アストロズがジョシュ・レディックと合意!青木宣親の立場はさらに微妙に

Houston Astros Top Catch

打線の強化を目指して積極的に動くヒューストン・アストロズですが、ブライアン・マッキャンをトレードで獲得したその日に、FAとなっていたジョシュ・レディックと合意したようです。

アストロズは外野ではコルビー・ラスマス、捕手ではジェイソン・カストロをFAで失ったことによる穴埋めに成功したことになります。

Yahoo!SPORTSのジェフ・パッサン氏か以下のように連続でツイートしています。

メディカルチェックをパスする必要はあるものの基本的に合意したと、関係者からの情報として伝えています。

契約の規模は4年5200万ドルで、ベン・ゾブリストの4年5600万ドルには及ばないものの高額の契約となりました。年平均1300万ドルとなりますので、今季の675万ドルからほぼ倍増となります。

2012年に32本塁打、2015年に20本塁打を記録したことと考えると、2016年の10本塁打は物足りない数字ではありますが、ドジャースとアスレチックスのトータルで打率.281/出塁率.345/長打率.405/OPS.749と結果を残しました。

左投手に弱くキャリア通算で打率.218/出塁率.280/長打率.360/OPS.640、2016年は.155/.212/.155/.366と無残な数字となっています。

また守備もかつのようにアルティメット・ゾーン・レイティング(UZR)が大きくプラスになることはなく、ややマイナスになっていることも不安材料です。

これらの数字を見ると支払いすぎの感が否めませんが、アスレチックスのオー・ドットコー・コロシアムとドジャースのドジャースタジアムは、ともに投手有利の球場でしたが、アストロズにミニッツメイド・パークは長打の出やすい打者有利の球場のため、そのことによる数字の上積みに期待することになりそうです。

このレディックの獲得で立場が微妙になっているのが青木宣親です。

青木宣親はFA契約をマリナーズと結びながら、代理人が来季のオプションが行使されなかった場合に自動的にFAとなることを契約に盛り込みませんでした。

その結果、マリナーズに保有権が残ることになり、ウェーバーにかけられたところ、アストロズに拾われることになりました。

そのため青木宣親は年俸調停をアストロズと行うことになっているのですが、この交渉で折り合いがつかない、もしくはアストロズが契約を提示しない(non-tender)場合はFAとなります。

アストロズのルフノーGMも戦力として獲得したことを明かしていますが、ジョシュ・レディックの獲得でその立場が微妙になりつつあります。

ジョシュ・レディックはアスレチックスへ移籍した後はライトを守り続けているのですが、レッドソックス時代にはレフトも守っていました。

ライトには攻撃力に加えて、守備力に優れるジョージ・スプリンガーがいますし、センターには攻撃面はイマイチも守備力が高く、セイバーメトリクスのデータも良いジェイク・マリスニックがいます。

今後アストロズはジョージ・スプリンガーをセンターにまわすか、もしくはセンターのジェイク・マリスニックとプラトーンを組める左打者を探す可能性が指摘されています。

青木宣親は左打ちのためその候補となってもおかしくはありません。

しかし、UZR(アルティメット・ゾーン・レイティング)を150試合に換算したUZR/150の数字を見ると、ライトが-5.5、センターが-13.9、レフトが-7.2と大きく平均を下回るものとなっています。

マリナーズでは守備固めの選手を出されることが多くなっていたのも、やむ得ないデータが出ています。

打撃に関してはメジャー移籍後の平均値と同様の打率.283/出塁率.349/長打率.388という成績でしたが、盗塁は7個にとどまり成功率は43.75%と失敗の数が上回ってしまいました。

このような数字を考えるとセンターでプラトーン要員とするにはリスクが高すぎると言えます。

長打力がない外野手のため守備力と走力が備わっていることがメジャーでプレーし続けるために必要な要素なのですが、そこに衰えを感じさせるものがあります。

今季の1年550万ドルというような契約を望むのは難しいことは濃厚で、FAとなった場合は市場では外野手は比較的粒が揃っていますので、最悪の場合マイナー契約になってしまうかもしれません。

12月2日(日本時間3日)が青木宣親の今後を占うひとつの期限となるのですが、さらにアストロズがジェイク・マリスニックとコンビを組むような左打ちの外野手を獲得した場合には、FA市場で契約先を探すことを迫られる可能性が高まりそうです。

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