4人の若手との契約延長でチームが安定し長期の連覇も視野に!アトランタ・ブレーブス情報

このオフに多くの契約延長候補を抱えている球団の1つがアトランタ・ブレーブスでした。

2013年にナ・リーグ東地区を制したアトランタ・ブレーブスですが、そのメンバーを若いプレーヤーばかりです。

33歳のダン・アグラがセカンドのレギュラーを予定されている以外は、20代の若手プレーヤーがレギュラーとなっているブレーブスで、ほぼ2013年のレギュラークラスのメンバーそのままで2014年のシーズンを迎えます。

この若いプレーヤーが多いことは大きな魅力ではあるのですが、それはまたそう遠くないうちにFAとなるプレーヤーを多く抱えていることでもあります。

そのためチームは安定した戦力を確保するために、若いプレーヤーとの契約延長交渉が行われるわけですが、このオフにブレーブスは4人の選手と契約延長を行いました。

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主砲・守備の要・先発・クローザーと軸になる選手を確保したブレーブス

ブレーブスが契約延長で合意した選手とその金額の規模は以下のとおりとなっています。

  1. フレディ・フリーマン(Freddie Freeman) 24歳 1B
    2013年成績:打率.319/本塁打23/打点109/出塁率.396
    8年契約(2014-21)・総額1億3500万ドル
  2. アンドレルトン・シモンズ(Andrelton Simmons) 24歳 SS
    2013年成績:打率.248/本塁打17/打点59/出塁率.296
    7年契約(2014-20)・総額5800万ドル
  3. フリオ・テヘラン(Julio Teheran) 23歳 SP
    2013年成績:防御率3.20/14勝8敗/奪三振170/WHIP1.17
    6年契約(2014-19)・総額3240万ドル+2020チームオプション(1200万ドル)
  4. クレイグ・キンブレル(Craig Kimbrel) 25歳 RP
    2013年成績:防御率1.21/4勝3敗50セーブ/奪三振98/WHIP0.88
    4年契約(2014-17)・総額4200万ドル+2018チームオプション(1300万ドル)

このようにチームの主砲と守備の要、先発とクローザーと軸になる選手を、オプションも含めると5年から8年にわかりチームに置くことができるようになりました。

しかも20代の一番よい時期を抑えることできていますので、このシーズンオフの大きな成果といえるものでした。

フレディ・フリーマン(1B・24歳)

フレディ・フリーマンの年度別成績は以下のとおりとなっています。
フレディ・フリーマンの年度別打撃成績(2010-13)

フレディ・フリーマンはブレーブス史上最高額の契約プレーヤーとなりました。3年連続20本塁打、打点は76、94、109と上昇し、打率も.282、.259と続いた後.319と3割を超えて、OPSも.897に到達しています。

これからの伸びしろを考えた契約であり、また契約の内訳もFA権を有する年から額が上昇する契約となっています。正にチームの顔となることが期待されての大型契約です。

アンドレルトン・シモンズ(SS・24歳)

アンドレルトン・シモンズの年度別成績は以下のとおりとなっています。

アンドレルトン・シモンズの年度別打撃成績(2012-13)

2013年が本格的なレギュラー定着で打率2割台半ばながらも、本塁打17本のパンチ力があります。しかし、アンドレルトン・シモンズの場合は、その打撃力以上にMLB屈指の守備力が評価されています。

2013年は球団監督の投票で選ばれるゴールデングラブ賞、セイバーメトリクスの専門家によって選出されるフィールディング・バイブル・アワードを同時に受賞するなど、抜きん出た守備力を誇ります。

実質1年だけの活躍ながら7年にも渡る長期契約はこの守備力がある上に、パンチ力がある点が評価されているということです。今後が楽しみなプレーヤーの一人です。

フリオ・テヘラン(23歳・SP)

フリオ・テヘランの年度別成績は以下のとおりとなっています。

フリオ・テヘランの年度別投手成績(2011-13)

フリオ・テヘランはMLB.comの2013年プロスペクトランキングで31位にランクされ、2013年に本格的にブレークしました。最速96マイル(154.5キロ)のフォーシームに、スライダー、ツーシーム、カッター、チャンジアップを織り交ぜるスタイルです。

将来的にブレーブスのエースとなるだろうとの評価に違わぬ活躍をしましたので、即座にブレーブスが6年契約を結びました。

クリス・メドレンに次ぐ、先発ローテ2番手として2014年も活躍が期待されます。

クレイグ・キンブレル(25歳・RP)

クレイグ・キンブレルの年度別成績は以下のとおりとなっています。

クレイグ・キンブレルの年度別投手成績(2010-13)

最速100マイル(約161キロ)のフォーシームと、90マイル(145キロ)のスライダーで驚異的な奪三振率を誇っています。メジャー通算の奪三振率が15.08ととんでもない数字を残しています。

46セーブ、42セーブ、50セーブという3年連続40セーブ以上も素晴らしい数字ですが、それ以上に中身が圧倒的で通算防御率も1.39、WHIP0.90となっています。

今やMLB屈指のクローザーなので延長は当然とも言えますが、勤続疲労が出やすく、故障も起きやすいポジションということもえ影響があるのでしょうか、4年と短めになっています。

かつての黄金時代のような圧倒的な強さはありませんが、徐々に戦力も整い、連覇も十分に狙える戦力となっています。これらの中心選手がブレーブスの新たな黄金時代を作り出せるか注目していきたいです。