陣の防御率は4.25でア・リーグ14位と万全ではありません。

打線が活発なため、先発投手が打ち込まれても試合をひっくり返して勝つことで影に隠れがちではありますが、バッティングのほうが波が大きいため、いつまでも打線頼みという状況は好ましくありません。

すでにトレード期限前に「売り手」ではなく「買い手」なる可能性が高まりつつあるヤンキースなのですが、フロントスターターの獲得に動く可能性があり、その中でもパイレーツのゲリット・コールがターゲットになるのではないかとニューヨーク・デイリーニュースのJOHN HARPER氏が予想しています。

In January, I speculated Gerrit Cole could be that ace-type starter to help put the Yankees over the top in 2018 or beyond, but with the Pirates’ slow start perhaps pushing them toward a rebuild sooner than expected, maybe such a deal could happen at the trade deadline this summer.

引用元:記事タイトル

JOHN HARPER氏は1月の時点でもゲリット・コールが、今季だけでなく来季以降も含めて、ヤンキースのエースとしてフィットするのではないかと予想していたのですが、今季のパイレーツが13勝16敗とスロースタートになっていることが、トレードの成立を後押しするのではないかと述べています。

ただ、パイレーツが完全に諦める段階でもないし、ヤンキースも大胆に動く決断をできる状況でもないため、この動きが本格化するにはまだ時期尚早だとも付け加えた上で、以下のように述べます。

But sooner or later they’re almost certainly trading Cole, an elite power pitcher who will be a free agent after the 2019 season, because they won’t be able to afford to sign him. So the question is when.

いつになるのかという問題はあるものの、契約延長で引き留める経済力はないため、時期に遅い早いの違いはあっても、ゲリット・コールがトレードに出されることはほぼ確実で、問題は「いつ」になるのかだ、とJOHN HARPER氏は現状を予測しています。

ただ、エース級の投手を獲得するには、それなりの代償が必要になります。その問題に対してHARPER氏はある他球団幹部が興味深いアイディアを示してくれたと、その内容を紹介しています。

Fair enough. But what would it take to get Cole? The same executive offered an interesting idea: Frazier and Justus Sheffield, the top two prospects the Yankees received from the Indians in the Andrew Miller trade last year.

“Frazier hasn’t hit much in Triple-A but he’s still young (22) with a high ceiling, and Sheffield projects as a No. 3 or 4 starter,” the exec said. “It might take another solid prospect and a fringe guy too, because Cole would be a hot commodity if he is available, and Pittsburgh would want quantity as well as quality. But the Yankees have the depth to outbid other teams.”

「アンドリュー・ミラーのトレードで獲得したクリント・フレイジャーとユスタス・シェフィールドを交換要員にする」のが良いのではないかという案を示してくれたようです。

その根拠として「フレイジャーのポテンシャルは高いものの、今季の3Aであまり打てていない」「シェフィールドは先発ローテの3、4番手が見込まれるクラスのプロスペクト」「パイレーツが質だけでなく量も必要としていることや、ゲリット・コールであれば激しい争奪戦になるため、さらにもう一人安定感のあるプロスペクトなどを必要とするかもしれないが、ヤンキースは他球団に競り勝てるだけの選手層を持っている」ことなど列挙しています。

さらに、フレイジャーは評価の高いプロスペクトではあるものの、アーロン・ジャッジが覚醒、アーロン・ヒックスも好調、ヤンキースの内部で高い評価を得ているダスティン・ファウラー、ブレイク・ラザフォードも控え、2018年シーズンオフにはブライス・ハーパーに投資できることが見込まれるるため、放出できなくはないとJOHN HARPER氏も交換要員にできるとの見解を示しています。

ゲリット・コールは、2014年には208イニングを投げて、防御率2.60、19勝8敗、奪三振202という成績で、サイヤング賞の投票で4位に入ったこともあります。

また、2017年は96マイルのファーストボールに加えて、チェンジアップをより効果的に使えるようになり、6試合36.0イニングで防御率3.50、奪三振34、与四球7と安定した投球を続けています。

ゴロ比率も高いため、本塁打が出やすいヤンキースタジアムに向いている投手で、26歳と年齢が若く、2018年まで契約が残っていることも、サバシアとピネダがFAとなるヤンキースには魅力となります。

ヤンキースは2008年ドラフトで1巡目全体28番目にゲリット・コールを指名した経緯(拒否してUCLAに進学後、2011年に1巡目全体1位でパイレーツが指名しプロ入り)もありますので、今でもその能力を高く評価している可能性があると考えられます。

質の高いプロスペクトを放出する場合には今季限りのレンタル選手ではなく、ゲリット・コールのような来季以降も戦力になる選手を選ぶこと好むことが予想されます。地区優勝は4年連続で逃していますので、現在の好調さが続いた場合の、ヤンキースの動向が注目されます。

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