上原のヒゲまで話題に!ア・リーグ優勝決定戦MVP後の海外の反応

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ニューヨーク・タイムズでも上原について記事が掲載

ア・リーグ優勝決定戦で素晴らしい活躍をみせ、文句なしのMVPに輝いた上原浩治への注目が高まり、2013シーズンが始まる前にヒゲを剃ったこと、そしてその経緯までも紹介されています。

なぜ記者がわざわざヒゲを取り上げているかというと、今年のレッドソックスの1つの象徴としてヒゲが米メディアで取り上げられていました。マイク・ナポリ、ダスティン・ペドロイアなど多くの選手がヒゲを蓄えていて、チームが一丸となっている1つの象徴として紹介されていました。

しかし、上原は逆にヒゲを蓄えるのではなく、ヒゲを剃った後に、レッドソックスの快進撃に貢献していたので、そこに注目が集まったようです。

上原のヒゲ関する記事を扱っていたのは、New York Timesで、記事のタイトルはBeardless in Boston: Uehara Stands Outです。「ボストン(レッドソックス)でヒゲを生やしていない:上原浩治が際立って素晴らしい」というような意味です。

New York Timsのこの記事は、日本時代やオリオルーズ時代、そしてレンジャーズのことも触れながら上原の人柄にまで詳細に紹介してくれています。

今回のポストシーズンでは活躍している上原ですが、レンジャーズ時代はヒゲを蓄えていましたが、そのポストシーズンは散々でした。そのポストシーズンでの防御率が33.75と惨めなものでした。

しかし、今回はヒゲを蓄えている選手だらけのレッドソックスの中で、>ヒゲを剃った上原がポストシーズンでも大活躍をしているので、それが記者の目には面白く映ったようです。

記者は冗談めかしてだと思いますが、上原に「ヒゲを剃ったからポストシーズンでのパフォーマンスが良くなったのか?」とも聞いたようです。もちろん上原の答えは「それはわからない」でした。

レンジャーズでのポストシーズンでは、3本の本塁打を浴びたその後に、クラブハウスで涙を流し、チームメイトや日本の記者を驚かせたこと。さらに上原が人前で涙を流すことは初めてのことではなく、日本でのルーキイヤーにもあったことなどが紹介されています。

ペタジーニへの敬遠指示での上原の涙まで紹介される

上原がルーキイヤーに涙を流した出来事は、松井秀喜と本塁打を争っていたペタジーニに敬遠の指示をベンチから出されて、勝負をさせてもらえなかった時のことです。

その時のことについて、この記者に聞かれた上原は、「もしタイトルを獲るなら、それはフェアな競争の結果であるべきだし、獲った人が誇れるようにすべきだ。」というように答えています。

この上原のペタジーニ敬遠について松井秀喜が語っていたのを、最近テレビで目にしました。松井はその当時、外野で守りながら、「『勝負しろよ』と思っていた」と述べていました。もちろん上原にではなく、ベンチに対してです。その言葉を聞いて、個人的なことですが、あらためて松井秀喜が好きになりました。

その松井と仲が良いことで知られる上原です。松井と上原がこの件について会話をしたかはわかりませんが、>勝負とタイトルに対するこだわりとプライドがあることは2人に共通しているのではないでしょうか。

ヒゲを生やしていないから上原は目立った?

話はNew York Timesの記事に戻りますが、上原はヒゲについてこう答えています。

If I had a beard now,” he said, “I would not stand out.”

引用元:New York Times
Beardless in Boston: Uehara Stands Out

もしヒゲをはやしていたら、自分は目立たなかったと思う。と答えていますが、記者はそれをユーモアを交えながら否定します。

As long as he pitches the way he has so far this postseason, Uehara will stand out in any game, even if it’s a close shave.

簡単に訳してみると、
「上原がこのポストシーズンのような投球をする限り、上原はどのゲームでも目立つだろう。たとえそれが危機一髪であったとしても。」
としています。

最後の”close shave”という表現は「命拾いして」とか、「危機一髪で」というような意味の表現ですが、ヒゲを剃るという表現で使われる”shave”とかけているみたいです。

要するにヒゲのあるないにかかわらず、>投球そのものが素晴らしいので上原は注目されたし、今まで同じようなピッチングをすれば注目されるだろうと記者は述べたかったようです。

ボストンの地元が盛り上がるだけでなく、電子版ではありますが、New York Timesにも上原に関する詳しい記事が出るくらいまで注目度が高まりました。上原浩治のさらなる活躍を願ってやみません。