エンゼルスの2015年の年俸総額と投手と野手の構成は?アクティブロースター(25人枠)について

Los Angels Angels Top Catch

2014年シーズンは98勝64敗で両リーグトップの勝率でア・リーグ西地区を制覇してディビジョンシリーズへ進出したロサンゼルス・エンゼルスでした。

しかし、そのディビジョンシリーズではロイヤルズに3連敗を喫して敗退するなど、ポストシーズンではファンの期待を大きく裏切る結果を残すこととなってしまいました。

ア・リーグ西地区は他チームが積極的な戦力補強を行うなどどして、6つある地区の中でも最激戦の地区になるのではないかとの見通しもある状態です。

その他チームの挑戦を受けることになるロサンゼルス・エンゼルスの年俸総額やアクティブロースター(25人枠)についてです。

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年俸総額を抑制していく方向性が明確なロサンゼルス・エンゼルス

2015年1月26日時点でロサンゼルス・エンゼルスの確定している年俸は以下のとおりとなっています。

【2015年年俸確定分:15名1億2586万2500ドル】

  1. アルバート・プホルス(35歳/1B) $24,000,000
  2. ジョシュ・ハミルトン(34歳/LF) $25,400,000
  3. ジェレッド・ウィーバー(32歳/SP) $18,000,000
  4. C.J.ウィルソン(34歳/SP) $18,000,000
  5. エリック・アイバー(31歳/SS) $8,500,000
  6. ヒューストン・ストリート(31歳/RP) $7,000,000
  7. マイク・トラウト(23歳/CF) $6,080,000
  8. クリス・アイアネッタ(32歳/C) $5,530,000
  9. ジョー・スミス(31歳/RP) $5,250,000
  10. ヘクター・サンティアゴ(27歳/SP) $2,290,000
  11. フェルナンド・サラス(30歳/RP) $1,370,000
  12. シーザー・ラモス(31歳/RP) $1,310,000
  13. ビニー・ペスタノ(30歳/RP) $1,150,000
  14. コリン・カウギル(29歳/OF) $995,000
  15. ドリュー・ブテラ(31歳/C) $987,500

【年俸調停未確定予想:3人1432万5000ドル】

  1. デビッド・フリーズ(32歳/3B) $6,425,000
  2. マット・ジョイス(30歳/OF) $4,800,000
  3. ギャレット・リチャーズ(27歳/SP) $3,100,000

年俸調停未確定の3人の予想年俸に関しては、球団提示額と選手側提示額の中間を予想額としています。

18名合計で1億4018万7500ドルとなり、最低でも7名にはMLB最低年俸の50万7000ドルを支払う事になりますので、354万9000ドルが加わり、すでに1億4373万6500ドルとなっています。

シーズンオフ当初にはハウィー・ケンドリックの950万ドルがロックされていましたが、トレードによりその分は削減できています。

エンゼルスの2014年の年俸総額は開幕当初が1億5569万2000ドル、シーズン終了時点では1億6405万9717ドルとなっていましたが、その状態よりも削減できているものの、すでに球団史上3番目の規模となっています。

球団の方針は、ぜいたく税のライン(1億8900万ドル)を超えない、そしてロースターに若い選手を増やして、全体的に構成を若くしていくというものでした。

そのためFAでの大きな動きはなく、トレードでロースターを組み替える動きが続いたシーズンオフのエンゼルスでした。

エンゼルスのアクティブロースター(25人枠)の投手12名の構成

予想されるロサンゼルス・エンゼルスのアクティブロースター12名の投手構成は以下のとおりとなっています。

【先発ローテーション】
SP1:ジェレッド・ウィーバー(防3.59/18-9/WHIP1.21)
SP2:ギャレット・リチャーズ(防2.61/13-4/WHIP1.04)
SP3:C.J.ウィルソン(防4.51/13-10/WHIP1.45)
SP4:マット・シューメーカー(防3.04/16-4/WHIP1.07)
SP5:未確定

先発ローテは、ウィーバー、リチャーズ、ウィルソン、シューメーカーの4人が確定で、5人目をヘクター・サンティアゴ(防3.75/6-9/WHIP1.36)、トレードで獲得したトッププロスペクトのアンドリュー・ヒーニー(防5.83/0-3/WHIP1.33)、同じくトレードで獲得したニック・トロピアーノ(防4.57/1-3/WHIP1.29)が争うと予想されています。

左肘のトミー・ジョン手術を受けたタイラー・スガックスはチームが2015年は投げさせない事を明言しているため、構想から完全に外れています。

ギャレット・リチャーズが左膝靭帯断裂の手術を受けて回復途上にありますが、開幕には間に合う見込みとなっています。もし間に合わない場合でも複数のオプションを抱えていて、2014年開幕時よりは、より計算ができる構成となっています。

【ブルペン】
CL:ヒューストン・ストリート(防1.37/41SV/WHIP0.94)
RP1:ジョー・スミス(防1.81/15SV/WHIP0.80)
RP2:マイク・モーリン(防2.90/WHIP1.19)
RP3:フェルナンド・サラス(防3.38/WHIP1.09)
RP4:ビニー・ペスタノ (防0.93/WHIP0.93)
RP5:コーリー・ラスムス(防2.57/WHIP1.05)
RP6:シーザー・ラモス(防3.70/WHIP1.35)

クローザーのヒューストン・ストリートは不動でセットアップをジョー・スミスが務めることになります。その前を任されることが多かったケビン・ジェプセン(防2.63/WHIP1.05)をトレードで放出しましたので、その役割を23歳のマイク・モーリンが任される見込みです。

