カージナルスのレイズとの交渉はクリス・アーチャー狙いか!先発ローテの補強に比重

St.Louis Cardinals Top Catch

2017年のカージナルズは地区3位に沈み、ワイルドカードによるポストシーズンの進出も逃す屈辱のシーズンとなりました。そこからの巻き返しを狙う上で重要な課題となっていたのがクローザー、セットアップマンのテコ入れでした。

カージナルスは先制してリードしながらも41試合で逆転負けを喫していて、ナ・リーグを制したドジャースよりも20試合以上多い結果となったためです。

スポンサーリンク

ブルペンの補強が大きな課題と考えられるも・・・

オ・スンファン、トレバー・ローゼンタールの2人が不安定だったことが大きな原因でしたが、両者ともにチームを去りました。2人に代わってシーズン終盤にクローザーを務めたファン・ニカシオもFAでチームを去ったため、ブルペンのテコ入れが必要となりました。

その補強として獲得したのがルーク・グレガーソンです。ルーク・グレガーソンは2015年に31セーブ、2016年も15セーブをあげるなど、クローザーとしての実績もある投手です。ただ、昨年は防御率4.57、WHIP1.34と不本意な成績に終わっていますし、34歳という年齢を考えると不安は残ります。

しかし、カージナルスのモゼリアックGMは、ブルペンは十分な状態であると話し、可能性は否定しないもののクローザーの補強が絶対に必要だとは考えていないことが報じられています。

セントルイス・ポスト・ディスパッチのデリック・グールド氏が以下のように伝えています。

For another — the bullpen — the Cardinals could perform a similar audit, option by option, name them by name, and given Mozeliak’s comments Saturday arrive at a different conclusion.

They’re good.

For them, for now, that’s good enough.

この前のセクションでは、野球運営部門のモゼリアック社長がスターティングメンバーについて詳細に検討した結果、良いラインナップではあるものの、素晴らしいラインナップにする必要があると判断し、ジャンカルロ・スタントンの獲得に動き、最終的にはマーセル・オズナを獲得したことが。伝えられています。

モゼリアック社長は、同様にブルペンについても一人ひとりを詳細に検討したのですが、現時点では「十分」なものだという結論に至ったようです。

At the opening of the Cardinals’ annual Winter Warm-up, Mozeliak, the team’s president of baseball operations, said the team will approach spring training with newcomer Luke Gregerson as the closer and the hope that an armada of young, power arms will boost a bullpen that the team admitted was brittle in 2017. Mozeliak said the team is still “kicking tires” on a few options that could change that plan, but he stressed that he’s comfortable starting the season with what he has now to finish games, even with other, proven options still available as free agents.

モゼリアック社長は「スプリングトレーニングを迎えるにあたりルーク・グレガーソンをクローザーに据える構想で、さらに若い投手たちの台頭によるブルペンのグレードアップを期待している」とのことです。
引き続き補強に向けて動いているため、「プランが変わる可能性はある」ということは付け加えられていますが、「現在のブルペン陣でシーズン開幕を迎えても良いと考えている」ことをモゼリアック社長はより強調しています。

カージナルスは、先発ローテ候補として期待されてきたタイラー・ライオンズにリリーフ投手としての適性があることを見出したこともあり、セットアップマンとして期待されています。さらにトミージョン手術から復帰してくるチームのNO.1プロスペクトで、100マイルを超える球速を持つアレックス・レイエスをリリーフとして起用し、その結果クローザーにステップアップしてくることも歓迎するスタンスです。

他にもマイナーに将来的にクローザー候補の投手が控えています。3Aのダコタ・ハドソンは2016年ドラフト1巡目34番目指名の23歳で、97マイルのファーストボールと空振り率とゴロ比率の高い鋭いスライダーを持っていて、勝ちゲームの終盤を任すことができる存在になる可能性があります。

他には1Aレベルではありますがジョーダン・ヒックス、ライアン・ヘルズリーの両右腕も100マイル超のファーストボールを投げることができ、将来的なクローザー、セットアップマンとして期待されています。

カージナルズは選手育成に優れ、ファームから育ててきた選手を主力とすることでチームを強化してきました。そのような方針のもと、すでにマイナーに有望な若い投手が控えていることもあり、それらの選手をブロックすることになるベテランのクローザーに、長期契約を提示したくないようです。

これまで報道されてきたレイズとの交渉ではクローザーのアレックス・コロメに関心を示しているとされていました。FA市場にグレッグ・ホランドという経験と実績ともに豊富なトップクラスのクローザーがいます。しかし、カージナルスのフロントはブルペンはある程度見込みがたったと考えていることもあり、実際には強い関心までは持っていないようです。

All-Star closer Greg Holland remains available, though any Cardinals interest is, at most, tempered. Two sources said reports of the Cardinals’ interest in trading for Rays closer Alex Colome were overstated. (Talks with Tampa Bay, from the Cardinals’ perspective, appear to have centered on starter Chris Archer.)

カージナルスのグレッグ・ホランドへの関心は良くても「穏やかな」もので、アレックス・コロメに関する報道は「大げさ」なものだと2人の情報筋が話していていて、レイズとのトレード交渉ばクリス・アーチャーを中心とした話し合いのようだととグールド氏は伝えています。

2017年のカージナルスは9人の投手が先発し、トータルで919回1/3を消化していますが、そこからランス・リンの186回1/3、マイク・リークの154回を失っています。

カージナルスの先発ローテはカルロス・マルティネス、マイケル・ワカ、アダム・ウェインライト、ルーク・ウィーバー、マイルズ・マイコラスの5人が想定されている現状ですが、ワカとウェインライントは健康面に不安があり、ウィーバーは2018年が初のフルシーズで、マイコラスはMLBでは未知数であることが否めません。

ランス・リンとマイク・リークが消化した340イニングを埋めるには、少々心もとないところはありますので、先発投手の補強に関心を示すことは驚きではありません。

現時点ではカルロス・マルティネスが先発ローテの1番手、アダム・ウェインライトが2番手となるのですが、ウェインライトは年齢による衰えを感じさせるところがあり、フロントスターターにもやや弱さがあります。

カージナルスは、マーセル・オズナのトレードを成立させてもなお、交換要員として魅力的なプロスペクトを抱えていて大型トレードを成立させることは可能なため、イニング数、フロントスターターの問題を解決できるクリス・アーチャーは理想的なターゲットの1人となりますす。

野手、ブルペンの補強よりも先発ローテ補強に比重をおいていると考えられる報道で、今後のトレードとFAの両面での動きが注目されるカージナルスです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています