ボストン・ヘラルドがジョン・レスターとの大型の契約延長に警鐘!

レッドソックスのエースであるジョン・レスターとチームの間で契約延長交渉が行われていましたが、ここにきて一旦中断することとなりました。

それは破談ということではなく、一旦、冷却期間をおくためという意味合いが強いものです。

そのジョン・レスターとの契約延長交渉について、ボストン・ヘラルドが、大金を注ぐべきではないと警鐘をならす記事を掲載しました。

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見習うべきは金満球団ではなくスマートな2球団?

この記事ではレスターが、ペドロ・マルティネスやロジャー・クレメンスほどの圧倒的なエースではないものの、ケガも少なく、安定した成績を残していて、現在のレッドソックスにおいてNo.1スターターであることは認めています。

その一方ですでに30歳の年齢で1390イニングを投げ、今シーズン中には1500イニングに到達しようとする選手に5-6年、1億3000万-1億4000万ドルを投入するのはリスクが大きいと指摘しています。

レスターがFAとなって他球団と交渉した場合には、現在の相場からするとその規模の契約がオファーされる可能性が高いです。しかし、ボストン・ヘラルドは他のチームがするからと言って、同じような金額を出すべきではないとしています。

具体的にはヤンキース、ドジャース、タイガースの3球団のことを指しているのですが、レッドソックスはそれらの球団のやり方ではなくアスレチックスやレイズならどうするかを考えたほうが良いとしています。その両球団ともMLBでも5本の指に入る少ない予算ですが、近年安定した成績をおさめています。

レイズはデビッド・プライスが今シーズン終了後にはチームを去ることが確実視されていますが、内部での育成が充実しているため、それでも強力な先発投手陣だとしています。

またレッドソックスも仮にレスターが流出しても他に計算できる投手4人との契約が2015年まで残っているし、プロスペクトで22歳のヘンリー・オーウェンズ(Henry Owens)も控えているとしています。

レスターが残留を希望していることは間違いないのですが、金額ではまだ折り合いがついていない状況です。

このまま契約延長をしないままシーズンを終えて、ジョン・レスターがケガをせずにFAとなる場合には、タイガースのマックス・シャーザー、ロイヤルズのジェームズ・シールズと並んで2014年オフシーズンの目玉となることは確実です。またブレーブスと契約したアービン・サンタナも1年契約のため再びFAとなります。

これらの投手が契約延長せずにFA市場にでた場合には、予想される前田健太の契約の動向にも影響を与えそうです。田中将大がポスティングとなった2013年オフはFA投手に大物がいませんでしたので、超大型契約となりました。

しかし、これらの投手がいれば田中将大の時よりは落ち着いた動きになるのではないかと予想されます。レッドソックスは前田健太に興味があるともされていますので、そのことも含めて注目されるジョン・レスターとレッドソックスの契約延長交渉です。

ジョン・レスターの年度別成績(2014年4月9日時点)

2014年4月9日時点のジョン・レスターの年度別成績は以下のとおりとなっています。

ジョン・レスターの年度別成績_20140409

通算成績は223試合1390.2回で防御率3.75/100勝58敗/WHIP1.30となっています。確かにボストン・ヘラルドが指摘するように、絶対的なエースというには物足りない成績です。”Good”ではありますが”Great”ではないという評価になりそうな成績と言えます。