8つの合理的なトレード期限前のシナリオ!米名物記者が選ぶ理想的なトレードとは?

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2016年のトレード期限となる8月1日まで、残すところ40日足らずとなり、トレード市場での噂も徐々に増えつつ有ります。

フィリーズ、ブレーブス、ブルワーズ、パドレス、レッズといった再建モードであるチームが売り手になるのは確実なのですが、それ以外にも、これからの結果次第でポストシーズン争いから脱落し、売り手にまわるチームが増えていくことになります。

そのような状況下で前CBSスポーツの記者で、MLB NETWORKなどにも出演しているジョン・ヘイマン記者が8つの合理的なトレードのシナリオを選んで記事にしています。

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トレード期限前に成立することが合理的だと言える8つのシナリオ

6月23日にジョン・ヘイマン氏が”Heyman: 8 dream trade scenarios”というタイトルで、現実として動いているわけではないものの、チームのニーズを考えた時に、トレード期限前に成立することが合理的だと言える8つのシナリオについて記事にしています。

その8つのトレードは以下のようなものとなっています。

1. ナショナルズがアロルディス・チャップマンを獲得
ヤンキースが獲得するのはプロスペクトのトレア・ターナー。遊撃手がポジションだが、ナショナルズではダニー・エスピノーサがいてブロックされている。
ジョナサン・パベルボンが故障離脱する前からセットアップマン、クローザーをナショナルズは望んでいた。ダスティ・ベイカー監督はレッズに在籍していた当時からチャップマンを気に入っている。交換要員は

2. ジャイアンツがアンドリュー・ミラーを獲得
ヤンキースがフィル・ビックフォード(Phil Bickford)、アンドリュー・スアレス(Andrew Suarez)、カイル・クリック(Kyle Crick)というプロスペクトの3投手を獲得。
2年1800万ドルの契約が残るが、MLBでもベストのクローザーであることを考えるとリーズナブル。ヤンキースは野手を欲しがっているので、その層が厚いカブスと交渉したいだろうが、ジャイアンツのほうが積極的なオファーをするだろう。

3. レンジャーズがフェルナンド・ロドニーとブランドン・マウラーを獲得
パドレスが右腕投手のアリエル・フラド(Ariel Jurado)、遊撃手のマイケル・デレオン(Michael DeLeon)を獲得。ロドニーは好調なためパドレスにとてトレードの良いカードになっている。レンジャーズはブレーブスのアローディス・ビスカイーノをターゲットにするかもしれないが、アストロズがフィリーズからケン・ジャイルを獲得した際に放出したプロスペクトと同等の要求をブレーブスはしている。そのため友人のA.J.プレラーと交渉するほうが簡単だろう。

4. レンジャーズがジョナサン・ルクロイを獲得
ブルワーズは三塁手/外野手のジョーイ・ギャロを獲得。三塁はエイドリアン・ベルトレの契約延長により2年間は塞がっている。レンジャーズは捕手をどうしても必要としているわけではない。が、ア・リーグのあるスカウトはレンジャーズがルクロイを獲得すれば、アリーグを成立する可能性をさらに強固にすると見てたている。

5. ジャイアンツがライアン・ブラウンを獲得
ブルワーズは右腕投手のタイラー・ビーディー(Tyler Beede)と外野手のマック・ウィリアムソン(Mac Williamson)を獲得。
ブルワーズは再建モードのためブラウンの2020年までの8700万ドル年俸を削減することと、プロスペクトの獲得を目指している。
ジャイアンツはハンター・ペンスを欠いていても好調を維持しているし、2年連続でぜいたく税の対象となるため、獲得すればブラウンの年俸の33%もぜいたく税として支払うことになる。どうしても補強が必要なわけではないが、現状でカブスやナショナルズに勝つのは簡単ではない。ブラウンは6チームへのトレード拒否権を設定しているが、ジャイアンツは対象外。

6. レッドソックスがソニー・グレイを獲得
アスレチックスはエドゥワルド・ロドリゲス、ヘンリー・オーウェンス、右腕投手のマイケル・コペック、一塁手のサム・トラビスのパッケージを獲得。
アスレチックスがソニー・グレイのトレードに応じるかどうかはかなり微妙ではある。しかし、レッドソックスがすでにコンタクトしてホセ・フェルナンデスやゲリット・コールに比較すれば可能性はある。現時点でグレイの交渉に応じている情報はないが、ビリー・ビーンはこういったことに踏み込んできた実績がある。サム・トラビスは現在マイナーでDLに入っているが、春の時点では”次のポール・ゴールドシュミット”との声もあるほど高い評価。

7. インディアンスがジェイ・ブルースを獲得
レッズはブルースの年俸の一部を負担し、タイラー・ナキン外野手を獲得し、。
インディアンスは良いチームで、ポストシーズンに向けても良い位置にいるが、外野手のパフォーマンスが良くない。インディアンスはブラッドリー・ジマー、クリント・フレイジャーなどの外野のトッププロスペクトがいるが、マイケル・ブラントリーの状態が不透明な今、今すぐの戦力アップをインディアンスは必要としている。

8. カブスがアローディス・ビスカイーノとアレクシー・オガンドを獲得
ブレーブスはホルヘ・ソレア、一塁手のダン・フォーゲルバッハ、三塁手のハイメル・カンデラリオを獲得。
カブスはミラーやチャップマンを獲得したがっているが、トッププロスペクトを放出しない方針のため、成立させるのは簡単ではない。

ヤンキースはどのポジションもベテランばかりのため若いポジションプレイヤーを必要としています。近年はディディ・グレゴリウス、スターリン・カストロなどを獲得していますが、さらに若いプレイヤーを必要としているので、野手のプロスペクトが多いカブスは魅力的な交渉相手です。

ですが、ヤンキースが欲するであろうとされるカイル・シュワバー、ウィルソン・コントレラス、ハビアー・バエズらは出さない方針を明確にしていますので、交渉が成立しにくい状況です。

カブスも大きな穴がブルペンにあるわけではありませんし、長期にわたる継続的な成功を目指しているため、ハイレベルのプロスペクトを出す可能性は低くなっています。

その中でジョン・ヘイマン氏があげているトレア・ターナーは2016年開幕前にベースボールアメリカがMLB全体で9番目、MLB公式サイトが11番目にランクするなどハイレベルのプロスペクトです。

そしてナショナルズはクローザーをかなり必要としている上に、シャーザー、ストラスバーグに大金を注ぐなど勝ちにいっていますので、小さくない代償を支払う可能性が十分にあります。

ディディ・グレゴリウスがやや期待はずれになっているヤンキースにとってトレア・ターナーは魅力的な存在のため、売り手にまわることが決まれば、成立しても不思議ではないトレードと言えそうです。

Dreamとジョン・ヘイマン氏がタイトルにしているとおり、現実として進んでいるわけではありませんが、成立することは両チームにメリットがあり、インパクトがあるものではありますので、今後の情報にも注目していきたいと思います。

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