J.A.ハップのトレード合意が近づく!ヤンキースが積極的な交渉を継続

ア・リーグ東地区でハイレベルな優勝争いを繰り広げているレッドソックスとヤンキースですが、トレード市場での補強においても、激しいつばぜり合いの様相を呈しています。

ヤンキースがザック・ブリットンを獲得しブルペンの補強に成功した翌日には、レッドソックスがネイサン・イオバルディのトレードを成立させ、先発ローテの補強を敢行しました。

今後のレッドソックスはブルペンの補強に注力することがよそうされるのですが、その一方でヤンキースは先発ローテーションの補強に積極的に動いているようです。

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J.A.ハップの獲得に積極的なヤンキース

MLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏が以下のように伝えています。

関係者によると「ブルージェイズがJ.A.ハップのトレード先を決断する時が近づいている」とのことです。

そのJ.A.ハップのトレード交渉はまだ合意に達してはいないものの、ヤンキースがかなり積極的に取り組んでいるようです。ブルージェイズは複数球団から提示されている条件を査定、調査しているようですが、提示されているものが最終オファーなのかは定かではないとも付け加えられています。

J.A.ハップの最近の登板で炎上することがあっため、20試合114回で防御率4.18、WHIP1.18と際立った数字とはなっていません。

しかし、奪三振率は10.3と極めて高い数字で、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)も2.8と安定していて、被本塁打率は1.3と良い数字ではありませんが、ひどい数字でもありません。

そのため投手の実力を測る指標として用いられることが多いFIP(Fielding Independent Pitching:味方の守備の影響を排除して投手の実力を測るために使用される疑似防御率。被本塁打、与四球、奪三振などをベースに算出)は3.84と先発ローテのバックエンドには十分なものとなっています。

ぜいたく税の回避を重要な目標としているヤンキースにとって金銭の負担は重要な問題ですが、年俸1300万ドルの残額は500万ドル前後になる見込みで、ザック・ブリットンと合わせても、予算を超えることにはならない見込みで、こちらもクリアできます。

ポストシーズンでの実績があることも魅力のJ.A.ハップです。ポストシーズン通算10試合(うち先発3試合)では、19回1/3を投げて防御率3.72。2016年のポストシーズンでは2試合に先発し10イニングで防御率2.70と良い結果を残すなど、ポストシーズン進出が確実なヤンキースにとって期待できる実績が残っています。

さらにヤンキースが地区優勝争いを制する上でも、J.A.ハップは大きな武器になる可能性があります。

レッドソックスに対して、今季は2試合に先発し防御率0.84、メジャー通算でも防御率2.98、7勝4敗と結果を残しているJ.A.ハップです。

7月12日のレッドソックスの登板では5失点を喫していることが懸念材料にも見えますが、自責点はゼロという結果が示すとおり、守備に足を引っ張られてのもので、ハップが運に恵まれなかったゆえの結果と考えられます。

ヤンキースとレッドソックスは10試合の直接対決が残っていますので、逆転優勝を成し遂げる上でJ.A.ハップが大きな武器となる可能性があります。

田中将大が好投したことで、ルイス・セベリーノ、CCサバシアの3人はポストシーズンの先発ローテとして期待できるメドが立ちつつあります。

ザック・ブリットンをブルペンに加えたことで、早い回からデビッド・ロバートソン、アダム・ウォーレン、チャド・グリーンなどの優秀な投手をつぎ込めるようになったため、ポストシーズンで必要な先発ローテ4番手は必ずしも強力な投手である必要はなくっています。

そういった状況を踏まえるとJ.A.ハップはヤンキースにフィットする投手で、フロントが積極的に動くのは合理的と言えます。その一方で、ハップを取り逃してしまうと、高額年俸のコール・ハメルズ、メッツのザック・ウィーラーなどのベテラン投手、もしくはマイケル・フルマー、クリス・アーチャー、マット・ダフィーなど高い代償を支払う必要がある先発投手に目を向けざるを得なくなります。

J.A.ハップには、ヤンキースが以外にも強い関心を示している球団が存在するため、トレード成立まで予断を許しません。

先発ローテのブレント・スーターを肘の靭帯断裂で失ったブルワーズも積極的に交渉を継続しているようで、必ずしもヤンキースが優勢ではないかもしれません。

ヤンキースがJ.A.ハップの獲得に成功するのかどうか注目されます。

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