ジャスティン・アップトンとエンゼルスが5年1億600万ドルで合意!4年8850万ドルの残契約から置き換え

ジャスティン・アップトンは2015年シーズンオフに6年1億3275万ドルの大型契約をデトロイト・タイガースと結びました。

その契約には2017年シーズン終了後に残契約を破棄してFAを選択できるオプションが付帯していたため、その行使の有無が注目されました。

最終的にはエンゼルスがそのオプトアウトを回避するために、新たにジャスティン・アップトンと5年の契約延長をすることで合意に達しました。

MLB公式サイトのジョン・モロシ氏が以下のように伝えています。

ジャスティン・アップトンは4年8850万ドルの契約を破棄してFAを選択することができたのですが、新たに結んだ契約の内容は5年1億600万ドルで、契約年数が1年、契約の総額を1750万ドル加えることで、エンゼルスはオプトアウト回避したことになります。

ジャスティン・アップトンはエンゼルス移籍後に打率.245/出塁率.357/長打率.531/OPS.887と、移籍前の打率.279/出塁率.362/長打率.542/OPS.904よりは数字が落ちました。

それでもシーズン全体で見れば本塁打、打点、OPSがキャリアベストとなる打率.273/出塁率.361/長打率.540/OPS.901、35本塁打、109打点という結果を残しました。

30歳という年齢もあり以前であれが文句なくFAを選択するところですが、パワーヒッターのFA市場での価値が下がっていることもあり、ジャスティン・アップトン側も市場を上手く読んで決断する必要がありました。

エンゼルスが1年1750万ドルという比較的規模の大きくない条件を上積みすることでオプトアウトを回避できたのは、代理人サイドがジャスティン・アップトンにとって有利な市場にならない可能性があるという読みが、にあったと考えられそうです。

またこの契約延長はエンゼルスにとって様々な面でメリットがあります。

エンゼルスにとって大きな課題はマイク・トラウトをプロテクトする中軸打者の確保でした。アルバート・プホルスが年齢による衰えを感じさせる成績しか残せず、健康面でも不安が増えていました。

マイク・トラウトとコンビを組めるような強力な打者が必要だったこともあり、シーズン途中にタイガースからトレードで獲得しました。しかし、このオフにアップトンがFAを選択した場合には、再度マイク・トラウトとコンビを組めるような中軸打者を探す必要に迫られるところでした。

元々、予算としていて考えていた金額に1年1750万ドルという、現在の年俸の相場を考えれば比較的リーズナブルな金額で引き止めることができていますので、エンゼルスにとっては悪くない契約延長と言えます。

さらに今回の契約延長は年俸の配分を組み換えていて、そのこともエンゼルスの補強資金に柔軟性を持たせることになっています。

元々の契約は以下のとおりとなっています。

  • 2018年(30歳)$22,125,000
  • 2019年(31歳)$22,125,000
  • 2020年(32歳)$22,125,000
  • 2021年(33歳)$22,125,000

新しい契約は以下のとおりとなります。

  • 2018年(30歳)$16,000,000
  • 2019年(31歳)$18,000,000
  • 2020年(32歳)$21,000,000
  • 2021年(33歳)$23,000,000
  • 2022年(34歳)$28,000,000

2022年に2800万ドルに跳ね上がることになるのですが、アルバート・プホルスの契約最終年が2021年で予算枠に空きがでるため吸収することができます。

エンゼルスは他にも補強ポイントがあるため、そこに資金が回されることになるのですが、同時に注目されるのがマイク・トラウトとの契約延長です。

マイク・トラウトの6年1億4450万ドルの契約は、前半分の配分比重が小さいため、2018年の年俸は3400万ドルに上昇し2020年の契約最終年まで続くことになります。

来季からの年俸は3400万ドルと安くはありませんが、26歳と若く116試合の出場にとどまるも打率.306/出塁率.442/長打率.629/OPS1.071、33本塁打、22盗塁という成績を残していることを考えると、法外なものではありません。

契約最終年は28歳と選手として1番良い時期に差し掛かってきますので、契約延長をするならば早い段階のほうが契約の総額を抑えることができます。

エンゼルスがマイク・トラウトがチームにいるうちに勝負をかけるためにジャスティン・アップトンとの契約延長を選んだのか、それともマイク・トラウトを引き止めるための資金捻出に動いたのか、今後のエンゼルスの動向が注目されます。

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