ヤンキースが売り手になればA.ロッドとティシェイラはクビ?米大物記者が可能性に言及

New York Yankees Top Catch

ヤンキースは4連勝して地区首位まで6ゲーム差、ワイルドカードまで5ゲーム差としたのですが、ベースボールプロスペクタスによるポストシーズン進出の確率は10.2%と予想されるなど、厳しい状況は続いています。

その状況下でオリオールズとの最終戦には勝ことができず、レッドソックスとオリオールズとの7連戦を終えて、4勝3敗と悪くはないものの、良いとも言えない成績にとどまっています。

ウェーバー公示なしのトレード期限前に、売り手になった場合にアンドリュー・ミラー、カルロス・ベルトラン、アロルディス・チャップマンらがトレードになるのかが最大の注目ポイントとなっていますが、それ以外にも関心を持たれているのがアレックス・ロドリゲスとマーク・テシェイラの処遇です。

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売り手になった場合にベテラン大物野手の必要性は?

アメリカメディアの大物記者であるFanRag Sportsのジョン・ヘイマン記者が“Heyman: Could Yankees cut Alex Rodriguez and Mark Teixeira?”というタイトルの記事で、この2人の処遇について触れています。

Some New York Yankees people have discussed whether, if they decide to sell, they might consider releasing great veterans Mark Teixeira and Alex Rodriguez to get on with the rebuild.

ヤンキースの関係者は売り手になった場合に、ベテランのマーク・テシェイラとアレックス・ロドリゲスをリリース(解雇)することについて話しあっている。とのことです。

そして地元メディアのNJ.comのランディ・ミラーはこのヘイマンの記事を受けて以下のように書いています。

Releasing A-Rod and Teixeira seems to make perfect sense considering what they bring nowadays and the fact that every at-bat they get is one taken away from younger players who probably will be part of the club’s future, guys such as rookie utility player Rob Refsnyder and Triple-A slugger Aaron Judge.

「最近のアレックス・ロドリゲスとマーク・テシェイラの現状と、チームの将来を担うであろうロブ・レフスナイダーや3Aのアーロン・ジャッジのような若い選手たちがポジションを奪われている状況を考えると、彼らをリリースというのはうなずける動きだ。」とのことです。

アレックス・ロドリゲスとマーク・テシェイラが昨年のように活躍していれば、おそらくヤンキースは5割ラインの前後をさまよい続けるのではなく、勝ち越してもっと良い位置につけることができていたはずです。

しかし、残念ながらそうなっていません。

昨年のアレックス・ロドリゲスは151試合620打数で打率.250/本塁打33/打点86/出塁率.356/長打率.486/OPS.842と中軸にふさわしい数字でしたが、今季は56試合220打数で打率.213/本塁打9/打点29/出塁率.264/長打率.376/OPS.640という惨状で、年俸は2100万ドルとなっています。

マーク・テシェイラは昨年は111試合462打数で打率.255/本塁打31/打点79/出塁率.357/長打率.548でOPSは.900を越えて.906を記録しました。

しかし、今年は年俸が2312万5000ドルですが64試合255打数で打率.189/本塁打8/打点22/出塁率.271/長打率.320/OPS.591とアレックス・ロドリゲス以上の酷い数字となっています。

このような成績で出場させることの大きなメリットはない来季で契約が切れる40歳と今季で契約が切れる36歳にポジションを使っていることで、これからのヤンキースを支えるべき若い選手の出場機会が削られています。

そのためトレード期限前に売り手になって将来を見据えるなら、この2人を切ってしまって、若い選手に多くのチャンスを与えたほうが良いのではないかということです。

売り手になった場合には、この2人をチームからリリースすることを前提に指名打者、一塁手タイプの若い選手を獲得することも、来季以降を考えれば悪くない補強です。

特にヤンキースが一番欲しいとされているシカゴ・カブスのカイル・シュワーバーはこのポジションに当てはまる選手です。

ドジャースは今季の年俸が2160万7000ドルで、来季の契約2185万7000ドルが残っているカール・クロフォードをリリースして、ロースターに枠を空けました。

ドジャースが来季の2185万7000ドルを支払う義務は残りますが、それでもロースターを空けるためにリリースしました。

ヤンキースがアレックス・ロドリゲスをリリースする場合には、同様に来季の2100万ドルを支払う義務が残りますので、それに踏み切れるかどうかになります。

今年で契約が切れるマーク・テシェイラと比較すると、アレックス・ロドリゲスは、通算本塁打が696本塁打で700本塁打が目前、そしてベーブ・ルースの714本塁打も見える位置にいるため、ヤンキース側も簡単には決断しにくい事情があります。

ただ、ヤンキースがトレード期限前に売り手になった場合に、彼に出場機会を与えるメリットよりもデメリットのほうが大きいことは間違いなく、来季の構想にもいれにくい選手です。

マーク・テシェイラとアレックス・ロドリゲスの2人は、ヤンキースのトレード期限前の決断の方向性次第では、ピンストライプのユニフォームを脱ぐことになるかもしれません。

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