メジャー各球団の2019年のトップFA選手は?MLB公式がピックアップ

メジャーリーグの2018年シーズンもいよいよ佳境を迎え、ポストシーズン進出に向けた争いも熾烈になっています。

それと同時にシーズンオフの補強・契約に向けた動きも水面下で始まっていくことになります。

特に主力選手がフリーエージェントとなるチームは、その選手との再契約、内部の選手の配置転換やプロスペクトの昇格、トレードやFA市場でのダイブからの補強など、様々なシナリオをシュミレーションしていくことになります。

MLB公式サイトがメジャー各球団のトップ・フリーエージェント選手を選んでいます。

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MLB公式サイトが選ぶメジャー各球団のトップFA選手

MLB公式サイトのウィル・リーチ氏が選んだ、メジャー各球団のトップ・フリーエージェントは以下の表のとおりとなっています。

Team Player(Position)
ブルージェイズ マルコ・エストラーダ(SP)
オリオールズ アダム・ジョーンズ(OF)
レイズ カルロス・ゴメス(OF)
レッドソックス クレイグ・キンブレル(CL)
ヤンキース アンドリュー・マカッチェン(OF)
インディアンス アンドリュー・ミラー(RP)
ロイヤルズ アルシデス・エスコバー(SS)
タイガース ホセ・イグレシアス(SS)
ツインズ ジョー・マウアー(1B)
ホワイトソックス ジェームズ・シールズ(SP)
エンゼルス ジム・ジョンソン(RP)
アストロズ ダラス・カイケル(SP)
アスレチックス ジョナサン・ルクロイ(C)
マリナーズ ネルソン・クルーズ(DH)
レンジャーズ エイドリアン・ベルトレ(3B)

オリオールズはザック・ブリットン、ブラッド・ブラックらシーズン終了後にFAとなるリリーフ投手を放出したことにより、アダム・ジョーンズがトップ評価となっています。本人はオリオールズとの再契約が希望と考えられますが、その場合はかなり金額は抑えられることになりそうです。

前半戦を終えた時点でのクレイグ・キンブレルは防御率1.77、30セーブ、WHIP0.89、被打率.144という成績でした。そのためシーズンオフの目玉の一人となり、アロルディス・チャップマンの持つリリーフ投手としての最高契約額である5年8600万ドルを更新することが確実視されていました。が、後半戦は防御率4.73、WHIP1.50と調子を落としています。この状態が続くようであれば、チャップマンの金額には手が届かないかもしれません。

レッドソックスからは他にもネイサン・イオバルディ、ドリュー・ポメランツ、イアン・キンスラー、ジョー・ケリー、スティーブ・ピアースなどがFAとなります。トレードの交換要員は乏しくなっているため、FA市場で補強に動くことになりそうです。

ヤンキースからはトレード移籍したばかりのアンドリュー・マカッチェンが選ばれています。ただ、大型の契約を手にできるかどうかはポストシーズンでの活躍の有無に左右されることになりそうです。ヤンキースとしてはアーロン・ジャッジが戻ってくれば、必ずしも必要という選手ではないため、デビッド・ロバートソンがFAとなることのほうが、来季の戦力編成上の影響は大きいかもしれません。

インディアンスはアンドリュー・ミラーが最も痛い戦力流出となりますが、他にもマイケル・ブラントリー、コディ・アレンと主力級がFAとなります。ブルペンはトレード獲得したブラッド・ハンドがクローザーを務めると予想されますが、その他にもテコ入れの補強に動くことになりそうです。

タイガースはビクター・マルティネスもFAとなるのですが引退することを明言しているため、ホセ・イグレシアスがトップ評価となっています。

ツインズとジョー・マウアーの8年1億8400万ドルの大型契約の最終年が2018年となります。契約の1年目と2年目はWARが+4.4、+5.6と良かったのですが、その後6年間のWARは10.3しかありません。ただ、フランチャイズの顔ということもあり、契約の金額を落として再契約となる可能性が高いと予想されています。

アストロズはサイヤング賞投手のダラス・カイケルがFAとなることに加えて、チャーリー・モートンも2018年が契約最終年となっています。ジャスティン・バーランダー、ゲリット・コール、ランス・マッカラーズ・ジュニアの3人でも十分に強力で、ブラッド・ピーコックも先発ローテに戻すことができます。ただ、シーズンオフには一人は質の高い先発投手の獲得に動く可能性が高そうです。

