市場に残るベストのFA選手は?スプリングトレーニングまで残り3週間で大物記者がランキング

2017年のスプリングトレーニングを3週間後に控える段階となり、多くのチームでロースターの編成が見え始めています。

大物クラスのFA選手としてホセ・バティスタ、マーク・トランボが市場から消えたのですが、この時期になっても戦力アップにつながるクラスのFAで選手が多く市場に残っています。

それらの選手を移籍情報などの正確さと速さで知られるFanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏がランキングしています。

ジョン・ヘイマン氏がHeyman: Best of the rest free agentsでランクした15名の選手とコメントの簡単な要約は以下のとおりとなっています。

1. マット・ウィータース

代理人のスコット・ボラス氏は1月には契約ができるだろうと予想していたが、その時間は残り少ない。クオリファイング・オファーを受けていないのだが、守備面での捕球技術についてネガティブな見解があることがネックに。それでも4度のオールスター出場、複数回のシルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞という実績もある。現時点ではナショナルズエンゼルスが有力な候補。ボラス氏は最近エンゼルスと会ったと考えられている。他にはロッキーズレイズ、古巣のオリオールズの可能性は残る。

2. グレッグ・ホランド

1年終了後にFAを選択できるオプトアウトできる2年契約を求めていると伝えられている。クローザーを探しているナショナルズにフィットするし、ナショナルズもシーズンオフ終盤に補強することで知られている。レイズ、ロッキーズ、レッズ、ドジャース、ブルワーズ、ロイヤルズなども候補に。

3. マイク・ナポリ

数週間にわたってレンジャーズとの交渉が続けているとされていて、いまだに最もロジカルな契約先だ。ジェームズ・ローニーとマイナー契約を結んだが、それでナポリの話が無くなるということはなさそう。レイズとツインズはパワーヒッターの獲得を検討しているので候補となる。インディアンスとエンゼルスは過去にコンタクトしていたが、エンカーナシオン、バルブエナを獲得した後には動いている情報はない。

4. セルジオ・ロモ

昨年は苦しんだものの、長くジャイアンツのブルペンで重要な役割を果たしてきた。長期間にわたる安定した活躍をしているし、どのチームのブルペンにとっても助けとなる投手。同じくジャイアンツのブルペンで活躍したサンディアゴ・カシーヤが2年1100万ドルを手にしていることを考えれば、彼も同様の契約を手にできるだろう。

5. ペドロ・アルバレス

昨年オリオールズで長打率.500と活躍した。そのオリオールズはマーク・トランボと契約したことでアルバレスの可能性は低くなった。アルバレスは打撃面では計算できるが、守るポジションがないことが課題となっている。そのため現在は外野守備に取り組むことでアピールをしている。ケンドリス・モラレスを失ったロイヤルズ、パワーヒッターが欲しいレイズが候補となるが、かなりのディスカウントは避けられない。

6. クリス・カーター

レンジャーズとレイズが獲得に乗り出していると伝えられている。ベースサラリーの低い契約がオファーされているようだが、インセンティブが厚い契約で補うことになる可能性が。両チームにフィットするが、レンジャーズはナポリを優先している。

7. ジェイソン・ハメル

現在残っている先発投手ではベスト。彼が代理人を変更した時には、前代理人はマリナーズと交渉していたようだ。しかし、そのマリナーズはヨバニ・ガヤルドとドリュー・スマイリーを獲得したので可能性はない。カブスであっても15勝することは簡単ではないので、どこか契約先を見つけることができるだろう。

8. ジェリー・ブレビンス

この左腕投手はメッツで好成績を残した。マイク・ダンが1900万ドルの契約を手にしていることを考えれば、それに近い契約を手にできる価値のある投手。メッツは再契約に興味を示していた。

9. トラビス・ウッド

先発かリリーフかはわらかないが何かしらで貢献できる投手。打撃も投手としてトップ5に入るほど良い。

10. ブランドン・モス

シーズン終盤のスランプとスラッガーがあふれるマーケットにより苦境に陥っている。可能性のあったオリオールズ、ブルージェイズ、フィリーズはもう外野手の補強を終えた。ロイヤルズとレイズの補強ポイントに合致する。

11. ダグ・フィスター

球速が遅いことが彼の価値を損ねているが、それでも先発ローテのオプションとして悪くないはずだ。80マイル中盤の球速でも効果的な投球ができるように思える。

12. アンヘル・パガン

シーズンオフ序盤にはオリオールズと接触していた。負傷が多いことが価値を損ねている。

13. ブーン・ローガン

シーズンオフ当初は多くの球団が関心を示しているとされたが、それも実現していない。左打者へのスペシャリスト。

14. ジョー・ブラントン

セミリタイアの状態から、素晴らしい活躍をした。ドジャースはまだこのジョー・ブラントンの穴を埋めれていない。

15. フェルナンド・サラス

メッツで良いシーズンを送ったが、奇妙なほどに動きがない。

という15名を選出しています。

この他には先発投手ではコルビー・ルイス、ジェイク・ピービ、CJウィルソン、ホルヘ・デラロサ、リリーフ投手ではジョナサン・パペルボン、J.Pハウエル、トミー・ハンター、スコット・フェルドマンらが残っています。

野手ではチェイス・アトリー、アダム・リンド、ローガン・モリソン、マーク・レイノルズ、ビリー・バトラーらがまだ契約を手にしていません。

MLB全体がベテランのFA選手よりも、チームが安い金額で長期間コントロールできる若い選手を重視する傾向が強まりつつあります。

禁止薬物の使用により33歳を越えても選手が素晴らしい成績を残せていた時代には、FAとなった選手に多くのお金を使うことはリスクとしては高くないと考えられました。

しかし、薬物の取締が強化されるに従い、35歳を越えた選手が素晴らしい成績を残す割合は急激に落ちました。

さらに多くの選手が20代の後半に様々な能力が低下することが医学的にも確認されていることもあり、ベテランの選手への資金の投入を控えるチームが増えています。

リリーフ投手に関しては、多くのチームが補強ポイントとして残している状況で、特に左のリリーフ投手のニーズがあります。

そのためリリーフ投手はこれから次々と決まっていくことになりそうですが、それ以外のポジションは多くのチームでロースターが固まりつつありますので、厳しい交渉が続くことになりそうです。

場合によってはスプリングトレーニングで主力に故障者が出たチームと、開幕前に駆け込みで契約するというところまで待つことにもなるかもしれません。

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