ブルージェイズは補強に動く!?シャピロ球団社長がトレード期限前の動きに言及

トロント・ブルージェイズはシーズン序盤から投打の主力が故障離脱を繰り返したこともあり、38勝45敗と負け越し地区最下位、ワイルドカードにも5ゲーム差のリーグ11位に沈んでいます。

ただ、まだ完全に諦めるような状況でないとも言えるためトレード期限前の動きが注目されるブルージェイズです。

トロント・ブルージェイズの球団社長であるマーク・シャピロ氏は以下のようにトレード期限の動きについて話しています。

“It’s undeniable to recognize where you are in the standings and what that means, objectively, for your chances to contend and play in the post-season,” Blue Jays president Mark Shapiro says in an interview. “Yet, in light of the incredible support in the fanbase, we really enter any junction in time, and certainly trade deadline is one of those opportunities, where our sole focus is to get better. Get better could be in the short-term, for the rest of this year, although it’s highly unlikely it would be rental-type guys, or it could be get better this year and in subsequent years, as well. Trade deadline presents one window of opportunity for us to improve the team, and we are going to want to get better this year, too, that’s for sure.”

引用元:Blue Jays seek immediate and long-term help at deadline

現在の状況がポストシーズン進出に向けて芳しくないことを認めつつも、ファンからの大きなサポートを考えれば、諦めることはできないとして補強に動く姿勢であることを明かしています。それは今シーズンの残りという短期的なグレードアップだけでなく、来季以降も戦力アップにつながる補強を目指す方針であると話しています。

ブルージェイズは2年連続でポストシーズン進出を果たしたこともあり昨年の観客動員は339万2099人に達し、ドジャースとカージナルスに次ぐMLB3位、ア・リーグではトップとなりました。

今年の観客動員も好調で、昨年の1試合平均4万1880人には及びませんが、3万9335人を平均で動員し、MLBで6番目、ア・リーグではヤンキースに次ぐ僅差の2位となっっています。

そのようなファンからの期待があるため、簡単には諦めることができないということです。もちろん、ここには経営的な観点で一旦掴んだ客を離したくはないという心理がマネジメント側にあることは間違いありません。

ただ、今年だけを考えると厳しい状況にあることは否定できませんので、今季だけのレンタル選手を獲得するのではなく、来季以降の戦力になる選手を獲得していく方針とのことです。

昨年のトレード期限前のブルージェイズの動きも同様のものでした。あまり上手く行っているとは言い難いのですが、フランシスコ・リリアーノ、メルビン・アップトン・ジュニアらを獲得し、2016年だけでなく2017年のロースターに厚みを加える補強を選んでいます。

理想的なのは2015年にレンジャーズがトレード期限前に行った補強です。コール・ハメルズを獲得した時点でのレンジャーズは49勝52敗と負け越していましたが、その後急浮上し地区制覇を果たしました。

コール・ハメルズの契約は保証されたもので2018年まで、チームオプションも含めると2019年までチームがコントールできるもので、レンジャーズにとっては短期的にも、中長期的にも戦力アップとなるトレード補強となりました。

今年のトレード期限前のブルージェイズの動きも、昨年と同様、2015年のレンジャーズと同様のものをフロント陣が志向しているということになります。

ブルージェイズはマーク・シャピロ氏がチーム編成の事実上のトップに立ってから、選手の育成による継続的な成功をおさめるチームへのシフトを目指しています。ただ、だからと言って大規模な再建モードを選択するスタンスではなく、メジャーレベルではポストシーズン争いに絡みながら、着実にファームの層を厚くすることを選んでいます。

実際に昨年はポストシーズンに進出しながら、ファームの選手層も改善させています。その結果、今年のマイナーのオールスターであるフューチャーズゲームには、ボー・ビチェット、ブラディミール・ゲレロ・ジュニアの2人が傘下から選出され、MLB公式サイトの「プロスペクト・トップ100」に5名がランクされるようになりました。

現在と未来を両立させていくことを志向しているブルージェイズが、今季だけでなく来季にもプラスとなる補強をどのように行っていくのか注目されます。

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