【レッドソックス】シーズンオフの野手の補強ターゲットは?アメリカメディアの予想とまとめ

Boston Redsox Top Catch

前回はレッドソックスが2014年シーズンオフから2015年にかけての戦力補強として獲得に動く可能性があると予想されている先発投手を紹介しました。(参考記事:レッドソックスのシーズンオフの先発投手の補強ターゲットは?)

今回はそれに続くもので、オフに戦力補強として獲得に動く可能性があるとメディアで予想されている野手のリストです。

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2014年シーズンオフから2015年にかけてレッドソックスが獲得に動くと予想されている野手

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先発投手が優先順位の高い課題であるレッドソックスですが、野手でも補強すべきポイントあると指摘されています。

それはポジションでは三塁手と捕手、打者では左打ちの中軸打者です。

捕手はクリスチャン・バスケスを主力捕手に育てていく方針であることは変わらないのですが、そのバックアップというにとどまらず、162試合の半分は出場できるクラスの捕手が必要ではないかとされています。

また三塁手に関してはウィル・ミドルブルックスが伸び悩んでいることと、イグザンダー・ボガーツは正遊撃手に育てていく方針は変わらないこと、ムーキー・ベッツは外野で起用するほうが活きる、などの理由から本物の三塁手を獲得すべきとの論調があります。

これらの内容を中心に、獲得の候補としてメディアが名前をあげている選手を紹介していきます。

FA市場とトレードでの獲得が予想されている野手

FA市場とトレードでの獲得が予想されている野手を三塁手、捕手のポジション別と、番外編の2つにわけてまとめています。

三塁手

FA市場とトレードでの獲得が予想されている野手を三塁手は以下のとおりです。

  • パブロ・サンドバル(28歳・右投両打・FA)
    打率.279/本塁打16/打点73/OPS.739
  • チェイス・ヘッドリー(30歳・右投両打・FA)
    470打数:打率.243/本塁打13/打点49/OPS.700
  • ハンリー・ラミレス(30歳・右投右打・FA)
    449打数:打率.283/本塁打13/打点71/OPS.817
  • ジェド・ラウリー(30歳・右投両打・FA)
    502打数:打率.249/本塁打6/打点50/OPS.676
  • マイク・アビレス(33歳・右投右打・FA?)
    344打数:打率.247/本塁打5/打点39/OPS.616
  • ジョシュ・ドナルドソン(28歳・右投右打)
    608打数:打率.255/本塁打29/打点98/OPS.798
  • ペドロ・アルバレス(27歳・右投左打)
    398打数:打率.231/本塁打18/打点56/OPS.

FAではパブロ・サンドバル、チェイス・ヘッドリー、ハンリー・ラミレス、ジェド・ラウリー、マイク・アビレスらの名前があがります。

この中では補強として、一番インパクトがあるのはカンフー・パンダことパブロ・サンドバルであることは間違いありません。

体重増が度々懸念されたり、フリースインカーの傾向はあるものの、長打力と打率を期待できる上に、2014年もゴールドグラブ賞の最終候補3人に残るなど守備面でも優れています。

またサンドバルはスイッチヒッターで、左の中軸がデビッド・オルティーズだけという打線にアクセントを加えることになりますし、投手有利のAT&Tパークから打者有利のフェンウェイパークで数字を伸ばす可能性が高く、得点力アップへの貢献が期待されます。

またパブロ・サンドバルは、プレッシャーのかかる大舞台に強いことも、応援も批判も激しいボストン向きと言えそうです。ボストン・グローブのNick Cafardoなどはパブロ・サンドバルを推しています。

それに続くのがチェイス・ヘッドリーとなりそうです。2012年のような打率.286/本塁打31/打点115/OPS.874は、今後は期待できないと見られてはいます。

しかし、三塁手としての守備力に優れ、フェンウェイパークを本拠地として、フルに出場すれば本塁打を15本から20本期待できる長打力はあります。またサンドバルと同様にスイッチヒッターであることもレッドソックスにとっては魅力となりそうです。

ハンリー・ラミレスはショートの守備に難があるため、三塁手としてのほうが価値が高まると見られています。

問題は契約が大きくなることが確実なことです。攻撃力がある貴重な右打ちの打者である上に、年齢も30歳のため長期の大型契約になる可能性が高い状況です。

レッドソックスがそれに応じるとは、やや想像しにくいものがありますし、左の中軸打者のほうが優先順位が高いと考えられますので、実現性は低そうです。

また、この3人よりはややランクが落ちる補強とでは、ジェド・ラウリーとマイク・アビレスです。マイク・アビレスはインディアンスに来年の契約に関するオプションがあり、行使されるか不透明のため、FAになった場合はという注釈つきです。

両者はともにユーティリティプレーヤであるのがメリットですが、過剰な期待はできないため、あくまでもボガーツやミドルブルックスなどの三遊間の若い選手を育てていく上での、バックアップもしくは併用のための要員となりそうです。

