アストロズがコルビー・ラスマスと1年800万ドル(9.5億円)で合意!下位まで20本塁打が期待できる打線編成に

Houston Astros Top Catch

ボルティモア・オリオールズが獲得交渉でリードしていると報じられ続けてきたコルビー・ラスマスでしたが、ヒューストン・アストロズが逆転して契約にこぎつけました。

契約内容は1年800万ドル(約9億5000万円)で、2年目のオプションなどは存在しないと報じられています。

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オリオールズが最有力候補だったもののアストロズが逆転し契約

オリオールズのバック・ショーウォルター監督がコルビー・ラスマスとの交渉に先立ち、自宅を訪れて面談を行い、両者ともにポジティブな印象を持ったと報じられていましたので、話は順調に進むかと思われました。

そしてオリオールズは2014年のコルビー・ラスマスの年俸と同額の1年700万ドル程度のオファーを提示し、代理人のケーシー・クロースは契約することを本人に勧めたとボルティモアのメディアが伝えています。

しかし、最終的にはコルビー・ラスマスが他チームで、より年俸が高いところを探すことを選択し、その結果、アストロズと合意することになったとのことです。

そうなると気になるのがイチローとオリオールズとの契約の可能性ですが、MASNスポーツのRoch Kubatkoによると「オリオールズはイチローに対してものすごく熱心ということではないようだ」とし、デュケットGMはトレードなどでの補強を模索していると伝えています。

さらにチーム内部には、外野の両翼にはアレハンドロ・デアザ、デビッド・ラフ、スティーブ・ピアース、3Aのダリエル・アルバレスで十分だと考えもあるようで、ラスマスを取り逃がしたことが、すぐにイチローに対する動きにつながるかは微妙な情勢です。

アストロズは本塁打量産が期待できるも打率と出塁率は?

アストロズはデクスター・ファウラーを放出した翌日に、センターを守れるコルビー・ラスマスを獲得したことになります。

外野手には若い選手もいるため地元メディアの中にも、この動きに驚きを隠さない記者もいます。

現在、アストロズのGMを務めているジェフ・ルーノウがセントルイス・カージナルスでスカウティングディレクターを務めていた時に、カージナルズに1巡目全体28位指名を受けて入団しています。

ジェフ・ルーノウGMがコルビー・ラスマスの持っている潜在能力を高く評価していたことが、この契約につながったと言えそうです。

コルビー・ラスマスは外野のレギュラーが保証されてはないようですが出場が多くなる見込みで、ジョージ・スプリンガー、エバン・ガティスとの組み合わせになることが多くなりそうです。

アストロズは他にもロビー・グロスマン、ジェイク・マリスニック、アレックス・プレスリー、ドミンゴ・サンタナらがいるのですが、この中ではマリスニックとサンタナがマイナーでもう少し時間を費やす可能性が高まったと見られています。

その結果、予想されるヒューストン・アストロズの打線のラインナップは以下のとおりとなります。

1(2B) ホセ・アルトゥーべ 率.341/出.377/長.453/盗塁56
2(RF) ジョージ・スプリンガー 率.231/出.336/長.468/本塁20 
3(DH) クリス・カーター 率.227//出.308/長.491/本塁37
4(LF) エバン・ガティス 率.263/出.317/長.493/本塁22
5(CF) コルビー・ラスマス 率.225/出.287/長.448/本塁18
6(3B) ルイス・バルブエナ 率.249/出.341/長.435/本塁16
7(SS) ジェド・ラウリー 率.249/出.321/長.355/本塁6
8(1B) ジョン・シングルトン 率.168/出.285/長.335/本塁13
9(C) ジェイソン・カストロ 率.222/出.286/長.366/本塁14

スイッチヒッターのジェド・ラウリーの状態が良ければ、基本的には出塁率が高くなる選手のため、2番において、スプリンガー以降をひとつずつ下げるという編成もありそうです。

またエバン・ガティスは捕手もでき、ルイス・バルブエナは内野の3つのポジションとレフトを守れますし、スプリンガーはセンターを守ることもできるため、流動的なオーダー編成になることになりそうです。

ジョン・シングルトンは95試合、ジョージ・スプリンガーは78試合の出場で、上記の本塁打数を記録し、ジェド・ラウリーも2012年のアストロズ在籍時には97試合で15本塁を打つなど本拠地のミニッツメイド・パークとの相性も良いため、長打が期待できます。

またサードに関してはマット・ドミンゲス(率.215/本16)も控えるなど、2番から9番まで20本塁打以上が期待できる顔ぶれとなり、こと長打力ということに関しては、アストロズ打線はかなりの迫力となりました。

アストロズは2014年にチーム本塁打が163本で両リーグ4位、ア・リーグ3位となっているのですが、そこから更に数字がのびることになりそうです。

懸念されるのは得点629は両リーグ21位、ア・リーグ14位と低迷する大きな要因となった、ア・リーグ最下位の打率(.242)と同14位の出塁率(.309)が改善されるようなタイプの選手が少ないことです。

本塁打が期待できる一方で、打率が低い上に三振が多く、出塁率が低い選手が多いため、大量得点の試合がある一方で、貧打で三振の山を築く日もあるという打線になりそうなのが、やや不安材料となりそうです。

若い選手が多いため、ハマった場合にはかなりの脅威となりそうですが、外れた場合には目も当てられないということにもなりそうですが、ライアン・ボーグルソンとの合意も間近で投手陣の補強も進めていますので、ア・リーグ西地区を最激戦地区に押し上げることになりそうな2015年のアストロズです。