【ブレーブス】ジェイソン・ヘイワードとウォルデンを放出!シェルビー・ミラーとティレル・ジェンキンスを獲得

Atlanta Braves Top Catch

再建モードにシフトしつつあるアトランタ・ブレーブスと、セントルイス・カージナルスとの間でトレードが成立しました。

このトレードで、アトランタ・ブレーブスはシェルビー・ミラー投手とティレル・ジェンキンス投手を獲得し、カージナルスはジェイソン・ヘイワード外野手とジョーダン・ウォルデン投手をそれぞれ獲得しています。

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矢継ぎ早にロースターの組み替えに動くアトランタ・ブレーブス

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ブレーブスが小規模、もしくは大規模の再建モードに入る可能性が高い状況にあることを以前に紹介しました。

そのブレーブスは、前日にセカンドのトミー・ラステッラをトレードに出して、カブスからリリーフ投手のアローディス・ビスカイーノを獲得しました。

そして翌日にはゴールデングラブ賞を2012年と2014年の2回獲得しているジェイソン・ヘイワード外野手とクレイグ・キンブレルの前でセットアップマンを務めていたジョーダン・ウォルデンを放出するなど、矢継ぎ早に動いています。

ブレーブスは先発ローテからアービン・サンタナとアーロン・ハラングがFAとなりましたので先発投手の補強が課題で、さらにマイナーでのプロスペクトが乏しいため、長期的な観点で人材の獲得が必要とされていました。

その両方の問題を解決するために、ジェイソン・ヘイワードとジョーダン・ウォルデンを動かしました。

ジェイソン・ヘイワードは2015年シーズン終了後にFAとなるのですが、契約延長は行われていませんでした。

2013年のスプリングトレーニングの時に、長期の契約延長を話し合ったようですが、交渉は長くは続かず、その後は全く話し合いはなかったとヘイワード本人が話しています。

ブレーブスのGMを務めているジョン・ハートも、このオフにジェイソン・ヘイワードと契約延長をするのかと問われた際には、大切な選手だと述べた上で、状況として延長は難しいと語っていました。

またジェイソン・ヘイワードは契約で2015年の年俸が450万ドルから780万ドルに上昇するため、予算に余裕が無いチーム事情もあり、トレードに出す可能性が高くなりつつありました。

ジョーダン・ウォルデンは2016年シーズン終了後にFAとなるのですが、年俸調停権を有していて、2014年の140万ドルから300万ドル前後に年俸が上昇すると予想されていましたので、来季の年俸負担を1080万ドルは減らすことができることになります。

その一方で獲得するシェルビー・ミラーは年俸調停権を有していませんので、60万ドル程度となるため、おおよそ1000万ドルは来季の年俸を減らすことに成功したことになります。

補強ポイントである先発投手とプロスペクトの獲得に成功

ブレーブスが獲得した選手はシェルビー・ミラーとプロスペクトのティレル・ジェンキンスです。

シェルビー・ミラーは24歳で2009年ドラフト1巡目全体19番目、ティレル・ジェンキンスは2010年ドラフトの1巡目全体50番目でいずれもカージナルスに指名されています。

ティレル・ジェンキンスは運動能力に優れているとされる選手ですが、故障があったため、まだ1Aアドバンスドにとどまっています。コントロールには課題があるものの、フロントスターターになれる才能を持っていると評価されています。

一方のシェルビー・ミラーはすでにカージナルズで、活躍しています。そのシェルビー・ミラーの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Shelby Miller Stats 2014

2013年は173.1回で防御率3.06/15勝9敗/奪三振169/WHIP1.21、2014年は183回で防御率3.74/10勝9敗/奪三振127/WHIP1.27という成績で、カージナルスの地区優勝の貢献しました。

2014年は2013年に比較すると、防御率が落ちて、奪三振率が8.78から6.25に落ちるなど、やや気になる数字はあるものの、まだ年齢も若く、フロントスターターになる才能のある投手と評価されていますので、今後が期待されます。

そして契約面でも、年俸調停前で年俸が低く抑えることができ、FAとなるのは最短でも2018年シーズン終了後と4年間もチームにコントロールできるのも、ブレーブスにとって大きなメリットとなっています。

これでブレーブスの先発ローテは、フリオ・テヘラン、マイク・マイナー、アレックス・ウッドに、シェルビー・ミラーとなり若い選手で構成されることになります。

さらに2015年シーズン序盤にはクリス・メドレンとブランドン・ビーチーがトミー・ジョン手術から復帰してくる予定ですが、まだ完全なメドは立っていませんので、もう1枚はバックエンドスターターを必要としている状況ではあります。

まだブレーブスのトレードでの動きは続くのか?

ジョン・ハートGMは、捕手のエバン・ガティスと2015年シーズン終了後にFAとなるジャスティン・アップトンをトレードに出さずに、チームに留める可能性があるとも語っています。

ですが、契約延長ができないなら、クオリファイングオファーによるドラフト指名権よりも、このオフにトレードを選択す可能性が高いと予想されています。

またGMミーティングの際には、ブレーブスはエバン・ガティスのトレードにも応じる姿勢で、B.J.アップトンとともに動かしたいと考えているようだと、ライバルチームのGMが語っていたと、CBSスポーツのジョン・ヘイマン記者が伝えています。

ジャスティン・アップトンは2015年の年俸は1450万ドルで、B.J.アップトンは1445万ドルとなっています。この2人まで動かせば3000万ドル近い年俸負担を削減することができます。

エースのクリス・メドレンも2015年シーズン終了後にFAとなるのですが、ジョン・ハートGMはメドレンと契約延長をしたい意向を持っていますが、まだ資金面で余裕が足りません。

ジャスティン・アップトンとエバン・ガティスはすでに多くのチームが興味を示していますので、今後もブレーブスの動きに注目が集まることになりそうです。

このトレードに関するカージナルス側の情報はこちらのページにまとめています。