コーリー・シーガーがNLの新人王とMVPのW受賞の可能性も!MLB公式サイトが高評価

Los Angels Dodgers Top Catch

ロサンゼルス・ドジャースのコーリー・シーガーは昨年、メジャー昇格したものの27試合の出場で、今シーズンも新人王の有資格者となっています。

2015年シーズン開幕前にはベースボールアメリカがMLB全体で5位、MLB公式サイトとベースボールプロスペクタスがともに7位にらんくするほど高い評価を得ていましたが、メジャー昇格した昨年は27試合で打率.337/出塁率.425/長打率.561/OPS.986と評価に違わぬ結果を残しました。

そのことによりさらに評価を上げ2016年シーズン開幕前にはベースボール・アメリカ、MLB公式サイト、ベースボールプロスペクタスがともにMLB全体で1位にランクしました。

そのような高い評価で開幕をメジャーで迎えた今季は104試合で打率.306/出塁率.361/長打率.529/OPS.890で19本塁打、51打点という成績で新人王の最有力候補となっています。

このようなマイナーからの評価どおりに結果を残しているコーリー・シーガーですが、新人王だけでなく、ナ・リーグMVPとの同時受賞の可能性があると、MLB公式サイトが評価しています。

MLB公式サイトのMike Petrielloが”Seager making case for NL MVP Award”というタイトルの記事で、新人王とMVPの同時受賞の可能性が十分にあると評価しています。

コーリー・シーガーの新人王のライバルは、同じく遊撃手であるロッキーズのトレバー・ストーリー(.272/.341/.567/.909 27本塁打/72打点)、カージナルスのアレドミス・ディアス(.312/.376/.518/.894 14本塁打/57打点)です。

成績的にはシーガーと同等以上でもあるのですが、ともに親指の故障によりトレバー・ストーリーの復帰は来季、アレドミス・ディアスは9月に復帰できるかどうかという状態のため、現時点でコーリー・シーガーが最有力となっています。

Mike Petrielloはこのような新人王争いの現状に触れたうえで、さらにナ・リーグのMVP争いの現状にも言及します。

It’s been an unusual season in the NL, as far as MVP arguments go. For most of the year, the unthinkable brilliance of Clayton Kershaw had him squarely in the lead, but he’s now missed so much time due to injury (and without a clear return date) that he’s probably out of the discussion. You might have argued for Matt Carpenter, before he was injured. Early in the year, Bryce Harper’s outstanding April put him into the spotlight, but he’s struggled for months since. Good players on likely non-playoff teams like Nolan Arenado, Starling Marte, Wil Myers, Paul Goldschmidt and Joey Votto won’t have a chance, as unfair and infuriating as that is.

引用元:Seager making case for NL MVP Award(MLB.com)

圧倒的なパフォーマンスを見せていたクレイトン・カーショーが長期離脱して復帰のメドが立たず、カージナルスのマット・カーペンター(.298/.420/.568/.988)も故障で離脱し、ブライス・ハーパーは4月は素晴らしかったものの5月以降は低迷しています。

そしてプレーオフに出れないであろうチームにいる良い選手たちはMVPの可能性が低いので、ノーラン・アレナンド(打率.283/地出塁率.351/長打率.557/OPS.908)、スターリング・マルテ(.320/.378/.473/.851)、ウィル・マイヤーズ(.275/.353/.488/.841)、ポール・ゴールドシュミット(.296/.409/.494/.902)、ジョーイ・ボット(.289/.420/.492/.911)はチャンスがないだろうとMike Petrielloは述べて、コーリー・シーガーがMVPの有力候補となると現在の状況を分析しています。

さらにコーリー・シーガー有力な候補となる理由として、3つの根拠をあげています。

1. 現在メジャーでベストのショートストップかもしれない

フランシスコ・リンドール、カルロス・コレア、イグザンダー・ボガーツ、ブランドン・クロフォードと素晴らしいショートストップが多いので、異論はあるかもしれない。

ただ、彼のWRC+(Weighted Runs Created Plus:打者が打席あたりに産み出した得点の傑出度。平均的な打者を基準(100)として、どれだけ得点力が大きいかをパーセンテージで示す。)は139で遊撃手として1位で、FanGraphsの”Defense”の指標では24名中5番目、さらにWAR(Win Above Replacement:同じポジションの代替可能(控え)選手と比較してどれだけ勝利数を上積みしたかを示す)は5.0で1位となている。投打全体での貢献度、パフォーマンスが素晴らしい。

2. ドジャースの歴代のショートストップの中でベストの攻撃力を発揮している

歴代の選手と比較するときに問題となるのが、球場の大きさ、ボールの質、野球界全体の傾向などの違いです。そのため歴代の選手を比較する場合には、平均よりもどれだけ傑出するかで比較することが重要になるのでWRC+で比較すると、以下のようになる。

1. 139 — コーリー・シーガー(2016)
2. 135 — ハンリー・ラミレス(2014) / Billy Grabarkewitz(1970)
4. 126– ピー・ウィー・リース(1947)
5. 125 — アーキー・ヴォーン(1943)

3. メジャーの歴代遊撃手のルーキーイヤーとしてベストになるかもしれない

ノマー・ガルシアパーラが遊撃手のルーキーイヤーではベストの30本塁打を記録しているが、これは更新されないかもしれない。ただ、最も価値がある遊撃手としての地位は失われるかもしれない。ガルシアパーラはその年にWARが6.4だったが、すでにシーガーは5.0となっている。この水準に新人で到達した選手はトロイ・トゥロウィツキー、ボビー・グリッチ、ガルシアパーラの3人だけ。

コーリー・シーガーが投打でのパフォーマンスが素晴らしく、なおかつポストシーズンを争うチームに大きく貢献していることを示す以上のような3つの根拠を上げ、Mike Petrielloは新人王とMVPの同時受賞の可能性があると分析しています。

最後にコーリー・シーガーの動画です。まずは守備です。

続いて、打撃です。

兄のカイル・シーガーも良い選手ですが、コーリー・シーガーの方が攻守において動きに柔軟性があり、身体能力の高さと器用さを感じさせます。

兄のカイルが力まかせに振るのに対して、コーリーはリストの使い方も柔軟でバットコントロールに優れるため打率も残せるようです。

メジャーで新人王とMVPを同時に受賞したことがある選手はわずかに2名で2001年のイチローと1975年のフレッド・リンだけです。

コーリー・シーガーが新たにそこに名前を刻むのか、今後のパフォーマンスが注目されます。

joining Fred Lynn in 1975 and Ichiro Suzuki in 2001, to win both the Rookie of the Year Award and the MVP Award in the same season?

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