【レッドソックス】シーズンオフの先発投手の補強ターゲットは?アメリカメディアの予想とまとめ

Boston Redsox Top Catch

97勝65敗でア・リーグ東地区を制覇し、ワールドシリーズ制覇した2014年から、71勝91敗と地区最下位に沈んだレッドソックスですが、巻き返しのために、チーム幹部は資金を投入しての補強に積極的です。

そのレッドソックスがこの2014年シーズンオフから2015年にかけて、補強のターゲットとするのではないかとアメリカメディアによって予想されている先発投手について、このページではまとめていきます。

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2014年シーズンオフから2015年にかけてレッドソックスが獲得に動くと予想されている先発投手

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レッドソックスがこのオフのFA市場で、積極的になる理由はいくつかあるのですが、まず1つはクオリファイングオファーを拒否したFA選手を獲得しても、1巡目のドラフト指名権が守られることです。

レッドソックスは2015年のドラフトで1巡目全体7番目の指名権を有しています。クオリファイングオファーを拒否した選手を獲得しても、ドラフト指名の1巡目10番目まではプロテクトされるルールのため、失うのは2巡目の指名権となります。

そのためクオリファイングオファーを拒否する大物FA投手を獲得する上で、障害が少ないと考えられる状況です。

さらにシーズン中のトレードの結果、今季開幕時の年俸総額から、ジョン・ラッキーの1525万ドル、ジェイク・ピービの1450万ドル、ジョン・レスターの1300万ドルという先発投手3人の4275万ドルの分の枠が空いたことになります。

2015年のヨエニス・セスペデスの1050万ドルとアレン・クレイグの550万ドルという年俸負担を考慮しても、2675万ドルは枠が空いたことになりますので、柔軟に予算を使えるようになったことは間違いありません。

そして、先発投手はフロントスターターの2人を含む、3人を放出していますので、積極的にならざるをえません。

FA市場での獲得が予想される投手

FA市場での獲得が予想されている投手は以下のとおりとなっています。

  • ジェームズ・シールズ(32歳・右腕)
    227.0回:防御率3.21/14勝8敗/WHIP1.18
  • ジャスティン・マスターソン(29歳・右腕)
    128.2回:防御率5.88/7勝9敗/WHIP1.63
  • ジョン・レスター(30歳・左腕)
    219.2回:防御率2.46/16勝11敗/WHIP1.10
  • アービン・サンタナ(31歳・右腕)
    196.0回:防御率3.95/14勝10敗/WHIP1.31
  • ブランドン・マッカーシー(31歳・右腕)
    200.0回:防御率4.05/10勝15敗/WHIP1.28
ジェームズ・シールズ(32歳・右腕)

ジェームズ・シールズはFA先発投手の中では最有力候補の1人見られています。

プロスペクトが多いレッドソックスにとって、リーダー的な存在が必要なのですが、それにふさわしいリーダシップを、シールズはも持ち合わせていると伝えられています。

ロイヤルズの同僚であるダニー・ダフィーは「自分の兄のような存在で、自分はシールズの100%の支持者だ」と尊敬の念を隠さないほどで、クラブハウスでの信頼と影響力は大きいとされています。

来季で33歳となるものの、8年連続で200イニング以上を投げるタフさと安定感がある上に、年齢が高い分、レスターよりも契約期間を短くできることもメリットだとされています。

ジャスティン・マスターソン(29歳・右腕)

ジャスティン・マスターソンは、シャーザー、レスター、シールズのビッグ3に次ぐ評価を受けるであろうとシーズン前は予想されていましたが、残念ながら2014年の不調で価値は下落してしまいました。

それでもレッドソックスが獲得するのではないかと予想されているのは、レッドソックスがドラフトで指名(2巡目全体71番目)してプロ入りしていることや、ジョン・ファレルが投手コーチを務めていた2008年と2009年に一緒にプレーしていることなどがあげられています。

また成績が下落したことで、年俸の金額と契約期間の両方を抑えることが出来る見込みであることや、クオリファイングオファーの対象外であることも有力視されている理由です。

ジョン・レスター(30歳・左腕)

ジョン・レスターはすでにア・リーグ東地区で確固とした実績があり、ポストシーズンの大舞台にも強く、ワールドシリーズ制覇を再び狙うレッドソックスにとっては、1人のFA投手としてみても、魅力ある存在です。

シーズン中に移籍したため、クオリファイングオファーの対象外であることも含めて、レッドソックスにとって再契約にメリットは大きいのですが、ネックは30歳以上の投手と5年以上の契約を結ばないというチームの方針との兼ね合いとなりそうです。

ただ、レスターの名前が上がるのは、再契約の可能性が高いからというよりも、レスターがボストンに強い愛着をもっているので、可能性は残されているというレベルにとどまる印象で、シールズに比較すれば可能性が低くなりそうです。

アービン・サンタナ(31歳・右腕)/ブランドン・マッカーシー(31歳・右腕)

この2人の名前が上がるのは、先発ローテの3番手から4番手として、ある程度の計算ができることや、比較的リーズナブルな契約ですませることができる見込みであるためのようです。

この2人は可能性のあるFA投手として、一応名前を上げているという印象が強く、具体的にレッドソックスがスカウティングを行っていたり、興味を示しているというような情報はあまり見かけたことがありません。

