2019年もヤンキースのレフトはマカッチェン?大物記者が再契約の可能性に言及

アンドリュー・マカッチェンは2012年から2015年の4シーズンでは、MVP投票で3位、3位、1位、5位とトップ5を外すことがありませんでした。

その4年間は平均で154試合に出場し、打率.313/出塁率.404/長打率.523/OPS.926、年平均で25本塁打、90打点、19盗塁という成績で、投手有利の本拠地で記録しました。

しかし、その後は、2016年がOPS.766、2017年はOPS.849とMVP投票の上位の常連だった時に比較すると数字を落としました。

2018年のジャイアンツ移籍後は、AT&Tパークという極端な投手有利の本拠地の影響の中では、130試合で打率.255/出塁率.357/長打率.415/OPS.772、15本塁打というまずまずの数字でしたが、やはりMVP級のシーズンからは程遠い成績でした。

ところがヤンキース移籍後は、素晴らしい成績を残しています。

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好調なマカッチェンと不振のガードナーの立場が入れ替わる

移籍後のアンドリュー・マカッチェンは18試合80打席という少ないサンプル数ではありますが、打率.237/出塁率.425/長打率.492/OPS.917、4本塁打と活躍しています。

アンドリュー・マカッチェンのトレード移籍当初は、アーロン・ジャッジが復帰する前の穴埋めがメインで、復帰後はブレット・ガードナーとレフトで併用になることが見込まれていました。

しかし、マカッチェンが好調であることに加えて、ブレット・ガードナーが8月に打率.209/出塁率.283/長打率.357/OPS.640、9月も打率.209/出塁率.271/長打率.233/OPS.503と低迷したことで、様相は大きく変わりました。

アーロン・ジャッジが復帰した後の5試合でもマカッチェンはレフトで4試合、指名打者で1試合と全て先発出場しているのに対し、ブレット・ガードナーの先発はスタントンが休養し、マカッチェンが指名打者に入った1試合にとどまっています。

このような状況もあり、ポストシーズンでもアンドリュー・マカッチェンがレフトのレギュラーとして起用され、ブレット・ガードナーが第4の外野手になる可能性が高まっています。

しかし、2019年のヤンキースのレフトを引き続きアンドリュー・マカッチェンが守る可能性も浮上しているようです。

ボストン・グローブ紙のニック・カファード氏が以下のように伝えています。

If the Yankees can cut a reasonable deal, they’d like to have Andrew McCutchen, who will be a free agent, back next season. The Yankees like him on the field and in the clubhouse. The Yankees could part ways with left fielder Brett Gardner, who has been reduced to a bench role and whose $12.5 million club option will likely be bought out for $2 million. And yes, Jacoby Ellsbury could return in 2019.

『合理的な、リーズナブルな契約が結べるのであれば、ヤンキースは今季終了後にFAとなるアンドリュー・マカッチェンと再契約したいと考えている。ヤンキースはフィールドだけでなく、クラブハウスでの彼の存在感も評価している。ベンチで過ごす時間が多くなり、来季が1250万ドルのチームオプションが行使されず、200万ドルのバイアウトが支払われる可能性が高いブレット・ガードナーと別々の道を行くことを選ぶ可能性がある。ジャコビー・エルズベリーも2019年には戻ってくる。』

8月に35歳となったブレット・ガードナーの2018年シーズンは133試合で打率.237/出塁率.325/長打率.366/OPS.690、12本塁打、15盗塁となっています。打撃面ではそこそこですが、盗塁の成功率は88.23%(15/17)と高く、レフトの守備はDRSが+11、UZRが+5.5と良い数字で、センターでもそれぞれ+2、+1を記録するなど守備面は未だにメジャーの平均以上のレベルを保っています。

そのためWAR(Win Above Replacement: 同じポジションの代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか)は+2.8となっています。ただ、1250万ドルの年俸に見合う成績かと言われると微妙なところではあります。

ヤンキースの確定している契約(ぜいたく税計算上)はジャンカルロ・スタントンの2200万ドル(マーリンズ負担分の300万ドルを除く)、田中将大に2214万ドル、ジャコビー・エルズベリーに2186万ドル、アロルディス・チャップマンに1720万ドルにとどまるため、8820万ドル程度となります。

ただ、年俸調停の選手が多く、ディディ・グレゴリウス、ソニー・グレイ、デリン・ベタンセスの3人に3500万ドル、アーロン・ヒックス、ルイス・セベリーノ、グレッグ・バード、アンドリュー・ロマインの3人に1500万ドル程度は見積もる必要があります。

他には保険などに関連する1400万ドルもぜいたく税上は年俸総額に含まれるこれらを合計すると1億5200万ドルから1億5500万ドル程度となります。

ぜいたく税の基準額である2億600万ドルまでは余裕がありますが、ブレット・ガードナーの1250万ドルを行使すると、補強が必要な先発ローテに十分な資金を費やせない可能性も出てしまいます。

以前のようにぜいたく税を意に介さない補強をするのであれば別の話となりますが、そうでないならガードナーのオプションはやや割高感が強まります。

アンドリュー・マカッチェンと再契約する場合には、1250万ドル以上の金額は必要となりますが、36歳となるガードナーに費やすより、費用対効果は良くなる期待ができます。

リースナブルな契約という条件はつくものの、ヤンキースのフロント、首脳陣がマカッチェンを高く評価していることは間違いないようで、シーズンオフの再契約も否定できないものになりつつあるようです。

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