【レッドソックス】パブロ・サンドバルの獲得に本腰!SFジャイアンツとの争奪戦に

Boston Redsox Top Catch

オフの積極的な補強を明言しているレッドソックスですが、ジョン・レスターやジェームズ・シールズらの先発投手だけではなく、野手の補強にも動きを見せています。

現在、レッドソックスが一番熱心にアプローチをかけているのがサンフランシスコ・ジャイアンツからFAとなったパブロ・サンドバルです。

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レッドソックスがパブロ・サンドバルの争奪戦に参戦中

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サンフランシスコ・ジャイアンツはパブロ・サンドバルを引き留める意向で、パブロ・サンドバルも再契約を希望しています。

ただ、条件面での交渉が続けられていて、ブライアン・セイビアンGMもタフな交渉であることを認めているものの、解決できるように交渉を継続していくと述べています。

そのパブロ・サンドバルに接触を続けている球団はジャイアンツの他には、ブルージェイズ、ホワイトソックス、、レッドソックスの3球団だと伝えられています。

その中でもブルージェイズとホワイトソックスに関しては、制限のある関心で、実際に熱心にアプローチしているのはジャイアンツとレッドソックスの2球団だとFOXスポーツのケン・ローゼンタール記者が伝えています。

ケン・ローゼンタールは、その2球団の中でもレッドソックスはパブロ・サンドバルだけでなく他の選択肢も模索はしていると指摘しているのですが、それはチェイス・ヘッドリーのことと思われます。

では、レッドソックスはサンドバルの獲得に本気ではないのか?というと、そうではないようで、ボストン・グローブのNick Cafardoがサンドバルとレッドソックスの交渉動向について、いくつかの情報を伝えています。

デビッド・オルティーズがパブロ・サンドバルを勧誘中?

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Nick Cafardoはパブロ・サンドバルの心を動かせるデビッド・オルティーズが、ボストンへと誘っていると伝えています。

デビッド・オルティーズはワールドシリーズの中継をしていたFOXスポーツのゲスト解説を務めていたのですが、その際に、バッティングゲージの近くで、サンドバルが2人で話しこんでいた際にも、レッドソックスを彼に売り込んでいたようです。

そしてレッドソックスのフロント陣も、すでにサンドバルにボストンに招待していて、早ければ11月17日の週にも実現するのではないかと予想されています。これが実際に起こるようであれば、レッドソックス行きをサンドバルが真剣に考えているサインだとNick Cafardoは考えています。

現在のところ、サンドバルの第1希望はサンフランシスコ・ジャイアンツであることは変わらないと伝えられていますので、それを翻意させるのは簡単ではありません。

しかし、ジャイアンツ側は体重増の懸念があるため、、サンドバルの要求する額や年数には、飛びつくように折り合うような様子ではありません。

サンドバルは、2014年シーズン開幕前には体重を13.6キロ落としてきたものの、シーズン中に9.7キロもリバウンドさせてしまいました。

このことに関してはボストン・グローブのNick Cafardoも、「通常のプロアスリートは、シーズン中に体重が落ちていくのだが、サンドバルは何とかして、その体重を増やしてしまった」と皮肉っています。

シーズンオフに体重を増やしてしまう選手は少なくありませんが、サンドバルは全米を休みなく移動するハードスケジュールの中で、全162試合のうち157試合出場しながら、、体重をリバウンドさせたというのは、ある面、驚異的なものがあります。

その体重増の問題への対策が契約をする上で、重要なポイントなるわけですが、体重が増えた場合に、ペナルティとして年俸を落とすという条項を契約に盛り込むことは禁じられているようです。

そこで、レッドソックスは、体重をキープした時に、インセンティブがつく契約をオファーしたいと考えているようだと、Nick Cafardoが伝えています。

このような情報が漏れ伝わってくるところからも、レッドソックスがかなり熱心に、パブロ・サンドバルを追いかけていることがうががえます

フェンウェイ・パークに適しているサンドバルの打撃スタイル

サンドバルがレッドソックスに移籍してくれば、チームは左打ちのパワーヒッターという補強ポイントを埋めることができ、さらにフェンウェイ・パークはサンドバルの打撃スタイルに合っているから、数字を伸ばせてると予想しています。

