イエリッチとマーリンズの関係は修復不可能?代理人があらためてトレードを希望

マイアミ・マーリンズはデレク・ジーター、ブルース・シャーマン氏らが率いる投資家グループによって買収された後、高年俸の主力選手が次々と放出されました。

ジャンカルロ・スタントン、マーセル・オズナ、ディー・ゴードンというチームの主力が放出され、シーズンチケット持つファンも落胆し、批判の声があげるなどしています。

この一連のトレードはファンのみならず、マーリンズのクラブハウスにも影響が及ぶことになり、J.T.リアルミュート、クリスチャン・イエリッチ、そしてスタントンのトレードで移籍してきたスターリン・カストロらが、再建計画の一部となることに不満を明らかにし、トレード志願するに至っています。

マーリンズのマイケル・ヒルGMは、これらの声に対して「球団の方向性に対する選手の不満の声を解消することよりも、球団にとって最良の計画を選択する」と話すなど、それらの要請に簡単に応じる姿勢ではないことを明らかにしています。

このようなマーリンズのフロントの姿勢を受けて、クリスチャン・イエリッチの代理人であるジョー・ロンゴ氏が、あらためてトレードを希望していることをメディアに明かしています。

ESPNのジェリー・クランスニック氏が以下のように伝えています。

“They have a plan,” agent Joe Longo said. “I respect that plan, but that plan shouldn’t include Christian at this point in his career. He’s in the middle of the best years of his career, and having him be part of a 100-loss season is not really where [we] want to see him going.

「球団がプランを持っていて、それを実行することをリスペクトはする。ただ、そのプランにイエリッチを含めるべきではない。キャリアの中でもベストのシーズンを終えたばかりのタイミングで、100敗を喫するチームの一員としてプレーすることは、私たちが望んでいないことだ。」と代理人のロンゴ氏は話しています。

その上で、「イエリッチ本人と新しいマーリンズの球団幹部との関係は壊れてしまっている」と明かしています。

“The relationship between player and team is irretrievably broken. It’s soured. He’s part of the old ownership regime. The new ownership regime needs to get new parts into this plan and move forward, and he needs to get on with his career where he’s got a chance to win. The big issue is him winning and winning now.

『球団とイエリッチの関係は、取り返しがつかないほどに壊れている。気まずい状態となっている。彼は旧オーナー体制の計画の一部だった。新しいオーナーは現在のプランに新しいパーツを組み入れて進むべきで、イエリッチは優勝の可能性があるチームでプレーすべきだ。彼にとって最大の問題は勝つこと、今年勝つことだ』とロンゴ氏はイエリッチをトレードすべきだと主張しています。

クリスチャン・イエリッチは7年4957万ドルの契約延長を2015年3月にマーリンズと合意しましたが、ジャンカルロ・スタントンが13年3億2500万ドルで契約延長してから4ヶ月後のことでした。

ジャンカルロ・スタントンは旧オーナー側に「優勝できるチームを作る」ことを約束させた上で、契約延長に応じました。その流れを受けてのクリスチャン・イエリッチの契約延長だったため、現状はとても受け入れられないものであることは間違いありません。

クリスチャン・イエリッチの2017年は打率.290/出塁率.369/長打率.432/OPS.807、18本塁打、16盗塁という成績で、シルバースラッガー賞を獲得し、守備ではゴールドグラブ賞を獲得しています。

26歳と若く、残っている契約も29歳までの4年4325万ドルで、30歳も1500万ドルで更新できるオプションが付帯し、それを行使しない場合のバイアウトも125万ドルとリーズナブルな契約が残っています。

そのため多くのチームから関心を集めています。

Several industry sources said Hill has been fielding trade offers on Yelich from throughout the game in recent weeks. The Atlanta Braves, Toronto Blue Jays, Los Angeles Dodgers and Angels, San Diego Padres, Arizona Diamondbacks and Philadelphia Phillies are among the clubs that have inquired about Yelich at various points this offseason.

「ブレーブス、ブルージェイズ、ドジャース、エンゼルス、パドレス、ダイヤモンドバックス、フィリーズなどがシーズンオフにクリスチャン・イエリッチの獲得に関心を示していた」という情報を複数のソースから得ていることを、ジェリー・クランスニック氏は伝えています。

マーリンズがその気になればトレード相手はすぐに見つかる選手です。無理やりクリスチャン・イエリッチをとどめることが、マーリンズのプラスに働くとは考えにくいものがあるため、トレードで良い見返りを手にすることを重視するほうが賢明かもしれません。

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