ヤンキースなど6チームがホセ・キンタナをスカウティングか!トレード期限前の争奪戦はヒートアップ

今年のトレード市場はエース級と言える投手の層が厚くありません。

シーズン開幕前にはダルビッシュ、クリス・アーチャーらも市場に出るとの予想がありましたが、両チームともにポストシーズンを狙える位置につけているため、その可能性はなくなりました。

そのような中、トレード市場でフロントスターターとして注目を集めているのがアスレチックスのソニー・グレイとホワイトソックスのホセ・キンタナです。

そのホセ・キンタナが前半戦最後の登板としてクアーズ・フィールドで行われたロッキーズ戦に登板しました。

今季は良い成績が残せていなかったキンタナでしたが、7月8日の登板では強打のロッキーズ打線と極端な打者有利のクアーズ・フィールドでありながら5回1/3で自責点3、奪三振10、与四球2と悪くない投球を見せました。

それでも今季の防御率は4.49と良くないのですが、一時は5.60まで悪化していましたので、急激ではありませんが、着実に復調気配を見せています。

その7月8日のクアーズ・フィールドのホセ・キンタナの先発登板の際に、多くのチームのスカウトが視察をしていたことをMLB公式サイトのスコット・マーキン氏が伝えています。

With scouts from the Yankees, Cardinals, Orioles, Royals, Angels and Blue Jays among the group in attendance, Quintana yielded three runs on five hits. Two of those runs came via Nolan Arenado’s first-inning home run, with Quintana retiring 14 of the next 16.

ヤンキース、カージナルス、ロイヤルズ、エンゼルス、ブルージェイズらのスカウトが見守る中、キンタナは被安打5の3失点という結果だった。そのうち2点はノーラン・アレナドの初回の2ランホームランによるもので、その後は16人の打者と対戦して14人をアウトに仕留めた、とのことです。

ヤンキースはトレード期限前の補強に積極的に動いているようで、リリーフではパドレスのブラッド・ハンド、フィリーズのパット・ネシェック、ファーストではマーリンズのジャスティン・ボアーなどの名前が既に上がっています。

リリーフや一塁は補強ポイントであることは間違いないのですが、先発投手のパフォーマンスが低下していることも、この25試合で7勝しかできないかった原因となっています。そのため後半戦で状態を立て直してポストシーズン進出するためには、できれば先発ローテのテコ入れをしたいところではあります。

またヤンキースはサバシア、ピネダと2人がFAとなりチームを去ることになりますので、2020年までチームがコントロールでき、4年連続で200イニング以上を投げるタフさがあるホセ・キンタナは短期的にも中長期的にもプラスになります。

カージナルスは43勝45敗と負け越しているものの、混戦のナ・リーグ中地区の状況に助けられて2位につけています。ブルワーズとの差は5.5ゲームと開いていますが、万全な戦力を持っているチームではないため、まだまだ捉えることができないわけではありません。

そのカージナルスの先発ローテは防御率3.96で両リーグ4位につけています。カルロス・マルティネスが防御率3.40、ランス・リンが防御率3.61、マイク・リークが防御率3.12と3枚安定した投手が揃っていることがその原動力となっています。ただ、かつてのエースであるアダム・ウェインライトは防御率5.40、健康面に不安を抱えるマイケル・ワカは防御率4.10となっています。首位を追いかけるには、もう1枚安定した投手がいた方が良いことは間違いありません。

オリオールズは先発ローテが防御率5.74で両リーグ29位と壊滅的で、これを立て直さない限りポストシーズンは難しいのですが、内部には良い選択肢が残っていないため、外部の補強を模索するのは自然なことと言えます。

エンゼルスは強力とは言えない顔ぶれの先発ローテなのですが、上手くやりくりして両リーグ14位の防御率4.50となっています。ただ、エースと呼べるような投手は不在で、防御率4点台から5点台の投手で編成されています。ワイルドカードには3ゲーム差につけていますし、マイク・トラウトの復帰が近づいていますので、信頼できる先発投手を1人は欲しい状況です。

ロイヤルズの先発ローテは防御率4.30で両リーグ11位とまずまずの位置にはつけています。ベテランのジェイソン・バルガスが防御率2.62と好調ではありますが、本来のエース格であるべきダニー・ダフィーは故障から復帰したものの、その2試合では防御率4.97と少々不安は残ります。ただ、どちらかと言えばリリーフ補強の方が優先順位は高いと考えられます。またホワイトソックスを納得させることができるプロスペクトのパッケージを用意するのも難しいため、実現性は低いかもしれません。

ブルージェイズの昨年の強みは先発ローテでしたが、今年は故障者が続出したこともあり防御率4.74で両リーグ20位とイマイチです。マーカス・ストローマンとJ.A.ハップは安定した投球をしていますが、それ以外は防御率4点台から5点台と不安感が残っています。今季終了後にマルコ・エストラダ、フランシスコ・リリアーノがFAとなりますので、今季だけでなく来季以降も見据えてホセ・キンタナに関心を示している可能性があります。

この争奪戦に名前が上がっているチームの中ではホワイトソックスを満足させることができる交換要員を準備できるのはヤンキース、カージナルス、そしてブルージェイズくらいで、エンゼルスとオリオールズは難しい状況です。ここでは名前が上がっていませんが、ファームの層も厚いアストロズも関心を持っているとされていますので、これから3週間の争奪戦が注目されます。

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