ブルワーズがロレンゾ・ケインと5年8000万ドルで合意!余剰の外野手でさらなるトレード補強も

クリスチャン・イエリッチのトレード交渉と、ロレンゾ・ケインへの契約提示が、ほぼ同じタイミングで伝えられたブルワーズでしたが、その両方を成立させるに至りました。

クリスチャン・イエリッチのトレード獲得が発表された後、ロレンゾ・ケインと合意に達したと複数の米記者が伝えています。

FOXスポーツのケン・ローゼンタール氏が以下のようにツイートしています。

メディカルチェックが残っているものの、契約の条件面でブルワーズとロレンゾ・ケインとが合意に達したと伝えられています。

さらに条件の内容についてはESPNのジェリー・クラスニック氏が伝えています。

「ロレンゾ・ケインとブルワーズは5年8000万ドルの契約で合意した」こと、「契約にはトレード拒否権と賞の獲得によるボーナスが含まれている」と契約内容について伝えられています。

そしてこの5年8000万ドルは現時点でこのシーズンオフ最大の契約となっています。

ロレンゾ・ケインはロイヤルズではレフトにアレックス・ゴードンがいたこともあり、センターを中心にライトも守りました。
一方、トレードで移籍することになったクリスチャン・イエリッチは2017年はセンターが専任で、それ以前はレフトがメインで、たまにセンターを守るという起用でした。

ブルワーズのレフトにはライアン・ブラウンがいるため、この2人がセンターとライトを守ることになることが濃厚です。現時点では「経験」と「年齢(26歳と31歳)」によりクリスチャン・イエリッチがセンター、ロレンゾ・ケインがライトを守ることが増えるのではないかと予想されます。

このあたりの起用方法は、今後注目したいところとなります。

クリスチャン・イエリッチのトレードとロレンゾ・ケイン獲得後のブルワーズの予想されるラインナップは以下のとおりとなります。

  1. (CF)クリスチャン・イエリッチ:OPS.807、18本塁打、16盗塁
  2. (RF)ロレンゾ・ケイン:OPS.803、15本塁打、26盗塁
  3. (3B)トラビス・ショー:OPS.862、31本塁打、101打点
  4. (LF)ライアン・ブラウン:OPS.823、17本塁打、52打点
  5. (1B)エリック・テームズ:OPS.877、31本塁打、63打点
  6. (SS)オーランド・アルシア:OPS.731、15本塁打、14盗塁
  7. (C)スティーブン・ボート:OPS.708、12本塁打
  8. (2B)ジョナサン・ビラー:OPS.665、11本塁打

下位打線には弱さが残りますが、上位打線は強力で、得点力アップが期待されます。

この補強により戦力に厚みがましたのですが、それと同時に多くのチームが関心を示すであろう外野手がベンチ要員になってしまいました。

今後注目されるのは、ドミンゴ・サンタナら余剰となっている外野手を中心とした動きです。

25歳のドミンゴ・サンタナは2017年にブレイクし、151試合で打率.278/出塁率.371/長打率.505/OPS.875、30本塁打、85打点と素晴らしい成績を残しました。
守備は外野の両コーナーがメインですが、スポットであればセンターを守ることもできます。契約も2021年までの4年間コントールでき、2018年の年俸も55万ドル程度と格安です。

27歳のキーオン・ブロクストンは2017年に打率.220/出塁率.299/長打率.420/OPS.719と粗さが目立つものの20本塁打を記録し、センターを守ることできます。契約は2022年までの5年間をコントロールでき、年俸はこちらも55万ドルと格安です。

23歳のブレット・フィリップスは2016年シーズン開幕前にはベースボール・アメリカが57位、ベースボールプロスペクタスが61位、MLB公式サイトが32位にランクしていた有望株で、2017年にメジャーデビューを果たしています。
センターを中心に外野の3つのポジションを守ることができ、37試合で打率.276/出塁率.351/長打率.448/OPS.799、4本塁打、5盗塁と期待が持てる結果を残しました。
メジャーデビューを果たしたばかりのため、2023年までの6年間をコントロールでき、こちらも年俸は55万ドル前後です。

ブルワーズはエリック・ソガード、エルナン・ペレスといったユーティリティプレイヤーも外野を守ることができるため、外野に余剰が多くなっています。

ロレンゾ・ケインの年俸の内訳はあきらかになっていませんが、クリスチャン・イエリッチの年俸と合わせて、年俸総額が2000万ドルから2500万ドルが増加する見込みとなっています。この補強の前の時点で7000万ドルに達していましたので、9000万ドルから9500万ドル程度になったと考えられます。

ブルワーズのこれまでの年俸総額の最高額は1億400万ドルのため、補強予算は多く残っていません。

ブルワーズのベストのシナリオは36歳となる2020年までの3年6000万ドルが残るライアン・ブラウンを放出して、ドミンゴ・サンタナにレフトを守らせることではないかと考えられます。
それができれば大きく年俸総額を削減できるため、ダルビッシュのようなトップクラスの先発投手が獲得できる枠を用意することができます。

もしライアン・ブラウンの放出が難しい場合には、余っている若い外野手を交換要員として、トレードで先発ローテやリリーフを補強することもできます。

現在の先発ローテはヨバニ・ガヤルド、ジョーリス・チャシーンを入れる編成です。エースのジミー・ネルソンは予想よりも順調に回復していますが不安は残りますので、勝負をかけるのであれば、先発ローテをテコ入れしたいところです。

ブルワーズへの外野手のトレード打診が増えることは確実で、今後も活発な動きが予想されます。

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