ヤンキースが残りのシーズンオフで取り組むべき6つの動きを地元メディアが提言

New York Yankees Top Catch

ヤンキースはすでにアロルディス・チャップマンとの契約、ブライアン・マッキャンのトレードなど、大きな動きは終わったかのような状況となっています。

ただ、戦力的に優勝を争えるチームになっているかと言われれば疑問が残る状態となっています。

若い選手の台頭に期待することになる2017年シーズンとなりそうなのですが、そういった現状のヤンキースが「シーズンオフの残りで取り組んでおくべき6つの動き」を地元メディアが指摘しています。

ニュージャージ・ドット・コムが“6 moves Yankees should make for short-term and long-term success”というタイトルの記事で、短期的にも長期的にもヤンキースが成功するために取り組むべき6つの動きを指摘しています。

その6つの課題は以下のとおりとなっています。

  1. ブレット・ガードナーのトレード
  2. チェイス・ヘッドリーのトレード
  3. FA先発投手のジェイソン・ハメルと契約
  4. FA内野手のルイス・バルブエナと契約
  5. グレッグ・ホランドと契約
  6. 田中将大との契約延長

1. ブレット・ガードナーのトレード:ブレット・ガードナーがヤンキースで残してきた実績は評価されるものの、レフトにはプロスペクトのクリント・フレイジャーが控えているので、そのポジションを空けるべきだというものです。

2. チェイス・ヘッドリーのトレード:過去6ヶ月間ヤンキースが躊躇ってきたことだが、直近の4シーズンのOPSは、三塁手の平均を1%下回っているので、トレードできるならやるべき。

3. FA先発投手のジェイソン・ハメルと契約:2017年に本気でポストシーズンを狙うならもう1人信頼できるベテラン投手を確保すべき。

4. FA内野手のルイス・バルブエナと契約:チェイス・ヘッドリーのトレードの穴埋め。パワー、四球を選べる忍耐力、複数ポジションを守れるなどキャッシュマンGMの望むタイプの選手だ。

5. グレッグ・ホランドと契約:016年のミラー、ベタンセス、チャップマンというトリオに近づけたいなら契約すべき。

6. 田中将大との契約延長:2017年シーズン終了後に契約を破棄してFAを選択できる。オプトアウトした場合には2018年のヤンキースは危うい。

という6つの動きをすべきだと提案しています。

もしヤンキースがブレット・ガードナーとチェイス・ヘッドリーをトレードすることに成功すれば、両者ともに年俸が1300万ドルのため、最大で2600万ドルが2017年分から削減できることになります。

この金額をセーブすることができれば、ジェイソン・ハメル、ルイス・バルブエナと契約するだけの資金を確保することもできます。

ジェイソン・ハメルは2015年に170回2/3で防御率3.74/10勝7敗/WHIP1.16、166回2/3を投げて防御率3.83/15勝10敗/WHIP1.21という成績を残しています。

ここ数年はナ・リーグのチームに所属していますが、2012年と2013年にはオリオールズで先発ローテに入り、257回1/3で防御率4.27と、それなりの数字も残してはいます。

先発ローテの4番手、5番手には向いている投手で、年俸も1000万ドル程度に抑えられる可能性もあるため、予算に枠があれば悪くない先発投手です。

ルイス・バルブエナは内野はショート以外であれば守ることができ、緊急の場合にはレフトを守ることもできます。

そして攻撃面では2015年に132試合で打率.224/出塁率.310/長打率.438/OPS.748と打率は低いものの、本塁打は25本を記録し、四球を選ぶことができているため出塁率はそれなりの数字となっています。

2016年は90試合に出場にとどまったものの13本塁打、40打点、そして打率.260/出塁率.357/長打率.459/OPS.816という成績を残しています。

こちらも年俸は高くなって1000万ドル程度と見込まれ、契約年数2年もしくは1年ですむ可能性があるのも魅力となります。

チェイス・ヘッドリーのヤンキース移籍後は354試合で打率.257/出塁率.334/長打率.380/OPS.714、本塁打31、打点130にとどまるため、バルブエナにヘッドリーの穴埋め以上も期待できます。

グレッグ・ホランドについてはトミー・ジョン手術からの復帰となり未知数の部分は残りますが、かつてのような状態に近いパフォーマンスを見せれば、タイラー・クリッパードとアダム・ウォーレンを加えたブルペンはかなり強固になり、不安を抱える先発ローテを補うこともできます。

しかも術後で値段も比較的抑えることができるのも魅力になると考えられるグレッグ・ホランドです。

最後に田中将大です。2017年シーズン終了後にFAを選択できるのですが、その場合には3年6640万ドル程度の残契約を破棄することになります。

問題が複雑になるのは田中将大が肘に爆弾を抱えていることです。健康であればオプトアウトをしてFAになっても、29歳と若いため、さらに5年から7年の長期の大型契約を期待できる状況です。

ただ、どこかでトミー・ジョン手術が必要になる可能性があるため、現在の2200万ドル以上の年俸を長期に渡って出すのをためらうチームが増えることが予想されます。

その一方でトミー・ジョン手術となる前に再度FAになったほうが、受けた後にFAとなるよりも、長期の大型契約を手にできる可能性があるのも事実です。

ヤンキースはどこのチームよりも田中将大の肘に関するメディカルリポートを把握しています。そのため、表面上の言葉とは異なり、オプトアウトしてFAとなってもトミー・ジョンのリスクを考えれば悪くないと考えている可能性も否定はできません。

このあたりのヤンキースと田中将大の代理人との駆け引きは、このシーズンオフから2017年シーズンにかけて注目したい動きです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています
スポンサーリンク