8月にトレード移籍の可能性ある大物選手は?MLB公式が10名をリストアップ

7月31日までにトレードが噂されながらも直前になり、その動きを否定する報道が流れ、実際に8月も移籍することなく同じユニフォームを着続けている選手がいます。

ただ、これらの選手の今季中のトレードがなくなったわけではありません。7月までとは異なりウェーバーを経る必要がありますが、メジャーリーグでは8月もトレードを成立させることができます。

MLBでは例年7月31日に設定されるトレード期限(trade deadline)ですが、正式にはウェーバー公示なしのトレード期限(non-w...

昨年は7月末の時点で噂がありながらもトレードされなかったジャスティン・バーランダーが、8月31日にアストロズがに移籍しました。この補強がアストロズのワールドシリーズ制覇への大きな起爆剤となったことは広く知られているところです。

今年も同様に移籍によってポストシーズンのパワーバランスに影響を与えることができるような選手が市場に残っています。

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8月のトレード移籍の可能性がある大物10選手

MLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏が2018年8月にトレード移籍する可能性がある10名の選手をリストアップしています。その選手とコメントの要約は以下のとおりとなっています。

ブライス・ハーパー(ナショナルズ・外野手)

7月30日にナショナルズがブライス・ハーパー獲得への関心をさぐるために、各球団にコンタクトしたことが、トレード移籍に関する報道を加熱させた。その結果、マイク・リゾGMは「ブライス・ハーパーをトレードしない」「チームの優勝を信じている」という声明を出さざるを得なくなった。しかし、「買い手の関心を探った」という事実は残り、8月にチームが浮上できなければ、ハーパーがトレードとなる可能性が引き続き残っている。いまだ700万ドル以上の年俸負担が必要なため、ポストシーズンを争うチームがクレームする可能性は低い一方で、ポストシーズンを勝ち進むことを目指すチームにとっては、魅力的な買い物となる。実現する可能性は高くないが、その可能性を完全に否定することもできない。

ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ・三塁手)

一時は7月31日の目玉の一人となるはずだったが、5月28日以来プレーできなかたっためチームに残っている。未だに復帰まで数週間を要する見込みだが、復帰後に良いパフォーマンスであれば、8月31日までにブルージェイズは放出に動くだろう。年俸の残額は700万ドル程度で今季終了後にFA。

エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ・三塁手)

複数球団が10&5 (メジャー・サービスタイム10年以上で、なおかつ直近の5年間同一チームに所属)による全球団へのトレード拒否権を有しているベルトレに関心を示したが、7月31日までに移籍することはなかった。39歳のベルトレはワールドシリーズ制覇を欲しているため、優勝を争うチームが強く求めてきた場合には、トレードを受け入れるだろう。年俸の残額は600万ドルで、今季終了後にFA。

アダム・ジョーンズ(オリオールズ・外野手)

アダム・ジョーンズはメジャー13シーズンのうち11シーズンをボルティモアで過ごしている。彼の家族がボルティモアを愛していて、本人も深い交友関係があるため、10&5による全球団へのトレード拒否権を行使して、オリオールズでキャリアを終えることを選ぶかもしれない。ただ、今季終了後にFAとなるジョーンズとオリオールズが再契約する可能性は低い。今季の年俸の残額は600万ドル足らず。

マット・ハービー(レッズ・先発投手)

7月31日に移籍しなかった選手の中で最も驚きを与えたのがハービーかもしれない。だが、8月は最もトレードの可能性が高い投手だ。全盛期には及ばないが、レッズ移籍後は調子が上向きで14試合で防御率4.44となっている。年俸の残額は190万ドルと大きくないが、7月末に積極的に獲得に動くチームがいなかったことを考えると、ウェーバーをクリアできるかもしれない。

アンドリュー・マカッチェン(ジャイアンツ・外野手)

ジャイアンツ球団幹部は否定したものの、元ナ・リーグMVPは7月31日においても名前が飛び交っていて、フィリーズ、インディアンス、ヤンキースが関心を示していたと報じられていた。500万ドル足らずの年俸が残るマカッチェンがウェーバーをクリアした場合には、それらのチームが再び獲得を試みるかもしれない。

アービン・サンタナ(ツインズ・先発投手)

指の手術から復帰して、わずかに2試合しか先発できていないこともあり、7月31日までにトレードすることはできなかった。2016年と2017年の2シーズンで防御率3.32を記録していることもあり、8月の先発数試合で好投すれば、ツインズにとって価値の高い交換要員になる可能性がある。35歳のサンタナの年俸の残額は450万ドルで、来季の契約を1450万ドルで更新できるオプションが残っている。

ジェームズ・シールズ(ホワイトソックス・先発投手)

22試合中17試合で少なくとも6イニングを消化するなど、ホワイトソックスの先発ローテの中で安定したパフォーマンスを継続している。ただ、防御率4.53という成績で大きな違いをもたらすほどの存在ではないかもしれないが、優勝を争い、故障者が多いチームの先発ローテのバックエンドに安定感をもたらすことができる。今季の年俸は700万ドル程度が残っていて、来季は1600万ドルのチームオプションも、破棄する場合には200万ドルのバイアウトが必要。そのためトレードの際にはホワイトソックスが金銭負担をすることになるだろう。

秋信守(レンジャーズ・外野手)

外野と指名打者でプレーしている36歳の秋信守は打率.280/出塁率.392/長打率.491、20本塁打とキャリアベストのシーズンを過ごしている。特にア・リーグのチームで戦力となる可能性がある選手なのだが、問題は残る高額の契約。今季の残りは650万ドルで、来年と再来年の2年間ともに年俸2100万ドル。間違いなくウェーバーはクリアするだろうが、レンジャーズが相手を見つけるのは非常に難しい。

デビン・メソラコ(メッツ・捕手)

メッツは7月にメソラコのトレード放出を試みたが相手が見つからなかった。残り2ヶ月で400万ドル余りの負担が残ることを考えれば、ウェーバーをクリアしないことは想像しにくい。それでも捕手の負傷などが起きた場合には、2014年に25本塁打を記録した彼を試すことを選ぶチームが現れる可能性がある。


ジョシュ・ドナルドソンとアービン・サンタナは今後のパフォーマンスが良ければ、争奪戦に発展する可能性があります。

成績は良いものの年齢と高額年俸がネックとなる秋信守の移籍先を見つけることは非常に難しく、レンジャーズが大幅な年俸負担をしない限り、トレードが成立する可能性が低いと考えられます。

ジェームズ・シールズはバックエンドとしての期待をするには年俸が高額すぎるため、ホワイトソックスが負担することに前向きになるかどうか次第となります。ただ、ポストシーズンでは先発投手が4人いればローテをまわすことができます。先発投手が2名以上負傷するといったような緊急事態が起こった場合でないと、トレードの打診はないことが予想されます。

ナショナルズのブライス・ハーパーとジャイアンツのアンドリュー・マカッチェンはチームの8月の成績次第となります。

10&5による全球団へのトレード拒否権を持つエイドリアン・ベルトレとアダム・ジョーンズは、ベルトレに関してはレッドソックス、インディアンス、ドジャース、カブスといったようなチームが動けば、拒否権を放棄する可能性があります。

アダム・ジョーンズに関しては、来季以降にオリオールズ以外で現役を続行する意志があるのかどうかに大きく左右されそうです。オリオールズとの再契約の可能性は高いとは言えないため、来季も現役を続けるのであれば、ボルティモア以外でプレーする必要に迫られるからです。ワールドシリーズ制覇に対して、本人がどれほど強いこだわりを持っているのかも焦点となります。

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