アスレチックスの2018-19シーズンオフの方向性は?各メディアが報道

97勝という地区優勝に値するような成績を残しながら、同様に好成績ながらも地区2位に甘んじることになったヤンキースとのワイルドカードゲームにまわったアスレチックスでした。

ワイルドカードゲームではブルペンニングを採用したものの、肝心の初回にアーロン・ジャッジに2ランを浴び、残念ながら上手く機能せずに敗退しました。

そのアスレチックスの球団幹部がシーズン終了後に記者会見を行いました。その会見内容などをもとに地元メディア記者が2019年に向けた動向を予想しています。

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フリーエージェント選手の穴埋めが焦点に

サンフランシスコ・クロニクルNBCスポーツESPNなどが、オフのアスレチックスの動向について伝えているのですが、ポイントは以下のようなものとなります。

  1. クリス・デービスとの契約延長
  2. ボブ・メルビン監督との再契約
  3. フリーエージェントとなる選手との再契約
  4. 2019年の先発ローテーション

1. クリス・デービスとの契約延長

今季リーグトップの48本塁打、同2位の123打点を記録したクリス・デービスは2019年が年俸調停3年目で、同時にFA前の最終年となります。そのクリス・デービスとの契約延長を模索していて、すでに代理人と交渉を行っているようです。

“We’ve had some preliminary conversations about keeping him around longer,” executive vice president of baseball operations Billy Beane said Friday. “The good thing is Khris is going to be back next year for sure, no matter what. But we’re also aware of the fact that he’s going to be a free agent after that. We’re aware of his value to the club.”

「準備段階ではあるものの、契約延長について話し合っている。」とビリー・ビーン副社長が明かしています。その上で「どうなったとしても、確実に来年もクリス・デービスはチームに戻ってくるというこは良いことだ。しかし、来シーズン終了後にフリーエージェントとなることも我々は認識している。私たちは彼がチームにもたらしている価値を認識している。」と話しています。

この後、ビリー・ビーン副社長は3年連続で打率.247となったため「来年も打率が.247になるだろう」とジョークを述べた後「同時に来年も40本塁打以上を打ってくれるだろう」とクリス・デービスの長打力に信頼を置いていることを明かしています。

2018年は年俸調停を回避して1年1050万ドルで合意しているのですが、2019年の契約は少なくとも1500万ドルを越えると見込まれています。その部分の買い取りも含めた契約延長をアスレチックスは模索しているようです。

2. ボブ・メルビン監督との契約延長

ボブ・メルビン監督とアスレチックスとの再契約は2019年シーズンが最終年となっていますが、、アスレチックスが最初に取り組む課題になるだろうと伝えられています。

“Bob’s one of the best in the game and he’s perfect for us,” said executive vice president Billy Beane, who appeared before reporters Friday along with Melvin and general manager David Forst. “The idea is that he’s here for a long time and the rest of his career. Our feeling is that Bob’s the right guy for this club and should be going forward. [That’s] another question that we hope to have answered in the offseason.”

ボブ・メルビンの監督の力量を「MLBでトップレベルの一人」で評し、なおかつ「チームの方針や哲学に完璧にフィットする」と述べています。

そのため「ボブ・メルビンに、このチームで監督を長期間にわたり務めてもらい、そのキャリアを終えてもらいたい」と考えていて、「このシーズンオフに解決したい課題である」と話しています。

3. フリーエージェントとなる選手との再契約

アスレチックスの躍進には若い選手の台頭だけでなく、ベテランの活躍も大きな要素となりました。記者会見では特定の選手との再契約については言及がなかったようですが、サンフランシスコ・クロニクルの記者は以下のように見通しや現状を伝えています。

  • キャリアベストのシーズンを終えた、ビリー・ビーン副社長がお気に入りのジェド・ラウリーとの再契約は、優先順位の高い課題に。ラウリーもアスレチックスに戻ってきたい考えを明らかにしていて、再契約交渉を歓迎の姿勢。来年4月に35歳となるラウリーだが、再契約には2年を用意することが必要と予想。
  • ジョナサン・ルクロイとの再契約にも2年が必要となるかもしれないが、アスレチックスは1年であればというスタンスの可能性が高い。マイナーで次期正捕手候補のシーン・マーフィーが順調にステップアップしているため。シーン・マーフィーは3Aでは3試合の出場にとどまることもあり、フォーストGMは「来季はどのレベルでのスタートになるかはわからない」と話すにとどめる。

4. 2019年の先発ローテーション

2019年の先発ローテーションについては不透明感が強いとして以下のような情報が伝えられています。

  • 21歳の左腕ヘスス・ラザルドが来季の先発ローテーションに入る可能性があることにフォーストGMが言及。「スプリングトレーニングにはローテ候補として参加してもらうし、構想にも入っている」とGMは話す。
  • エドウィン・ジャクソン、トレバー・ケーヒル、ブレット・アンダーソン、マイク・ファイヤーズの来季は不透明。
  • エドウィン・ジャクソンが来季も戻ってくる可能性が最も高い投手。
  • ブレット・アンダーソンはマイナー契約でOKなら可能性がある。
  • 年俸調停権を有しているマイク・ファイヤーズは、金額が急激に上昇するようであればノンテンダーの可能性も。
  • シーズン終了時点で健康だったのはダニエル・メンデンとマイク・ファイヤーズの2人だけという状況となり、故障が来季の大きなファクターに。ポール・ブラックバーンは来季開幕には間に合う見込み。フランキー・モンタスは、来季にはマイナー降格のオプションがなくなる。クリス・バシットも候補に。トミー・ジョン手術から復帰途上になるジェームス・カプリーリアン、ドールトン・ジェフリーズも可能性があるが、グラント・ホルムズは秋季リーグで肩を痛めてしまった。ショーン・マネイアは肩の手術を受け、2019年は微妙な状況。

2018年に躍進する可能性があるチームの一つとして予想されていたアスレチックスでした。その理由は若い優秀な選手たちが頭角を現し始めていたからでしたが、先発ローテは、期待されていた若い選手たちの故障が続出し、2019年に向けた不安材料ともなっています。

記事では触れられていませんが、ブルペンからはジェウリス・ファミリア、ショーン・ケリーらがFAとなりますので、このあたりもどのように編成していくのか注目されます。

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