カージナルスがジャンカルロ・スタントン獲得に本腰!トップクラスの有望株の放出も辞さない姿勢に

St.Louis Cardinals Top Catch

年俸総額を1億4000万ドルから9000万ドルまで圧縮することを目標としているため、2018年から年俸が2500万ドルに跳ね上がるジャンカルロ・スタントンのトレードを模索しているマーリンズです。

10年2億9500万ドルと残契約が巨額であることはネックではあるものの、投手有利のマーリンズパークを本拠地としながら59本塁打を打つことができる、そのプレミアムなパワーは中軸の補強が課題のチームにとって魅力な存在となっています。

デビッド・オルティーズを失った後、25本塁打以上を打つ選手がいなくなるという現実的な問題に加えて、華のあるスタープレイヤーが不在になったレッドソックスの地元メディアやファンには待望論もあります。

しかし、レッドソックスも年俸総額を抑制する方向であることや、かつてほどにはファームのプロスペクトの層が厚くはないこともとあり、マーリンズを納得させることができるオファーが提示できるかには疑問が残る状態ではあります。

そのような中、昨年のシーズン途中にもジャンカルロ・スタントンのトレード獲得に興味を示したとされるセントルイス・カージナルスが本腰を入れて動く可能性が浮上しています。

殿堂入りしている大物記者のピーター・ギャモンズ氏が以下のように伝えています。

The Red Sox have not reached out to Giancarlo Stanton’s agent Joel Wolfe, and they probably understand that not only is Stanton’s contract sizeable, he—and no one else—will decide where he goes because of that contract. Boston is an unlikely choice (although Stanton’s mother is from Ponce), and while the Cardinals have reportedly made one of their best young pitchers available if the Derek Jeter ownership will take back some of the money, there is no comparable pitching in the upper half o the Boston system right now even if in the unlikely event Stanton says he’d go there that they could agree on player compensation.

残っている契約が大きすぎることもあり、レッドソックスがジャンカルロ・スタントンの代理人に接触している形跡はないようです。ただ、どちらにしてもボストンが移籍の選択肢となる可能性は低そうな一方で、カージナルスはマーリンズが年俸の一部を負担するのであれば、若いベストの投手を1人を交換要員に含める準備があるようだと伝えています。

カージナルスにはそのような質の高いプロスペクトがいるのですが、残念ながらレッドソックスのファームにはそれに相当するような投手のプロスペクトはいないと、ギャモン氏は述べています。

カージナルスのNO.1プロスペクトはMLB公式サイトがMLB全体でも14位にランクしている投手のトッププロスペクトであるアレックス・レイエス、続いて同47位にジェイク・フラハティ、2017年開幕前にはベースボール・アメリカがトップ50にランクし、メジャーで60回1/3を投げて防御率3.88と結果を残したルーク・ウェイーバーなどがいます。

さらに2017年シーズン開幕前にベースボールプロスペクタスが40位にランクしたサンディ・アルカンターラもメジャーデビューを果たすなど、メジャーレベルに近い有望株の投手には事欠かない状態です。

一方のレッドソックスは2016年ドラフト1巡目12番目指名のジェイ・グルームはMLB全体で42番目にランクされていますが1Aにとどまります。続くのは2017年ドラフト1巡目全体24番目指名のタナー・フックが1A、2017年ドラフト5巡目161番目のアレックス・シャーフがルーキーリーグという段階ですし、トップ100にランクもされていません。

マーリンズの先発ローテの軸となるべきエディンソン・ボルケスはトミージョン手術を受け2018年の戦力とは見込めず、チェン・ウェインは左肘の靭帯が部分断裂した状態のままで、ダン・ストレイリー、ホセ・ウレーニャ、アダム・コンリーの3人と、ルーキーのディロン・ピーターズを加えても4人しか目途がたっていません。

マーリンズは若い野手はいるものの、投手の有望株はマイナーのローレベルばかりで、年俸を抑えられる若い先発投手が不足しています。
カージナルスであれば、そのマーリンズのニーズを満たすパッケージを用意できる状態です。

カージナルスも年俸総額が年々増えているため大きな余裕があるわけではありませんが、観客動員は多く、新しい放映権契約による収入増が見込める状態です。そのため一旦はレッドソックスと契約したデビッド・プライスと合意間近までいく条件を提示できています。

シカゴ・カブスのコアとなる選手たちは優秀でかつ能力が高く、ミルウォーキー・ブルワーズも当初の想定よりも早く再建進んでいて充実しつつありますし、ピッツバーグ・パイレーツも侮ることはできない存在です。

5年連続ポストシーズン進出、ワールドシリーズ制覇1回を含む地区3連覇など常勝球団だったカージナルスですが、2年連続でポストシーズン進出を逃しました。打線の上位1番から3番までの長打率.425は両リーグ27位、4番打者の長打率.444は19位と明らかに長打力が不足しているため、チームの編成権を握るジョン・モゼリアック社長は「長期に渡って中軸を打てるインパクトのある野手」を探す方向性とされています。

ジャンカルロ・スタントンのトレードの動向で、カージナルスの名前が頻繁に報じられることになりそうです。

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