2018年の開幕4連戦を終えたヤンキースの懸念材料とは?地元メディアが分析

New York Yankees Top Catch

アストロズ、ドジャース、ナショナルズらともにワールドシリーズ制覇の最有力候補として、2018年シーズン開幕を迎えたヤンキースです。

その滑り出しは同地区のライバルであるトロント・ブルージェイズに2連勝の後、2連敗という結果で、やや物足りない面もめについた4連戦となりました。

そのヤンキースの抱える9つの懸念材料について地元メディアが分析しています。

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ヤンキースの抱える不安材料とは?

ニュージャージー・アドバンス・メディアのブレンダン・クティ氏による分析の要約は以下のとおりです。


ブルペンの問題は短い時間で解決できるのか?

日曜日のブルージェイズ戦ではデビッド・ロバートソンが満塁本塁打、トミー・ケインリーが2ランをジャスティン・スモークに打たれて逆転負け。土曜日はデリン・ベタンセスが今季2本目の被本塁打を浴び試合を壊し、アダム・ウォーレンは負傷。最大の強みとなるはずのブルペンが、現時点では最大のウィークポイントに。

アーロン・ジャッジのバッティングは大丈夫なのか?

4試合とサンプルサイズは少ないものの、15打数で打率2割、三振は6個を喫している。本人は自分のアプローチを継続していくことを強調している。

3. ジャコビー・エルズベリーはいつ復帰してくるのか?

右脇腹を痛めて故障者リストに入っているジャコビー・エルズベリーは4月5日に復帰できる資格を手にする。すでにマイナーでプレーしているので、その日に復帰する可能性はある。打席数が十分ではないが、故障者が続出しているので、早期の復帰が望まれている。

アダム・ウォーレンは復帰までにどれくらいの時間を要するのか?

ウォーレンは土曜日(3月31日)に打球を受けて左足首を痛めた。水曜日(4月4日)には復帰できるかもしれないが、憶測にすぎない。

アーロン・ヒックスは最短で故障者リストから復帰できるのか?もしそうなった場合のロースターは?

アーロン・ヒックスは最短でも故障者リストから外れるのは4月9日。故障者リストに入った時点でもヒックス本人は痛みがなく数日の休養でプレーできると話すなど、最短での復帰を想定している。その場合はジャコビー・エルズベリーが戻ってくるタイミングと重なるため、誰かをアクティブロースターから外す必要がある。ロナルド・トレイエズ、タイラー・ウェイドなどが候補か。

タイラー・ウェイドに外野を守らせずに乗り切れるか?

木曜日にジャコビー・エルズベリーが最短で復帰できるとしても、そこまでの間はレフトにジャンカルロ・スタントン、センターにブレット・ガードナー、ライトにアーロン・ジャッジといった編成で乗り切る必要がある。

ジョーダン・モンゴメリーがどれだけ貢献してくれるのか?

モンゴメリーはスプリングトレーニングでも安定していて、なおかつ本来のベストピッチでありながら昨季は使い物になっていなかったチェンジアップを取り戻したと話している。昨年は29試合に先発し防御率3.88を残した投手がベストピッチを取り戻したというのは明るい材料ではある。

ミゲル・アンドゥハーは指名打者以外で起用できるのか?

ジャンカルロ・スタントンがレフトを守ることで、指名打者のスポットが空いた。ミゲル・アンドゥハーの本来のポジションであるサードは、ブランドン・ドルーリーが攻守で結果を残していて、こちらも埋まっている。残る一塁でのアンドゥハーの経験は十分なものではない。


ヤンキースがシーズンオフを迎えた時点で、最大の強みがブルペンで、両リーグ2位の858得点(1試合平均5.3点)を記録した打線も引き続き得点力が期待できると考えられていました。その一方で先発ローテは健康面に不安が多い投手と、ルーキーイヤーを終えた投手2人という編成のため、最大の弱点と目されていました。

シーズンオフの補強では質と量ともに豊富なブルペンにはほぼ手をつけず、打線はジャンカルロ・スタントンを加えてさらに強化しましたが、先発ローテはサバシアを連れ戻すだけで、大きな上積みはありませんでした。

しかし、開幕4連戦を終えたヤンキースは4試合で17得点(1試合平均4.25点)と期待されたほどの爆発力を示すには至っていません。

その原因はアーロン・サンチェス(打率.071/OPS.214/本塁打0)、アーロン・ジャッジ(打率.200/OPS.600/本塁打0)の中軸2人の沈黙です。

スタントンは2本塁打、OPS1.302、ドルーリーは打率.385、1本塁打、OPS1.192、ディディ・グレゴリウスがOPS1.018と好調ですが、この3人以外はあまり打てていないため、期待通りには機能していません。

それ以上に期待を裏切っているのがブルペンです。先発投手陣は防御率3.71と最低限の働きはしているのですが、リリーフ陣の防御率は7.43と低迷しています。

アロルディス・チャップマンは防御率4.50、デビッド・ロバートソンが同18.00、デリン・ベタンセスとトミー・ケインリーが同9.00、アダム・ウォーレンが同13.00と主力が軒並み安定感を欠いています。試合数が少ないため防御率がひどい数字になるのは仕方のないところもあるのですが、最大の強みと期待されていた状態とはかけ離れていることは間違いありません。

このブルペンとジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェスの主砲3人の存在が、ワールドシリーズ制覇の最有力候補として予想される大きな理由となっていましたので、立て直していくことが必要です。

また故障者も続出していて野手ではグレッグ・バード、アーロン・ヒックス、ジャコビー・エルズベリー、クリント・フレイジャー、穴埋めに昇格させたビリー・マッキンニーがDLに入っていて、投手はベン・ヘラーがDLで、アダム・ウォーレンも負傷しています。

レイズ、オリオールズとの連戦を終えた後は、最大のライバルであるレッドソックスとのボストンでの3連戦が控えています。そこまでにはチームの状態を整えて、早い段階で懸念材料を消していきたいヤンキースです。

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