アスレチックスがコーリー・ギアリンを獲得!強力なブルペンにさらなる厚み

先発投手の故障者が続出したものの、7月から8月にかけてブルペン補強を積極的に動いたアスレチックスです。

それが非常に効果的でワイルドカードのみならずアストロズに1.5ゲーム差に迫るなど地区優勝も視野に入れる状態となりました。

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サイドスローの変則右腕を加えてブルペンに厚みと多彩さが増す

以下はアスレチックスがトレードで獲得したリリーフ投手の成績です。

  • ショーン・ケリー:10試合8回2/3、防御率0.00、WHIP0.46、被打率.071
  • フェルナンド・ロドニー:11試合11回、防御率0.00、WHIP0.82、被打率.162
  • ジェウリス・ファミリア:18試合20回、防御率2.70、WHIP1.10、被打率.203

クローザーのブレイク・トレイネンが圧倒的な投球を続けていて(防御率0.95)、ヤスメイロ・ペティット(防御率3.36)、ルー・トリビーノ(防御率2.25)、ライアン・バクター(防御率3.07)とコマはいたのですが、トレード補強により非常に強力なブルペンを編成することができました。

さらにその補強の仕上げとしてサイドスローのリリーフ右腕であるコーリー・ギアリンをレンジャーズから獲得しました。

交換要員はマイナーリーガー2人となっています。アブドリエル・メンドーザは1Aショートで13試合(先発10試合)に投げて防御率3.32、2勝3敗、もうひとりのテオドロ・オルテガはルーキーリーグで42回2/3を投げて防御率2.11、WHIP0.89といった成績をそれぞれ残しています。いずれもチーム内でトップ30に入るようなプロスペクトとしての評価は得ていませんでした。

アスレチックスが獲得したコーリー・ギアリンは32歳の変則右腕投手で、今季の年俸は167万5000ドル、来年が年俸調停3年目でシーズン終了後にFAとなります。そのためアスレチックスは来年の戦力としても見込めるリリーフを獲得したことになります。

コーリー・ギアリンは今年の7月8日にオースティン・ジャクソン、マイナーリーガーのジェイソン・バールらとともに、ジャイアンツからレンジャーズにトレード移籍しています。

ジャイアンツでは35試合30回で防御率4.05、WHIP1.53とイマイチな成績でしたが、レンジャーズ移籍後は21試合21回1/3で防御率2.53、WHIP0.89と好調でした。シーズン全体では51回1/3で防御率3.51となっています。

奪三振率はシーズン全体で8.9とサイドスローの投手としては高い方で、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)も3.3と制球に大きな難はありません。

リリーフ投手としてのプロキャリアですが、メジャー通算で防御率3.48と安定感のある数字を残しています。ただ、セットアップ、クローザーといった重要な役割を任されることは稀で、基本的にはミドルリリーフとしての起用となっています。

アスレチックスの場合はクローザーのブレイク・トレイネンが好調で、その前にはジェウリス・ファミリア、フェルナンド・ロドニー、ショーン・ケリーといったクローザー経験のある投手がいます。さらには今季頭角を現したルーキーのルー・トリビーノもいるなど、試合の終盤を任せる人材は豊富です。

コーリー・ギアリンの獲得はミドルリリーフに厚みを加えるだけでなく、右のサイドスローという変則タイプで相手打線の目先を変えることにもなるため、他のリリーフ投手との相乗効果が期待できます。

25歳のJ.B.ウェンデルケンも8回2/3とサンプル数は少ないものの、奪三振率10.4、与四球率4.2で防御率1.04と安定していて、ジャイアンツでの2度のワールドシリーズ制覇を経験しているヤスメイロ・ペティットも健在です。

エース格の左腕であるショーン・マネイアが故障で、今季中に復帰できる可能性は50%以下とボブ・メルビン監督が話す状態となったことは痛手です。ただ、先発投手を早い段階で降板させても勝ちきれるだけのリリーフ投手を揃えてもいます。

このままアスレチックスがポストシーズンに進出した場合には、勝ち進んでいけるブルペンを擁していますので、レッドソックス、インディアンス、ヤンキース、アストロズにとって嫌な存在となりそうです。

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