エンゼルスがシェーン・ビクトリーノを獲得!レッドソックスは売り手への動きが加速へ

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ジョシュ・ハミルトンをトレードで放出し、レフトのポジションをレイズからシーズンオフに獲得したマット・ジョイスにまかせていたものの、打率.178/本塁打5/打点21/出塁率.274/長打率.298と低迷していました。

このような状況のため、外野手の補強が重要な課題となっていたエンゼルスでしたが、その補強の第一弾としてシェーン・ビクトリーノを獲得しました。

このトレードでレッドソックスはビクトリーの3年3900万ドルの契約の中で残っている490万ドルの年俸のうち380万ドルを負担し、見返りとして二塁をポジションとするジョシュ・ラットリッジと100万ドルの金銭を受け取っています。結果、エンゼルスは110万ドルの年俸負担ですむことになります。

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エンゼルスの外野手補強はこれで終わりではない可能性も

エンゼルスはチーム総得点423が両リーグ7位、ア・リーグ5位と、悪くない得点力を発揮しているものの、ハウィー・ケンドリックをシーズンオフにトレードで放出したことにより、マイク・トラウトとアルバート・プホルスの2人に大きく依存しています。

マイク・トラウトは打率.315/本塁打31/打点64/出塁率.405/長打率.632/OPS 1.038とMVP級の活躍をし、アルバート・プホルスも打率は.260とやや低いですが、本塁打29・打点62・出塁率 .323・長打率.537でOPSは.859と、かつてほどではないものの力を発揮しています。

しかし、この2人以外にOPSが.800を越える選手が不在で、続くのはライトを守るコール・カルフーン(率.276/本13/点56/OPS.762)くらいで、この3人に次ぐ打撃面での貢献があったデビッド・フリース(率.240/本11/点43/OPS.706)が故障で2-3週間離脱する見込みとなりました。

首位には立ったものの、同地区2位のアストロズとの差はわずかで、まだまだマッチレースの様相が続く状態です。しかも、アストロズは課題の先発投手の補強としてアスレチックスからスコット・カズミアーを獲得していますので、エンゼルスとしても戦力アップが必要な状況でした。

シェーン・ビクトリーノはスイッチヒッターではありますが、右打席の方がインパクトがあるため、当面は右投手に強い左打ちのマット・ジョイスとの併用になるようですが、さらにエンゼルスは補強に動いていると報じられています。

元々、エンゼルスは毎日試合に出て打線をグレードアップできるような外野手を探しているとされていましたが、それにはビクトリーノ(2015年成績:打率.245/出塁率.324/長打率.298/OPS.622)は物足りない面があります。

特にエンゼルスは主砲の2人が右打ちということもあり、左打者を探していて、実際にインディアンスのデビッド・マーフィー(2015年:打率.297/出塁率.345/長打率.441/OPS.786)にも興味を示しているとされるなど、ロサンゼルス・タイムズのビル・シェイキンは引き続き左翼手の補強を模索しているとTwitterで伝えています。

エンゼルスは今回のトレードで、あまり大きな代償は払っていませんし、年俸総額を圧迫するような補強でもありませんので、さらなる動きがあっても不思議ではなさそうです。

レッドソックスはビクトリーノを放出し事により、空いたロースターの枠にルスネイ・カスティーヨを昇格させています。またダスティン・ペドロイアが故障者リストに入っていることもあり、二塁を守れるジョシュ・ラットリッジを獲得したようです。

ジョシュ・ラットリッジはシーズンオフにロッキーズからトレードでエンゼルスに移籍し、ハウィー・ケンドリックの穴埋めが期待されましたが、2015年はマイナーでプレーするにとどまっています。

ですが、ロッキーズ時代には2014年に105試合に出場し、打率.269/出塁率.323/長打率.405/OPS.728という成績を残していますので、バウンスバックに期待して獲得したと伝えられています。

地区最下位で首位とは12ゲーム差、ワイルドカードでも8.5ゲーム差のレッドソックスは、このトレードを口火に2年連続で売り手となることが加速していくことが濃厚で、すでにマイク・ナポリにパイレーツが興味を示しているとも報じられています。

ここから数日のレッドソックスの動きも慌ただしくなる可能性がありそうです。