ブルワーズはライアン・ブラウンの一塁での起用を検討!MLB屈指の強力な外野を編成へ

ブルワーズは交換要員としてブリンソンを放出したものの、クリスチャン・イエリッチとロレンゾ・ケインの2人を加えたことにより外野手が、ロースターにあふれる状態となりました。

レフトにはライアン・ブラウンがいるため、イエリッチとケインに押し出されるかたちで、昨年30本塁打を打ったドミンゴ・サンタナがベンチ要員となる編成となり、トレードの打診を早くも受けているブルワーズです。

しかし、ブルワーズはライアン・ブラウンをファーストに移動させることで、外野の混雑状態を軽減し、なおかつ戦力の厚みを維持することを検討しているようです。

FOXスポーツ/ジ・アスレティックのケン・ローゼンタール氏が以下のように伝えています。

Believe it or not, the next move for the Milwaukee Brewers is not necessarily to trade right fielder Domingo Santana.

The team will continue listening to offers on Santana, as well as outfielders Keon Broxton and Brett Phillips, as it searches for starting pitching. But club officials acquired Christian Yelich and Lorenzo Cain on Thursday with the idea of them joining Santana to form potentially the best outfield in baseball, major league sources say.

「信じられないかもしれないが、ブルワーズの次なる動きは必ずしもドミンゴ・サンタナのトレードではない。チームはサンタナ並びにキーオン・ブロクストン、ブレット・フィリップスら外野手のトレード打診に耳を傾けていく方向性だ。しかし、球団関係者によるとクリスチャン・イエリッチとロレンゾ・ケインの獲得は、ドミンゴ・サンタナと組み合わせて外野で起用することを視野に入れてのものだ」と伝えられています。

ドミンゴ・サンタナは外野の3つのポジションを守ることができます。そのため、クリスチャン・イエリッチをセンター、ロレンゾ・ケインをライトに据え、サンタナをライトに回すことで、MLBでベストとなる可能性がある外野の布陣を作り上げることを意図して補強を行ったことになります。

そうなるとチームの主砲であり、フランチャイズの顔でもあるライアン・ブラウンのポジションがなくなります。そのためライアン・ブラウンをファーストに配置転換することも視野に入れているようです。

Left fielder Ryan Braun, a Brewers fixture since 2007 who is owed $57 million through 2020, still would fit with the club, but not in his accustomed role as an everyday outfielder. Sources say the Brewers have discussed using Braun at first base, a position he never has played professionally. Braun, 34, could start at first against left-handed pitching while remaining part of an outfield rotation.

ライアン・ブラウンは2020年までの3年5700万ドルの契約が残っています。その「ブラウンに、これまでプロとしては全く経験のないファーストを守らせることをチーム内部では検討している」との情報を得たとローゼンタール氏は伝えています。

ライアン・ブラウンは34歳となることもあり、外野でフル出場させるのはパフォーマンス面でも、故障の面でも望ましくありません。
ただ、ファーストには31本塁打を打った左打ちのエリック・テイムズがいることもあり、左投手の時に一塁を守り、それ以外は外野手としてローテションで出場するという起用方法が予想されます。

エリック・テイムズは右投手には打率.265/出塁率.382/長打率.551/OPS.933とかなり強いのですが、左投手には打率.182/出塁率.270/長打率.394/OPS.664と急激に数字が落ちます。

右打ちの選手と併用する方が望ましい起用方法のため、ライアン・ブラウンが守ることができるならば、ドミンゴ・サンタナをそのまま活かせるため、大きなプラスとなります。

このローゼンタール氏の記事の時点では、情報筋から得た内容として伝えられているのですが、この後、GMがその起用方法を検討し、本人と話し合っていることを認めています。

USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏によると、「デイビット・スターンズGMが、一塁への配置転換についてライアン・ブラウンと話し合っていることを認めた」とのことです。

ドミンゴ・サンタナのトレード交渉で、圧倒されるようなオファーがあれば、方向転換する可能性もありますが、現時点ではクリスチャン・イエリッチ、ロレンゾ・ケイン、ドミンゴ・サンタナ、ライアン・ブラウンの4人をジャグリングしながら起用していく方向性のようです。

ドミンゴ・サンタナは1番関心を集める選手であることは間違いありませんが、キーオン・ブロクストン、ブレット・フィリップスでも質の良い補強につながるトレードができます。

27歳のキーオン・ブロクストンは2017年に打率.220/出塁率.299/長打率.420/OPS.719と粗いものの20本塁打を打てる長打力があり、センターを守ることできます。

23歳のブレット・フィリップスは2016年シーズン開幕前にはベースボール・アメリカが57位、ベースボールプロスペクタスが61位、MLB公式サイトが32位にランクしていた有望株で、2017年にメジャーデビューを果たしています。

キーオン・ブロクストンは2022年までの5年間、ブレット・フィリップスは2023年までの6年間をコントロールでき、年俸はいずれも55万ドルと格安で、トレード市場で価値が高まる要素が揃っています。

ライアン・ブラウンとドミンゴ・サンタナのトレードの可能性は低いと考えられるため、この2人を中心としてトレード交渉を行うことが予想されるブルワーズです。

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