【アスレチックス】ビリー・バトラーと3年3000万ドル(35億1960万円)で正式合意!

Oakland Athletics Top Catch

オークランド・アスレチックスが、カンザスシティ・ロイヤルズからFAとなったビリー・バトラー3年3000万ドル(約35億1960万円)で基本合意したと、FOXスポーツ、USAトゥデイ、CBSスポーツ、ESPNなど複数の大手メディアが伝えてました。

その後、フィジカルチェックが完了し、正式に契約したことが発表されています。

ヨエニス・セスペデス放出にともない、パワーヒッターが必要だったアスレチックスが、ビリー・バトラーと比較的早い段階で合意にこぎつけました。

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ロイヤルズは引き留めに動いたものの1年契約を希望

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カンザスシティ・ロイヤルズはビリー・バトラーに対して1年1250万ドルのチームオプションを有していましたが、それを破棄して100万ドル支払うことを選択しました。

その結果、ビリー・バトラーはFAとなったわけですが、ロイヤルズはオプションよりも安い年俸で再契約するために、バトラーと交渉を続けていました。

しかも、ロイヤルズ側は1年契約での合意を目指していたとESPNのバスター・オルニーが伝えていました。

ロイヤルズは、100万ドルをオプション破棄の際に支払っていますので、1年で1150万ドル以下の契約を目指したことは確実で、アスレチックスの提示した3年契約とは大きな差がありました。

ビリー・バトラーもロイヤルズへの愛着を語ってはいたものの、「これはビジネスだ」とも付け加えていましたので、より条件の良いアスレチックスを選んだということになりそうです。

指名打者と一塁に課題があるアスレチックス

ビリー・バトラーの年度別と通算の打撃成績は以下の表のとおりとなっています。

Billy Butler Career Stats(2007-2014)

2012年には打率.313/本塁打29/打点107/出塁率.373/長打率.510と素晴らしい数字を残して、シルバースラッガー賞を獲得しています。

その2012年までは通算打率も3割を超えるなど安定した成績を残していたのですが、2013年は打率.289/本塁打15/打点82/出塁率.374/長打率.412、2014年は打率.271/本塁打9/打点66/出塁率.323/長打率.379と数字が急降下してしまいました。

ロイヤルズ側は、成績が急降下したことに加えて、ほぼDH専任であるため、オプションを行使しませんでした。

ただ、年齢は来季でも29歳で、3年契約の最終年も31歳と若いため、再び成績を向上させる可能性は十分に秘めています。

アスレチックスは2014年シーズンにアルベルト・カヤスポ、ジョン・ジェイソ、ココ・クリスプ、デレク・ノリスなど様々な選手が指名打者で起用されましたが、その合算の成績が打率.217/本塁打15/打点73/出塁率.294/長打率.343と、うまく機能しませんでした。

その弱点を補うためにビリー・バトラーをアスレチックスは獲得する決断をしたと考えられます。

アスレチックスはビリー・バトラーに支払い過ぎ?

ビリー・バトラーのこれまでのキャリアの年俸の推移は以下のとおりとなっています。

  • 2008年(22歳):$399,000(約4678万円)
  • 2009年(23歳):$421,000(約4936万円)
  • 2010年(24歳):$470,000(約5511万円)
  • 2011年(25歳):$3,500,000(約4億1041万円)
  • 2012年(26歳):$8,000,000(約9億3808万円)
  • 2013年(27歳):$8,000,000(約9億3808万円)
  • 2014年(28歳):$8,000,000(約9億3808万円)

契約金が500万ドルあるとも報じられているため、2015-16年のそれぞれの年俸は1000万ドルを下回る水準となりそうです。

それでもOPSが.883、.786、.702と推移していることを考えれば、もっと安い契約でもおかしくはなかったため、ビリー・バトラーにとっては好条件のオファーであったと考えてよさそうです。

ビリー・バトラーに3年3000万ドルなら、メッツがマイケル・カダイアーと2年2100万ドルで合意できたのは、バーゲンだったように思えるとも語る記者もいるなど、この契約の規模や年数については、支払い過ぎではないかとのリアクションが見受けられます。

当初予想されていたものよりも高額である上に、左右でのプラトーンや複数ポジションを守れる選手を好むアスレチックスが、ほぼDH専任にと考えられる選手に3000万ドルを約束したことはということも加わり、驚きをもって報じられています。

年俸を支払い過ぎなのではないかとも考えられる契約なのですが、昨シーズンオフにスコット・カズミアーと2年2200万ドルで合意した時も疑問の声がないわけではありませんでした。

そのスコット・カズミアーの2014年は32試合190.1回で防御率3.55/15勝9敗/WHIP1.16と、勝ち星はキャリアハイで、防御率などもレイズ時代と遜色のない数字を残しました。

選手を左右のプラトーンで起用することを好むアスレチックスですが、チームの年俸総額やこのバトラーの契約の総額からすると、基本的にはレギュラーとして起用するための獲得と予想されます。

正式な合意が発表された後に、ボブ・メルビン監督は打線の中軸で使う意向を語っていて、ポジションはDHだけでなく一塁でも起用される予定とのことです。