マリナーズはチームの主砲であるネルソン・クルーズがFAとなります。38歳という年齢が懸念材料となりますが、5年連続30本塁打以上を達成していて、後2本で5年連続35本塁打にも到達します。年齢的に3年を超える契約はリスクが高いと言わざるをえませんが、2年であればそれなりの金額を提示するチームが現れそうです。マリナーズは再契約もしくは主砲クラスの選手の補強を模索するシーズンオフとなりそうです。

エイドリアン・ベルトレはレンジャーズとの再契約を本人が希望しています。FA市場に出れば興味を示す球団がいるとは予想されるのですが、契約の金額を抑えた再契約に落ち着く可能性が高い現状です。

Team Player(Position)
ブレーブス ニック・マーケイキス(OF)
マーリンズ なし
メッツ デビン・メソラコ(C)
ナショナルズ ブライス・ハーパー(OF)
フィリーズ ウィルソン・ラモス(C)
ブルワーズ ホアキム・ソリア(RP)
カージナルス バド・ノリス(RP)
カブス ダニエル・マーフィー(2B)
パイレーツ ジョーディー・マーサー(SS/2B)
レッズ マット・ハービー(SP)
Dバックス A.J.ポロック(OF)
ドジャース クレイトン・カーショー(SP)&マニー・マチャド(3B/SS)
ジャイアンツ ハンター・ペンス(OF)
パドレス フレディ・ガルビス(SS/2B)
ロッキーズ DJ・ルメイユ(2B)

マーリンズは田澤純一をリリースし、ブラッド・ジーグラーをトレード放出したことで、FAとなる選手が不在となりました。

ナショナルズからFAとなる選手のトップ評価はブライス・ハーパーとなることは当然の結論です。ブライス・ハーパーには7月末のノンウェーバー・トレード期限、8月末のウェーバートレード期限ともに、獲得に動いた球団が存在しました。ナショナルズは交渉を門前払いはしなかったものの、かなり高い要求をもっていたようで、本格的な動きとなったとは伝えられていません。ナショナルズはトレードで何の見返りも得ていませんので、クオリファイングオファーを出すことは確実です。ナショナルズはシーズンオフに再契約に積極的に動くことになりそうです。

ブルワーズからはマイク・ムスターカスもFAとなるのですが、リリーフ投手の市場価値の高さを重視して、ホアキム・ソリアが選ばれています。クローザーとセットアップの両方をこなせる安定感のあるリリーフ投手は需要があるのですが、三塁手は残念ながらそうではありません。

リリーフとしてキャリアを再生冴えているバド・ノリスはジョーダン・ヒックスとともにカージナルズのブルペンの柱となっています。ホアキム・ソリアと同様にセットアップとクローザーの両方ができるのは魅力で、引く手あまたとなりそうです。

カブスが地区トップに抜け出すキッカケとなったのがダニエル・マーフィーの加入です。ポストシーズンでも活躍した場合には、「違いをもたらす選手」として評価が高まると予想されます。

マット・ハービーのトレード移籍は既定路線かと思われましたが、レッズは手放しませんでした。シーズン中の移籍のためクオリファイングオファーの対象外でしたが、それでも放出しなかったのは再契約を視野に入れているのが理由と考えられます。

ダイヤモンドバックスからFAとなる選手の中ではA.J.ポロックが最も高額の契約を手にする可能性が高いのですが、FA市場に先発投手が乏しいこともあり、パトリック・コービン(173.2回/防御率3.06)も高値がつきそうです。

ドジャースからはマニー・マチャドがFAとなることが確定していて、クレイトン・カーショーはオプトアウトの権利を行使するかどうかとなっています。マニー・マチャドが大型契約を手にすることは確実で、年齢も若いため総額でカーショーを上回ることは確実です。カーショーは健康面に不安を感じさせるシーズンが続いていますが、マウンドに立てば素晴らしい結果を残し続けています。

今年も131回1/3で防御率2.40、WHIP0.97と安定しています。ただ、健康面に加えて、球速と奪三振率が落ちていることが懸念材料で、オプトアウトを行使するか微妙な状況ではあります。レギュラーシーズンの残りとポストシーズンでの身体の状態もファクターになります。現時点ではドジャースとの再契約、もしくはオプトアウトを買い取る契約延長の可能性が高いのではないかと予想されます。

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