コール・ハメルズ獲得にヤンキースとブレーブスが動く?米大物記者が今後を予想

テキサス・レンジャーズは23勝34敗で地区首位まで12.5ゲーム差、ワイルドカードの2枠目までも11.5ゲーム差という大差で下位に沈んでいることもあり、トレード期限前の売り手になることが確実な状況となっています。

エイドリアン・ベルトレ、エルビス・アンドラス、バートロ・コロンなどのベテランが市場では名前が上がるのですが、その中で最も関心と注目を集めているのがコール・ハメルズです。

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コール・ハメルズは大金を費やす価値がある投手

コール・ハメルズの動向についてボストン・グローブの大物記者ニック・カファード氏が以下のように書いてています。

The Braves could pare as much as $60 million off their payroll in the offseason, which means they’ll likely be a player in free agency and at the trade deadline, where they will likely go after a starting pitcher. The Braves are heading toward a playoff berth probably a year ahead of schedule. They have the money to go big — perhaps on Cole Hamels, for example — if they so choose.

「アトランタ・ブレーブスは今季終了後に6000万ドルが予算から消えることになるため、シーズンオフのFA市場とシーズン中のトレード期限において、先発投手の活発に動くことになるだろう。もし資金面に余裕があるため、もし彼らが選べばコール・ハメルズにも動くことができる。」とカファード氏は述べています。

ブレーブスは年俸総額の上限がおおよそ1億2000万ドルから1億3000万ドル程度だとされています。

シーズンオフにマット・ケンプを放出したものの、その代わりにエイドリアン・ゴンザレス(2236万ドル)、ブランドン・マッカーシー(1150万ドル)、スコット・カズミアー(1776万ドル)といった高年俸の選手を引き取りました。そのため開幕時の年俸総額は1億1800万ドルと再建途上のチームとしては高額になりました。

しかし、今季が終了するとゴンザレス、マッカーシー、カズミアーの契約が終了するだけでなく、ニック・マーケイキス(1100万ドル)もFAとなるため、来季の確定している契約分の年俸は3800万ドルと一気に金額が落ちます。そのためトレード期限前やシーズンオフのFA市場で高額年俸の選手を獲得できるだけの資金的な余裕があります。

ブレーブスのGMに新しく就任したアレックス・アンソポロスはブルージェイズGM時代から、エリートプレイヤーの獲得を好む傾向があり、大型トレードを多く成立させてきました。勝負をかける時には大胆に動くことで名を知られている人物のため、コール・ハメルズの獲得に動いても驚きはありません。

コール・ハメルズは、アレックス・アンソポロスが興味を惹かれるような要素を備えています。

ボストン・グローブのニック・カファード氏は同じ記事の中で以下のように書いています。

Here’s why a contender would want Hamels: In four starts from April 30 to May 22, he faced the Indians, Red Sox, Astros, and Yankees. In 24 innings, he had a 1.88 ERA and .161 batting average against. Hamels is more than willing to give up his no-trade provision for the chance to pitch in the playoff hunt. At 34, Hamels is still very good. His $23 million salary and $6 million buyout of an option for 2019 becomes an issue. But his salary will only be half that by the trade deadline. He’s well worth the investment and it looks like the Yankees could be interested.

今年の4月30日から5月22日にかけて、コール・ハメルズはインディアンス、レッドソックス、アストロズ、ヤンキースという地区優勝を争い、ポストシーズン進出の可能性が高い強力なチームとの対戦が続きました。その結果は、24イニングを投げて防御率1.88、被打率.161と相手打線を封じ込める素晴らしい数字で、34歳の今季も能力を維持しています。

ポストシーズンに進出できるだけの攻撃力あるチーム、ポストシーズンで直接対戦する可能性が高いチームに対して良い結果を残していることは、トレード市場で評価を高める大きなプラスポイントとなります。

コール・ハメルズは20球団へのトレード拒否権を有しているのですが、メディアの取材に対して「優勝を争うチームへのトレードであれば破棄するつもり」であることを明かすなど、ここは大きな障害になりません。

その一方で問題となりそうなのが高額の契約です。今季の年俸は2300万ドルと高額ですが、トレード期限前の時点で残る負担部分は半分程度でも1000万ドルくらいと安くはありません。しかし、2019年のオプションを行使する場合は年俸が2300万ドル、破棄する場合にはバイアウトとして600万ドルを支払うことになります。

コール・ハメルズの獲得のためには、このような資金を費やすことになるのですが、カファード氏は投資する価値がある投手であり、ヤンキースも興味を示すことになるだろうと予想しています。

コール・ハメルズの魅力はポストシーズンでの強さで、通算16試合98回1/3で防御率3.48、ワールドシリーズ制覇を果たした2008年にはリーグチャンピオンシップとワールドシリーズの両方でMVPを獲得しています。

地区優勝、ポストシーズン進出のためのピースとしてだけでなく、ポストシーズンを勝ち抜く上でも期待できる投手のため、カファード氏が述べるように大金を費やしてみる価値があるのは事実です。

獲得にはある程度の資金的な余裕とトレードを成立させるだけの交換要員を準備する必要がありますが、ヤンキースもブレーブスもそれが可能な状態です。

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