フェンウェイ・パークのライトは狭く、フェンスも低いため本塁打が出やすいし、サンドバルは左打席の際に、逆方向のレフトへの打球も多いため、二塁打が増えることになるからだと、その根拠を述べています。

パブロ・サンドバルの年度別と通算での打撃成績は以下の表のとおりとなっています。

Pablo Sandoval Stats 2014

2009年に打率.330/本塁打25/打点90/OPS.943、2011年に打率.315/本塁打23/打点70/OPS.909という数字を残した後、2012年から2014年は打率は.280前後、OPSは.789、.758、.739と芳しくありません。

しかし、この数字がボストンに移籍することで、改善されるだろうと予想する専門家は多くいます。

サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地であるAT&Tパークは左翼が約94.2メートル(309フィート)で、フェンウェイ・パークは左翼が約94.5メートルと大差がありませんが、ライトのフェンスはAT&Tパークが約7.6メートル(25フィート)に対して、フェンウェイ・パークは一番低いところで約0.9m(3フィート)となるなど、本塁打が出やすくなっています。

レフトに関してはAT&Tパークが約103.3メートルで、フェンスの高さは約2.4メートルであるのに対して、フェンウェイ・パークは約94.5mと狭いものの、グリーンモンスター(約11.3m)があります。

フェンウェイ・パークで左打者がレフトスタンドに入れるのは容易ではないのですが、AT&Tパークではレフトフライだったものが、グリーンモンスターに直撃することになり、レフト方向への長打が出やすくなります。

このような球場の特徴とサンドバルの打撃スタイルの相性が良い上に、ナ・リーグ西地区はドジャー・スタジアム、ペトコ・パークなど投手有利な球場である一方で、ア・リーグ東地区は打者有利な球場が多いため、本塁打数では10本以上増やし、長打率なども上昇するだろうと予想されます。

主力クラスが右打ちの打者ばかりで、左の長距離砲が不足

フェンウェイ・パークは左翼がかなり狭く、左打ちが有利であるにも関わらず、現在のロースターで左打ちのパワーヒッターと呼べるのはオルティーズだけとなっています。

2014年11月17日時点の、40人のロースターは投手が19人で、野手が21人という構成です。その野手21人のうち、左打席に立てる野手はオルティーズ以外では、以下のメンバーとなっています。

  • シェーン・ビクトリーノ(両打)
  • ブロック・ホルト(左打)
  • ダニエル・ナバ(両打)
  • ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア(左打)
  • ギャリン・チェッキーニ(左打)
  • ジョナサン・ヘレーラ(両打)
  • ジェマイル・ウィークス(両打)

今のメンバーで主軸となるであろうマイク・ナポリ(1B)、ダスティン・ペドロイア(2B)、イグザンダー・ボガーツ(SS)、クリスチャン・バスケス(C)、ヨエニス・セスペデス(OF)、アレン・クレイグ(OF)、ムーキー・ベッツ(OF/2B)らは右打ちで、左打ちを入れるとしても、ブロック・ホルト、シェーン・ビクトリーノ、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニアくらいとなります。

シェーン・ビクトリーノがこの中では長打力がある方になりますが、パワーヒッターというタイプの選手ではありませんし、ブロック・ホルト、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニアはなおさらです。

そのためレッドソックスのロースター構成は、球場の特性を十分に活かしているとは言いがたいものがありますし、デビッド・オルティーズは2015年開幕時は39歳になることを考えると、長期的にも解決策を必要としています。

パブロ・サンドバルは、28歳と若く、左打ちのパワーヒッターで、三塁の守備力にも優れている上に、大舞台で力を発揮できるなどメンタル面での強さなど、レッドソックスが求めているものを兼ね添えているため、レッドソックスが熱心に交渉しているのもうなずけます。

昨年はレッドソックスでデビッド・オルティーズと、そして今年ジャイアンツでサンドバルとプレーしたジェイク・ピービは、「サンドバルの勝負強さを見ていると、オルティーズのそれを思い起こさせる」と述べています。

打線へのインパクト、観客動員、テレビ視聴率などの人気面まで考慮すれば、パブロ・サンドバルとチェイス・ヘッドリーでは、明らかにパブロ・サンドバルに軍配があがります。

サンドバルがサンフランシスコ・ジャイアンツに残るか、それともレッドソックスへ移籍するのか、両チームと同じ地区のライバルに与えるインパクトの大きい争奪戦となりそうです。