【カブス】トップFA選手がターゲットに!地区優勝を目指すカブスのシーズンオフの補強候補

Chicago Cubs Top Catch

2014年シーズンオフから2015年シーズン開幕までの補強動向で、一番の注目を集めることが予想されるのがシカゴ・カブスです。

そのシカゴ・カブスが獲得に動くと予想されている選手は、このオフのトップクラスの選手ばかりです。

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オフの最注目チームの1つであるカブスのターゲットは?

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シカゴ・カブスは前回(参考:MLB屈指の人材の宝庫となったシカゴ・カブス)にも紹介したように野手はプロスペクトたちで埋めつくされている状態のため、投手中心の補強が予想されています。

カブスは来季のローテとしてジェイク・アリエッタ(防2.53/10勝5敗/WHIP 0.99)、カイル・ヘンドリックス(防2.46/7勝2敗/WHIP1.08)が確実で、トラビス・ウッド(防5.03/8勝13 敗/WHIP1.53)、エドウィン・ジャクソン(防6.33/6勝15敗/WHIP1.64)、和田毅(防3.25/4勝4敗/WHIP1.24)らが、補強次第で外れることになると予想されています。

オフの補強では、2人は先発ローテの投手を獲得すると予想されています。和田毅は契約を更新してもらったものの、先発5番手という位置づけのため、補強が順調に進んだ場合は、微妙な立場に追い込まれる可能性があります。

カブスの2014年の投手陣では、先発ローテは脆弱だったのですが、リリーフ陣はそれなりに充実し、ブルペンの防御率は3.61で両リーグ15位と中間に位置するようになりました。

シーズン開幕当初はホセ・ベラスなどをクローザーとして試したものの、うまくいきませんでしたが、最終的にはヘクター・ロンドン(防御率2.42/29セーブ/WHIP1.06)がクローザーに定着しました。

他にはペドロ・ストロープ(防2.21/2セーブ/WHIP1.07)、ニール・ラミレス(防1.44/3セーブ/WHIP1.05)らの右のリリーフに、左のリリーフとしてウェズリー・ライト(防御率3.17/WHIP1.39)もまずまずの成績を残すなど、ある程度の計算ができる状態となっています。

ただ、経験のあるクローザーや左のリリーフがいれば、地区優勝という目標を達成する上では、より理想的だと考えられています。

そのカブスが獲得に動くと予想されている選手は以下のとおりとなっています。

  • ジョン・レスター(SP)
  • ジェームズ・シールズ(SP)
  • ラッセル・マーティン(C)
  • ジェイソン・ハメル(SP)
  • ジャスティン・マスターソン(SP)
  • デビッド・ロバートソン(RP)
  • アンドリュー・ミラー(RP)
  • マックス・シャーザー(SP)
  • ニック・マーケイキス(OF)

ジョン・レスターがこのオフの最大のターゲットに

チームの柱となるエースを獲得すると見られているカブスですが、その最有力候補がジョン・レスターです。そしてレスターの契約が高騰しすぎた場合に、ジェームズ・シールズに照準を切り替えると予想されています。

またトップスターターだけでなく、先発3・4番手の候補としてジェイソン・ハメルとジャスティン・マスターソンなどが補強候補として上がっています。特にジェイソン・ハメルは、アスレチックス移籍後は成績を落としましたが、カブスでは十分な成績を残していますので、呼び戻すのではないかと予想があります。

ブルペンに関しては、先に紹介したように、徐々に充実しつつあるのですが、数年先も見据えてデビッド・ロバートソンやアンドリュー・ミラーという、このオフのトップクラスのリリーフを獲得することで厚みを加えることも予想されています。

このように補強ポイントを抑えていくことが地区優勝を目指すチームにとって重要なことなのですが、カブスは若い選手が多いため、クラブハウスの雰囲気をポジティブなものにするリーダーを必要としています。そのため、メンタルでの働きも、獲得する選手を選ぶ上で重要なポイントとなっています。

その点では、ジョン・レスターとジェームズ・シールズはその条件に合致するプレーヤーです。メジャーでもトップクラスのスターターで、大舞台での経験もあり、投手陣のリーダーを務めることができる人間性も兼ね備えています。

特にジェームズ・シールズに関してはクラブハウスでの影響力は大きく、ロイヤルズではシールズを尊敬していると語る同僚もいるほどでした。

また3・4番手としての獲得候補の1人であるジャスティン・マスターソンは、インディアンス時代には投手陣のリーダーを務め、人間性も高く評価されている選手です。

カージナルズにトレードになった際には、インディアンスの選手が敬意を表して、マスターソンのユニフォームのスタイルと同様にソックスを出して試合にのぞむほど、チームメイトから慕われていました。

そしてジャスティン・マスターソンは、レッドソックスに指名されてプロ入りしているため、エプスタインとも旧知の間柄でもあります。そのためマスターソンの獲得は、ミドルスターターの補強として、有力な選択肢の1つと考えられます。

野手の補強の目玉はラッセル・マーティン

捕手にはウェリントン・カスティーヨがいるものの、攻守だけでなく、リーダシップに優れるラッセル・マーティンに強い関心を示している報じられています。

パイレーツが長くプレオーフに出れない状態が続いていましたが、2年1500万ドルで契約したラッセル・マーティンがチームに加入してから2年連続でプレーオフに進出しています。

ラッセル・マーティンのリーダーシップが若い選手が多いパイレーツにとって大きな柱となっていたことは、多くの人が認めるところです。

このオフにカブスからFAとなったカルロス・ビラヌエバは、ラッセル・マーティンについて尋ねられた時に、地元メディアに以下のように答えています。

『人は彼に引き寄せられ(魅せられ)るんだ。彼が良いプレーヤーというだけでなく、彼を敵とすることが嫌になってくる。彼を敵にすることは、自分にとって決して好きになれないことなんだ。でも、もし彼と一緒にプレーすることになったら、とても、うまくいくと確信しているよ。だって、彼は勝つことに対する意欲にあふれているんだ。「なんとしてでも勝利する」という意欲に。』

ラッセル・マーティンは、対戦相手から見ても、プレーや人間性に魅力を感じるプレーヤーであることがわかるのではないでしょうか。

カブスとパイレーツは同じ地区ということもあり対戦する回数も多いため、マーティンのプレーぶりを見ているシカゴの地元メディアからも、ジョー・マドンの次はラッセル・マーティンとサインすべきだとの声が上がっています。

ラッセル・マーティンはクラブハウスでのポジティブな影響力に加え、攻撃面でもメリットがあります。2014年シーズンでは、450打席以上の選手で4割をこえる出塁率を記録しているのは、わずかに4人です。

その4人とはアンドリュー・マカッチェン(.410)、ビクター・マルティネス(.409)、ホセ・バティスタ(.403)、そしてラッセル・マーティン(.402)です。

このラッセル・マーティンの打席での忍耐強さや選球眼は、打率と出塁率が低く、三振が多い若い選手の模範になることは間違いありません。

また、守備面では、盗塁阻止率も38.5%と高く、100試合以上出場した捕手の中では、カージナルスのヤディアー・モリーナに次ぐ2番目の高さです。

それに加えて若い投手をメンタル面で支えながら、リードして育てることができるなど。マーティンを獲得することのメリットは計り知れないと考えられています。

ただ、ラッセル・マーティンを獲得した場合には、ウェリントン・カスティーヨがポジションが失うことになります。

ですが、ウェリントン・カスティーヨが強肩で長打力がある若い捕手ということもあり、ドジャースなど多くの球団が関心を示しているとも伝えられています。そのため、トレードの良い交換要員となるため、見返りとして良い投手を獲得することもできると見込めるので、マーティンの獲得を地元メディアは強く推しています。

FA選手の獲得の優先順位は?

マックス・シャーザーの名前は地元メディアよりも、全国メディアで名前が上がっている印象です。が、リーダーシップという面でシャーザーの話はあまり出てきませんし、値段も高騰することが確実なため、優先順位とはしては低いと考えられます。

また外野手では、プロスペクトたちがつまずいたときの被害を少なくするために、オリオールズがオプションを行使しなかったニック・マーケイキスを獲得しても良いのではとの地元メディアの声がありますが、投手に比較すると優先順位は低そうです。

地元メディアの予想や展望、そしてチームの編成を見る限りでは、優先順位はジョン・レスター、ジェームズ・シールズ、ラッセル・マーティンという順番になりそうです。

ジョン・レスターはセオ・エプスタインとレッドソックスでともに過ごした時間がある上に、お互いに好意的な印象を抱いていることをメディアに語っています。

レスターと同じく、このオフにFAとなったジェイク・ピービが、カブスへの移籍に興味があるとメディアに語っているのですが、その話の中で友人であり、同僚であったレスターのこのオフの動向についても語っています。

ジェイク・ピービは、「レスターとは仲が良く、とても親しい関係だから、色々と話をしている」と述べた上で、「レスターはカブスに行くこととに関心を持っている」と話し、2人がカブスで左右のコンビを組めたら戦力アップになるだろうとも語っています。

このように相思相愛の関係に近いと考えられているカブスとジョン・レスターですが、年俸が合理性を欠くような値段になった場合には、トップスターターが絶対に必要なチーム事情のため、ジェームズ・シールズに即座に切り替える見込みです。

ジェイク・ピービは、カブスの移籍に関して興味を隠していないのですが、カブスの補強候補としてメディアから名前はあがっていません。

ですが、クラブハウスでのポジティブな影響力が大きく、ジャイアンツ移籍後もバスター・ポージーが、メンタル面においても素晴らしい加入になったと認めるほどリーダーシップがありますので、ジェイク・ピービにも場合によっては声がかかるかもしれません。

カブスがこのオフに補強に動くことのメリット

カブスにとってこのオフにFA選手の獲得に動くメリットが大きい理由の1つが、クオリファイングオファーを拒否した選手を獲得しても、1巡目の指名権がプロテクトされることです。

それに加えて、獲得の優先順位が一番高いであろうジョン・レスターはシーズン中に移籍しているため、クオリファイングオファーの対象外となり、ドラフト指名権の問題がありません。

そのため仮に、ジョン・レスターを獲得し、さらにクオリファイングオファーを拒否することが確実なジェームズ・シールズやラッセル・マーティンのどちらかを獲得しても、失うのは2巡目のドラフト指名権となり、その影響を軽減することができます。

このような状況で、しかも資金面にも余裕があるため、シカゴ・カブスにとっては絶好のチャンスが訪れていると考えられる2014年シーズンオフです。

すでにシカゴ・カブスとラッセル・マーティンの代理人とのアポイントが、来週(11/10~)に設定されているとメディアは報じています。このオフの補強動向に関してシカゴ・カブスの名前が多く出てくることになりそうです。

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