ロングリリーフ兼スポットの先発要因をレイズでも務めていたシーザー・ラモスが、エンゼルスでもその役割を任される可能性が高いのですが、ヘクター・サンティアゴが先発枠から外れた場合には、この役割をこなすこともありそうです。

2014年シーズンの前半はブルペンに不安がありましたが、ヒューストン・ストリートの獲得で一気に安定感を増したリリーフ陣で、2015年も一定の計算ができる布陣となっています。

エンゼルスのアクティブロースター(25人枠)の野手13名の構成

2015年1月26日時点で予想されるロサンゼルス・エンゼルスの野手13名の構成は以下のとおりとなっています。

【スターティングメンバー】
ポジション:選手名(打率/出塁率/長打率)
捕手:クリス・アイアネッタ(.252/.373/.392)
一塁:アルバート・プホルス(.272/.324/.466)
二塁:ジョシュ・ラットリッジ(.269/.323/.405)
三塁:デビッド・フリーズ(.260/.321/.383)
遊撃:エリック・アイバー(.278/.321/.379)
左翼:ジョシュ・ハミルトン(.263/.331/.414)
中堅:マイク・トラウト(.287/.377/.561)
右翼:コール・カルフーン(.272/.325/.450)
指名:C.J.クロン(.256/.289/.450)

【控え】
ポジション:選手名(打率/出塁率/長打率)
捕手:ドリュー・ブテラ(.188/.267/.288)
外野:コリン・カウギル(.250/.330/.354)
外野/指名:マット・ジョイス(.254/.349/.383)
UT:エフレン・ナバーロ(.245/.302/.340)

外野手の4番手はコリン・カウギルが最有力となっています。

ハウィー・ケンドリックが抜けたセカンドはロッキーズから獲得したジョシュ・ラットリッジが有力視されますが、スプリングトレーニングでグラント・グリーン、ジョニー・ジアボテラらとの競争の結果次第では変わる流動的なポジションです。

ベンチ要員のユーティリティプレーヤーもエフレン・ナバーロが有力ですが、グラント・グリーンで争うことになりますので、こちらも同様に流動的です。

指名打者はC.J.クロンをとりあえず入れていますが、マット・ジョイスが先発起用されることも多くなりそうです。また、アルバート・プホルスが休養を兼ねて指名打者としての出場が増えていくと予想され、その場合にはC.J.クロンがファーストで出場することになりそうです。

マット・ジョイスに関しては、ジョシュ・ハミルトンの不振が続くようであれば、レフトでの起用も多くなると予想されています。

捕手は捕球に長けるハンク・コンガーをアストロズにトレードで出したため、スプリングトレーニングで、カルロス・ペレス、ジェット・バンディに加えて、ドジャースから獲得したドリュー・ブテラが争う予定です。

前の2人はマイナーに降格できるオプションが残っているのですが、ブテラはそのオプションがないため、開幕時はとりあえずブテラをバックアップとしてロースターに入れると予想されます。

アルバート・プホルスとジョシュ・ハミルトンの両ベテランのパフォーマンスが重要に

2014年シーズン終盤はジョシュ・ハミルトンが不調だったこともあり、ハウィー・ケンドリック(率.293/本7/点75/出塁.347)を4番に起用することが多くありました。

守備面も貢献が多い選手だったため、その穴を埋めるのは容易ではありません。

契約を提示せずにリリースしたゴードン・ベッカムと再契約した場合には、ベッカムが多く出場すると予想されますが、現時点ではあまり話は進んでいないと報じられています。

それでも、主力クラスのセカンドをトレードやFA市場で補強する予定はなく、チーム内に抱えている複数の選手を併用しながら、任せられる選手を探していくことになる予定で、セカンドは不安材料となっています。

得点力に関しては773点が両リーグトップだったのですが、ケンドリックの穴は、ジョシュ・ハミルトンがバウンスバックすれば十分に埋まりますので、そのパフォーマンスは非常に重要です。

特にハミルトンは2015年の年俸が2540万ドルと高額になるですが、2016年と2017年ともに3240万ドルとさらに跳ね上がることになります。

そのため、このオフにエンゼルスはレンジャーズとパドレスにトレードの打診をしたようですが、本格的な話になることはなかったと伝えられています。

2015年の成績が悪ければ、バーノン・ウェルズの時と同様に、年俸の大部分を負担してのトレードを模索することになると、地元メディアなども予想していますので、ハミルトンがエンゼルスに残るかどうかが決まる1年となりそうです。

エンゼルスは内部からの昇格でチームを構成していく方向にシフトしつつあり、特にジェレッド・ウィーバーとC.J.ウィルソンの契約がきれる2016年シーズン終了後、さらにハミルトンの契約がきれる2017年シーズン終了後までは、大物の獲得には積極的に動く確率は低いようです。

ジェリー・ディポートGMも、今年のFA市場で「先発投手の代理人と話をしていないし、それが変わる予定もない」と述べていて、とりあえずは現状の内部のオプションでやりくりしていく方向性であることを示唆していますので、何が動きがあるとしてもシーズン中のトレード期限前になるかもしれません。

2014年よりも投手陣に関してはより計算できる状態ではあるものの、打線に関してはやや手薄になった感はありますので、34歳になるジョシュ・ハミルトンが、どれだけ復調するか、アルバート・プホルスは2014年よりさらに状態を向上させることができるかを、中心にスプリングトレーニングの動向を追いかけていきたいと思います。