カージナルスとポール・デヨングが6年2600万ドルで契約延長!最大では8年5150万ドルに

St.Louis Cardinals Top Catch

セントルイス・カージナルスのポール・デヨングはメジャーリーグ全体で注目をあびるようなプロスペクトではありませんでした。

しかし、2017年のメジャーデビュー後の108試合で25本塁打、OPS.857という素晴らしい結果を残すなどしてメジャーに定着し、ナ・リーグの新人王投票で7位となりました。

カージナルスは、そのポール・デヨングと早々に大型の契約延長に踏み切りました。

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サービスタイムが1年未満の選手としては史上最高の契約延長に

ファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

カージナルスとポール・デヨングが6年総額2600万ドルで契約延長したことが伝えられています。

さらにセントルイス・ポスト・ディスパッチのデリック・グールド氏がオプションが2年間分設定されていることを伝えています。

The deal also includes two option years and a total possible value of $51.5 million, confirmed a source. The options are both club options and they are worth $12.5 million for 2023 and $15 million for 2024.

2023年を1250万ドル、2024年を1500万ドルで更新できる選択権をチーム側がもつため、最大では8年総額5150万ドルに達することになる契約延長で合意したことになります。

保証された6年2600万ドルという契約延長は、メジャーのアクティブロースターの登録日数(サービスタイム)が1年未満の選手としては史上最高規模で、ホワイトソックスがティム・アンダーソンと結んだ6年2500万ドル(2017-2022)を上回るものとなっています。

ポール・デヨングは2014年ドラフトで38巡目にパイレーツに指名されるも契約せず、2015年ドラフトでカージナルスに4巡目全体131番目で指名されてプロ入りしています。

右投げ右打ちの24歳でショートとセカンドをポジションとするミドルインフィルダーです。

2015年にルーキーリーグでデビューして順調にステップアップしてきた選手で、2016年は2Aの132試合で打率.260/出塁率.324/長打率.460/OPS.784、22本塁打という成績で、2017年は3Aで開幕を迎えています。

その3Aでは48試合に出場し打率.299/出塁率.339/長打率.571/OPS.909、13本塁打という素晴らしい成績を残したため、2017年5月28日にはメジャー昇格を果たしています。

メジャー昇格後も3Aでの好調さを維持し、108試合の出場でありながら25本の本塁打を打ち、打率.285/出塁率.325/長打率.532/OPS.857と素晴らしい結果を残していました。

ポール・デヨングは2017年にメジャー昇格を果たしたものの、フルシーズンではなかったこともあり、年俸調停権を手にできるのは3年後(2020年シーズン終了後)、FAとなるのは6年後(2023年シーズン終了後)となっていました。

カージナルスは、今回の契約延長で「年俸調停権の3年間分」と「年俸調停前の3年間分」を買取り、さらに「FA分の2年間」を2750万ドルで更新できる権利も有することになりました

現在の相場では、クリス・ブライアントやムーキー・ベッツのように年俸調停1年目から1000万ドルを超える契約を手にできます。2017年のような活躍をデヨングが継続してくれれば、6年間分を2600万ドルで保証したカージナルスにとっては非常にリーズナブルな契約となります。

カージナルスは観客動員もメジャー屈指で、大型のテレビ放映権契約もあるため資金力は豊富です。しかし、選手育成能力が素晴らしく、頭角を現した有望な選手を早々に契約延長でつなぎとめることで、年俸総額を抑えながら強いチームを作り続けています。

長くチームのエースとして君臨してきたアダム・ウェインライトとは、4年1500万ドル(2008-2011)に2年間のチームオプション(2012&2013)を付けて契約延長し、2013年のシーズン開幕前(3/27)には5年9750万ドル(2014-2018)で、さらに契約延長しています。

チームの柱である正捕手のヤディアー・モリーナとは2008年1月に4年1550万ドル(2008-2011)に1年のチームオプション(2012)で契約延長し、さらに2012年シーズン開幕前(3/1)に5年7500万ドル(2013-2017)に2018年を双方の合意で更新できるミューチャルオプションで合意しました。
2017年がモリーナとの契約最終年で、2018年がオプションとなっていたのですが、2017年シーズンの開幕前に3年6000万ドル(2018-2020)で、さらに契約延長を結んでいます。

他には2012年に新人王投票で6位となったマット・カーペンターと2014年シーズン開幕前の3月に5年8250万ドル(2014-2019)にチームオプションを1年(2020)、チームのエースであるカルロス・マルティネスとは年俸調停の3年間とFAの2年間を買い取る5年5100万ドル(2017-2021)に2年間のチームオプション(2022&2023)で、それぞれ契約延長しています。

カージナルスは「中長期的にチームのコアとなれる」と判断した選手には早い段階で契約延長を行ってきています。今回の契約延長により、ポール・デヨングはその一人として名を連ねたことになります。

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