グレッグ・ホランドとカージナルスが合意!契約は1年1400万ドル+複数の出来高に

歴史的なスローペースのFA移籍市場にあっても、トップクラスにランクされていた多くの選手はシーズン開幕前には契約を手にしていたのですが、ギリギリまで移籍先が決まっていなかったのがグレッグ・ホランドでした。

しかし、シーズン開幕となった3月29日に一気に契約に向けた動きが加速しました。

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残る大物FA選手であるグレッグ・ホランドが契約

3月29日にグレッグ・ホランドがセントルイス・カージナルスと合意に達したと、ファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏が伝えています。

条件面についてはジ・アスレチックのケン・ローゼンタール氏が以下のように伝えています。

通常、1年契約を結んでも時期が遅れていた場合には日割り計算になり、キャンプ、スプリングトレーニングの期間などの分がカットされるのが一般的です。しかし、今回はロースターに登録されるタイミングに関係なく1400万ドルを受け取る取り決めになっているようです。

元々、グレッグ・ホランドは2018年の契約を1500万ドルで更新できる選択権を有していたのですが、これを破棄してFAを選択しました。その後、ロッキーズからら提示された1年1740万ドルのクオリファイングオファーを提示されましたが、これも拒否してFA市場で大型契約を求めていました。

1年1400万ドルしか保証されないということは、プレイヤーオプションを破棄したこと、クオリファイングオファーを拒否したことで、少ない金額しか受け取れなくなってしまったことになります。そういった事情もあり、代理人のスコット・ボラス氏はインセンティブで、そういった金額を上回ることができるように交渉したようで、細かくインセンティブが設定されています。

ローゼンタール氏の伝えている出来高をまとめたものが以下のとおりとなります。

項目 金額
基本年俸(保証額) $14,000,000
オールスター出場 $500,000
ゴールドグラブ賞 $500,000
シルバースラッガー賞 $500,000
ディビジヨンシリーズMVP $500,000
リーグチャンピオンシップMVP $500,000
ワールドシリーズMVP $500,000
リベラ/ホフマン賞 $250,000
年俸の最大額 $17,250,000

最も優秀なリリーフ投手が受賞できるマリアノ・リベラ賞(ア・リーグ)、トレバー・ホフマン賞(ナ・リーグ)や、ポストシーズンでのMVP、シルバースラッガー賞などすべての条件を満たした場合には、クオリファイングオファーの1年1740万ドルに近い金額となります。

ただ、ポストシーズンのすべてのシリーズでMVPというのは至難の業で、現実的には100万ドルから150万ドルが上積みできれば御の字と言えるインセンティブの設定です。

グレッグ・ホランドはシーズン終了後の11月に33歳になりますが、今度のシーズンオフはクオリファイングオファーの対象外となりますので、2018年に結果を残して複数年契約を再びFA市場で手に入れることを試みることになります。

表向きにはクローザーの補強に消極的な姿勢を貫いていたセントルイス・カージナルスですが、クローザーに据えるはずだったルーク・グレガーソンがハムストリングスを痛めて故障者リストに入ったことで、状況がやや変わりました。

それでもルーク・グレガーソンは4月中旬には戻ってくる予定ではありますし、トッププロスペクトで将来的にはクローザーになることも選択肢と言われているアレックス・レイエスも5月にはトミー・ジョン手術から復帰する見込みです。

そして、グレガーソンが抜けたことにより手薄にはなりましたが、ドミニク・レオン、タイラー・ラインズという勝ちパターンの2人が残っているため、慌てて補強に動く必要もありませんでした。

ただ、クローザーとしての経験と実績も十分なグレッグ・ホランドを加えることは、大きな戦力アップが期待できるため、価値のある補強となる可能性が高い動きです。

クローザーにグレッグ・ホランドを据えれば、その前にルーク・グレガーソン、ドミニク・レオン、タイラー・ライオンズの3人を置くことできるようになり、不安が残る先発ローテをカバーできる見込みを立てることができます。

シカゴ・カブスの地区3連覇は確実かと思われましたが、この補強で差は縮まると見込まれるため、より拮抗したレギュラーシーズンが期待できそうです。

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