あくまでもFA投手の獲得して可能性が高いと予想されるのは、先に上げた3人で、あくまでも予備の候補という位置づけという印象です。

トレードでの獲得が予想される投手

トレードでの獲得が予想されている投手は以下のとおりとなっています。

  • クリス・セール(ホワイトソックス・25歳・左投)
    174.0回:防御率2.17/12勝4敗/WHIP0.97
  • コール・ハメルズ(30歳・フィリーズ・左投)
    204.2回:防御率2.46/9勝9敗/WHIP1.15
  • ジェフ・サマージャ(29歳・アスレチックス・右投)
    219.2回:防御率2.99/7勝13敗/WHIP1.07
  • マット・ラトス(26歳・レッズ・右投)
    102.1回:防御率3.25/5勝5敗/WHIP1.15
  • カイル・ローシュ(35歳・ブルワーズ・右投)
    198.1回:防御率3.54/13勝95敗/WHIP1.15
  • ジョン・ニース(27歳・メッツ・左投)
クリス・セール(ホワイトソックス・25歳・左投)

いまやMLBでもトップクラスのスターターとして認知されているクリス・セールの名前が獲得の可能性のある投手として名前が上がっています。

ただ、簡単にことが運ぶとは考えられません。

MLBでもトップクラスの投手でありながら、25歳と若い上に、チームオプションまで含めると、30歳になる2019年までチームの管理下におけるため、ホワイトソックスが簡単にトレードに応じる要素はありません。

ただ、再建中のホワイトソックスにとって、まだまだ埋めるべき穴、バランスをとるべきポジションがあるため、レッドソックスが多くのプロスペクトを出せば応じる可能性があるのではと見られています。

クリス・セールの代償となるようなプロスペクトを多く抱えているチームは少ないのですが、レッドソックスはそれが用意できる数少ないチームの1つです。

メディアの希望や願望も入っているため、クリス・セールが絡むトレードの現実味は低いと予想されますが、もし成立するなら、大型となることは確実です。

コール・ハメルズ(30歳・フィリーズ・左腕)

コール・ハメルズのトレードは比較的成立しやすいのではないかとの予想があります。

その根拠は、フィリーズが4年9000万ドル(年平均2250万ドル)を無くすことで予算に柔軟性を持たせたいことや、レッドソックスには交換要員とできるプロスペクトが多いため、フィリーズが応じる可能性が高いからだというものです。

さらにフィリーズはコール・ハメルズのトレード先としてレッドソックスとカブスを有力視しているとのメディアの情報もある状況です。

来季は31歳となるコール・ハメルズですが、4年9000万ドルという契約が残っています。

30歳以上の先発投手には5年以上の長期契約を結ばない方針であると報じられているレッドソックスですが、31歳から34歳の4年契約であると考えれば、受け入れやすいものと予想されます。

やや年俸は高いとも考えられますが、コール・ハメルズはまぎれもなくトップスターターであることや、現在のFA市場の相場を考えれば法外なものではありませんので、こちらも許容範囲ではありそうです。

ただ、コール・ハメルズのトレードにフィリーズが必死ではないため、レッドソックスが獲得するためにはトップクラスのプロスペクトの放出が必要となることは確実で、そのあたりで折り合えるかが問題となりそうです。

ジェフ・サマージャ(29歳・アスレチックス・右投)

アスレチックスのジェフ・サマージャは2015年シーズン終了後にFAとなることもあり、ビリー・ビーンGMがすでに交渉に応じる姿勢です。

さらに、レッドソックスが2014年シーズン中には獲得を打診したとされているため、地元メディアなどでトレード獲得の可能性がある予想されています。

マット・ラトス(26歳・レッズ・右投)

レッズは2015年シーズン終了後に先発投手の4人がFAとなるのですが、すべての投手と契約延長をするのは難しいため、そのうちの1人から2人はトレードに出すと予想されています。

その中でもレッズがトレードに応じる可能性が高いと報じられているのがマット・ラトスです。

マット・ラトスは26歳ですが、すでにメジャーで3度14勝をあげ、キャリア全体(952.0イニング)の防御率が3.34と、NO.2スタートとして計算できる投手のため、交換要員は高くつくと考えられています。

しかし、レッズには契約延長をする余裕がないとされていますが、レッドソックスであれば経済的に可能なため、そこまで見込んで獲得するという可能性もありそうです。

カイル・ローシュ(35歳・ブルワーズ・右投)

ブルワーズのカイル・ローシュは2015年で36歳となり、シーズン終了後にFAとなります。

ローシュは、チームのエースやトップスターターではないものの、NO.3としてなら計算できる投手であること。

年齢的に交換要員もトップクラスのプロスペクトを出さずに済みそうであること。

さらに、年俸が1100万ドル高すぎないこと。などが魅力のため、ターゲットになるのではないかと名前があがっています。

ジョン・ニース(27歳・メッツ・左投)

メッツのジョン・ニースは来季で28歳となり、2016年まで契約が残っていて、さらにチームオプションが2018年分までついています。

ジョン・ニースもNO.3、No.4としては計算できる投手で、交換要員もそこそこですみ、年俸も700万ドルと手頃のなめ、有力な候補の1人と見られています。