アストロズがエバン・ガティスを獲得!ア・リーグトップクラスの長打力を誇る打線となる可能性が高まる

Houston Astros Top Catch

2017年の新しいスタジアムが完成するときに向けて、小規模な再建を進めているアトランタ・ブレーブスが、ジェイソン・ヘイワード、ジャスティン・アップトンに続き、エバン・ガティスをトレードで放出するようです。

アトランタ・ジャーナル・コンスティチューションのデビッド・オブライエンが関係者からの情報として、ブレーブスは3人のプロスペクトと交換でアストロズにエバン・ガティスをトレードしたようだとツイートしました。

そしてその情報に関してEPSNのジム・ボウデンも関係者から確認がとれたとツイートし、さらにUSAトゥデイのボブ・ナイチンゲールがエバン・ガティスはフィジカルチェックを受けるために、すでにヒュースントンにいることを伝えています。

フィジカルチェックがあるため正式な成立には至っていないようですが、トレードの交換要員となったプロスペクト3人の名前もマイケル・フォルテネビック(RP)、リオ・ルイス(3B)、アンドリュー・サーマンであるとニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンが伝えています。

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年間30本塁打以上を期待できるパワーヒッターのエバン・ガティス

このトレード自体は、交換する選手も含めて基本合意はしているようですが、正式に成立していませんので、ひっくり返る可能性もあるとMLB.comのマーク・バウマンはツイートしていますが、大手メディアも合意に関して報じていますので、フィジカルに問題がなければ、成立することが濃厚です。

このエバン・ガティスには、多くのチームが関心を持って交渉していたと伝えられていて、アストロズへのレードが最終的に成立しない場合には、レンジャーズが次なる有力候補だとMLB.comのマーク・バウマンは付け加えています。

またヒューストンクロニクルのEvan Drellichによると、トレードにはさらに1人もしくは複数の選手が絡む可能性があると伝えていますが、B.J.アップトンではないともツイートしています。

アストロズやレンジャーズだけでなく、多くのチームが関心を持っていたエバン・ガティスですが、ポジションは基本的には捕手で、守備は良くないもののレフトを守ることができます。

ブレーブスは守備力に優れるクリスチャン・ベタンコートを正捕手に座らせる意向で、エバン・ガティスは2015年からはレフトでの出場がメインとなると考えられていました。

エバン・ガティスのキャリア通算での打撃成績は以下の表のとおりとなっています。

Evan Gattis Stats 2014

2014年108試合369打数で、打率.263/本塁打22/打点52/出塁率.317/長打率.493という数字を捕手として残しています。メジャーの213試合で43本塁打を打ち、162試合換算にすると、年間32本塁打となる長打力が高く評価されていて、外野守備に専念すれば年間30本塁打は可能だと考えられています。

2年間のメジャーキャリアの中で、すでに2度も故障者リスト入りすることや、膝の手術を受けたことは懸念材料ではあるのですが、FAとなるまでチームが4年間コントロールできることや、28歳と若く、キャリアのピークがこれからくることが予想されるため、トレード市場で人気となっていました。

アストロズは右打ちの長距離砲として、ア・リーグ2位の37本塁打を打ったクリス・カーター、78試合20本塁打を放ったジョージ・スプリンガーがすでに打線に顔を並べていますが、そこにエバン・ガティスが加わることになり、より脅威が増します。

またアトランタ・ブレーブスの本拠地であるターナー・フィールドから、アストロズのミニッツメイド・パークへ変わることも、エバン・ガティスの打撃成績を向上させるのに一役を買うと予想されます。

ミニッツメイド・パークとターナー・フィールドとの球場の比較は以下のツイートで確認できます。赤線がミニッツメイド・パークです。

ターナー・フィールドは左翼が102.1メートルですが、ミニッツメイド・パークは96.0メートルと6メートル近く狭くなっています。センターはミニッツメイド・パークのほうが深くなっていますが、左中間への膨らみも大きくないため、レフト方向への本塁打が出やすくなっています。

エバン・ガティスはMLBでの本塁打は4本を除いて、レフトからセンター方向というデータが残っていますので、ミニッツメイド・パークには合っている打撃スタイルと考えられ、本塁打が大きく増えることが期待できます。

アストロズはFAではジェド・ラウリーを獲得し、95試合で13本の本塁打を打ったジョン・シングルトン、16本塁打のマット・ドミンゲスも打線を構成し、トレードの噂が絶えないものの14本塁打のジェイソン・カストロがチームに残れば、下位も一発が期待できるラインナップとなります。

そこにエバン・ガティスが加わることになりますので、打率が低く、三振は多いという点はチーム全体の課題となりそうですが、長打力に関してはア・リーグ全体でもトップクラスとなる可能性が高まります。

ア・リーグ西地区も、よりハイレベルな激戦地区となっていきそうです。

>追記:エバン・ガティスのトレードは正式に成立し、アストロズがエバン・ガティスとジェームス・ホイトを獲得し、ブレーブスがマイケル・フォルテネビック、リオ・ルイス、アンドリュー・サーマンを獲得する3対2のトレードとなりました。