マディソン・バムガーナーのトレード拒否球団リストは?

サンフランシスコ・ジャイアンツのシーズン開幕前の評価は芳しいものではありませんでしたが、その下馬評を覆すことはできず、地区首位とは8.5ゲーム差の最下位、ワイルドカードにおいても5.5ゲーム差で10位と苦境に陥っています。

主力選手の高齢化と高年俸、ファームの選手層など、様々なテコ入れが必要なジャイアンツですが、トレードで若い選手をストックしていくのも簡単ではありません。

そのような中にあって多くの球団が関心を示す、最高の交渉カードがマディソン・バムガーナーです。

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戦略的にトレード拒否権を設定

マディソン・バムガーナーは現在29歳で、レギュラーシーズン、ポストシーズンでの実績も十分でありながら、年俸は1200万ドルと格安です。

今季終了後にFAとなることもあり、下位に低迷するジャイアンツがシーズン終了までチームに残すことに大きなメリットはありません。

そのため今年の夏のトレード市場の最大の目玉の一人として注目を集めることが確実ですが、そのバムガーナーの「トレード拒否権」についての報道がなされています。

以下はジ・アスレチックのケン・ローゼンタール氏です。

バムガーナーのトレード拒否権は8球団に限定されているようで、その対象となったのがブレーブス、レッドソックス、カブス、アストロズ、ブルワーズ、ヤンキース、フィリーズ、カージナルスとなっています。

対象として指定した球団はいずれも優勝を争うチームで、ポストシーズンに向けて補強が予想されます。

ポストシーズン進出の可能性が高い球団でありながら、対象となっていないのはドジャース、インディアンスなどとなります。

このリストに関しては、行きたくない球団を指定したのではなく、獲得に動いてくるチームの中からバムガーナー側が主導権をもって選択できるようにするためのものと考えられます。

さらに、場合によってはトレード交渉をする上で、契約延長も踏まえて話し合いをすることも可能になるかもしれません。

ジャイアンツ側にとって放出するメリットは年俸総額の削減、若い優秀な選手の獲得といったメリットがありますが、バムガーナー側にもメリットが存在します。

シーズン中にトレードされた場合には、クオリファイングオファーの対象となりませんので、シーズンオフのFA市場での足かせが減ることになります。

クオリファイングオファーを拒否し、ドラフト指名権の問題があるダラス・カイケル、クレイグ・キンブレルがいまだに契約できていませんので、バムガーナーと言えども無視できない要素です。

拒否権リストの中の球団の中ではフィリーズよりもブレーブスの方が優先順位が高いようだと伝えられています。

今季の防御率は3.99と抜群に良いわけではありませんが、FIP(Fielding Independent Pitching:味方の守備の影響を排除して投手の実力を測るために使用される疑似防御率。被本塁打、与四球、奪三振などをベースに算出)は3.50と悪いものではありません。

また奪三振率は9.2、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)は1.4と安定していますので、優勝を争う環境で、さらに上積みがあっても不思議ではありません。

ポストシーズンの通算成績が102回1/3で防御率2.11と圧倒的な大舞台での強さを持つマディソン・バムガーナーの争奪戦が注目されます。

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