マット・ケンプがブレーブスへトレード!パドレスはヘクター・オリベーラを獲得

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チームの再建に向けて次々と主力選手を放出し年俸総額の削減とプロスペクトの獲得を続けているサンディエゴ・パドレスがさらにその動きを加速させています。

ジェームズ・シールズをホワイトソックスに、メルビン・アップトン・ジュニアをブルージェイズに、アンドリュー・キャッシュナーをマーリンズにトレードしたのに続き、マット・ケンプをアトランタ・ブレーブスにトレードで放出しました。

サンディエゴ・パドレスはマット・ケンプを放出する代わりに、アトランタ・ブレーブスからエクトル・オリベラを獲得しています。

エクトル・オリベラはドジャースと2015年から2020年の6年6250万ドルの大型契約を結んだキューバ出身の選手です。

エクトル・オリベラは昨年の7月30日にブレーブス、マーリンズの3球団で12名が絡む大型トレードでアトランタ・ブレーブスに移籍しました。

アトランタ・ブレーブスはエクトル・オリベラの争奪戦にも参加するなど、その能力を高く評価していたのですが、ドジャースとの争奪戦に敗れて獲得には至りませんでした。

しかし、2015年のトレード期限前の大型トレードでブレーブスは獲得することに成功しました。

ブレーブスはチームが再建モードということと、オリベラの年齢が30歳ということもあり、すぐにチャンスが与えられたのですが、24試合で打率.253/出塁率.310/長打率.405/OPS.715と大型契約に見合う成績でない上に、三塁手としての守備に問題を抱えていることが露呈してしまいました。

その結果、2016年からは外野手として起用されていたのですが、その守備も不安定で打撃成績は6試合で打率.211/出塁率.238/長打率.263/OPS.501と低迷しました。

そこでさらに問題が発生し82試合の出場停止処分を受けることになります。

4月にワシントンDCのホテルで、MLBのDV規定に抵触する事件を起こしたことが発覚し、82試合の出場停止処分を受けてしまい、低パフォーマンスに加えて、モラル上の問題も抱えることになり、2016年から2020年までの約3250万ドルが焦げ付きそうな状況となっていました。

アトランタ・ブレーブスはこのトレードによりこのエクトル・オリベラの2017-2020年(400万ドル/600万ドル/750万ドル/850万ドル)の2850万ドルを削減したことになります。

ただ、マット・ケンプを獲得していますので、負担する年俸は増えることになります。

マット・ケンプは2017年から2019年までの3年間は毎年2150万ドルの契約となっています。そのため来季からの3年間で6450万ドル余りの契約が残っていることになりますので、ブレーブスはそれを引き継ぐことになります。

さらに今回のトレードではパドレスがブレーブスに1050万ドル程度の金銭を負担することになっていますので、ブレーブスが負担するのは5400万ドルとなります。

しかし、エクトル・オリベラに2850万ドルを支払う必要があった分を削減できていますので、ブレーブス側としては金銭的な負担は実質的に2550万ドル増となりますが、エクトル・オリベラではなくマット・ケンプを3年間コントロールできることになりました。

年平均500万ドルでブレーブスはマット・ケンプを、エクトル・オリベラの契約を外すことができることになりました。

パドレス側としては来季からの6400万ドルのうち、ドジャースが1050万ドルを負担することになっていましたので、実質的な負担は5400万ドルでした。

今回のトレードではマット・ケンプを放出することで5400万ドルを削減できることになりましたが、オリベラの2850万ドルが負担増となるため、実質的には2550万ドルの削減に成功したことになります。

エクトル・オリベラの今後については、DV問題の影響もありパドレスが出場停止処分が終了した直後にDFAするとの情報も流れましたが、実際にはパドレスが少し様子を見てから判断する可能性もあるようです。

マット・ケンプのブレーブスでの期待はあまり定かではありません。

が、大規模再建モードのため若い選手の育成とともに、ベテラン選手を復活させてトレードに出すことで、さらにプロスペクトを獲得するということを繰り返していますので、マット・ケンプも同様に再度トレードの交換要員となる可能性はありそうです。

年俸総額を削減したかったパドレスですが、マット・ケンプの相手がなかなか見つからない中、DV問題を起こしたオリベラをロースターに残したくなかったブレーブスが相手になってくれ、ブレーブスはマット・ケンプでさらに商売をしようと試みているのではないかと考えられるトレードです。

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