トレードの候補として名前が上がるのはジョシュ・ドナルドソンペドロ・アルバレスです。

アスレチックスはシーズン中に大きく動いたり、FAとなる選手もいるため、オフにも再度ロースターを大きめに動かす必要があります。

ジョシュ・ドナルドソンは2013年に打率.301/本塁打24/打点93/OPS.883、2014年に打率.255/本塁打29/打点98/OPS.798と2年連続で打撃好調であることに加えて、守備も評価されているため、選手としての価値が高まっています。

さらに2015年は年俸調停1年目となり、年俸が大幅に上昇していくことが予想されるため、価値が高まっているこのタイミングでビリー・ビーンGMがトレードに出すのではないかとの見通しがあります。

2年連続30本塁打を記録するなど長打力に優れるペドロ・アルバレスですが、パイレーツがトレードに出す意志を示していないので、あくまでもボストンの地元メディアがチャレンジしても面白い選手ではないかというレベルのものです。

捕手

FA市場とトレードでの獲得が予想されている野手を捕手は以下のとおりです。

  • ジオバニー・ソト(31歳・補手・右投右打・FA)
    80打数:打率.250/本塁打1/打点11/OPS.665
  • ライアン・ドゥーミット(33歳・補手・右投両打・FA)
    157打数:打率.197/本塁打5/打点17/OPS.553
  • ジョン・ジェイソ(31歳・補手・右投左打・トレード)
    307打数:打率.264/本塁打9/打点40/OPS.767
  • エバン・ガティス(28歳・補手・右投右打・トレード)
    369打数:打率.263/本塁打22/打点52/OPS.810

強肩を持ち合わせ守備面での評価が非常に高いクリスチャン・バスケスですが、攻撃面ではまだ課題がある選手です。そのバスケスの弱点を補いながら、併用に近いかたちでバックアップする選手として、FAではジオバニー・ソトが良いのではと考えられています。

ジオバニー・ソトは、100試合以上出場しているシーズンは二桁後半の本塁打を打てる長打力があり、併用での起用に慣れている選手のため、補強候補となりそうです。

他のFA選手で候補になると考えられているのが、ライアン・ドゥーミットで打撃面では安定性を欠くものの長打力があること、外野とファーストも守れることなどがメリットと考えられています。

ただ、ライアン・ドゥーミットとデビッド・ロスとの再契約を天秤にかけると後者のほうがメリットが多いようにも感じられます。

トレードではジョン・ジェイソエバン・ガティスの名前が上がっています。

インパクトがあるのはブライアン・マッキャンの後に、ブレーブスの正捕手となっているエバン・ガティスです。2年連続20本塁打という長打力に加えて、外野と一塁を守れるなど柔軟な起用できるのも魅力です。

ただ、名前はあがっているものの、年俸調停まで残り1年の時点で、ブレーブスがトレードに応じるかはやや微妙です。仮にトレードを成立させるとするならレッドソックスのそれなりの代償が必要となりそうです。

ジョン・ジェイソは2015年が調停2年目となり年俸も上昇し、FAまで残り2年となります。また、デレク・ノリスもいるためトレード要員とすることは可能と考えられます。

アスレチックスはこのオフにロースターを組み替えてくることは確実なので、エバン・ガティスよりもジョン・ジェイソのほうがトレードの可能性は高そうです。

番外編

予想ではなく、多分に地元メディアの願望と希望が入っている獲得候補はジャンカルロ・スタントンです。

  • ジャンカルロ・スタントン(24歳・外野手・右投右打)
    打率.288/本塁打37/打点105/OPS.950

ジャンカルロ・スタントンは2015年が年俸調停2年目で、2016年シーズン終了後にFAとなります。

FAまで残り2シーズンになったため、マーリンズがトレードに応じるのではないかとの憶測から名前が上がっています。

しかし、マーリンズはこのオフにスタントンをトレードに出す意志はないだけでなく、長期の契約延長を試みることをを明らかにしています。

スタントンの2014年の年俸は650万ドルでしたが、年俸調停2年目となる2015年は1300万ドルに到達すると予想されています、

まだマーリンズの年俸総額に余裕はあるため、この上昇は許容できるレベルではあるものの、長期契約での延長ができない場合に、いつまでもチームにとどめておくかは疑問は残ります。

ですが、どちらにしても、このオフにトレードが実現する可能性は低く、可能性があるとすれば2015年シーズン中、もしくは2015年シーズン終了後となる見通しです。

特にスターを欲しているボストンの地元メディアは、トップクラスのプロスペクト複数をパッケージにして、ジャンカルロ・スタントンの獲得に動くべきとの論調はありますので、これからもたびたび名前が上がりそうです。

が、仮に実現するにしてもまだ時間はかかりそうです。