レッドソックスファンがエースとなるデビッド・プライスについて知っておくべき5つのこと

Boston Redsox Top Catch

7年2億1700万ドルという巨額契約でボストン・レッドソックスと合意したデビッド・プライスですが、待望のエース獲得への期待と、契約の後半が不良債権になるリスクを指摘する不安が入り交じるボストンの地元メディアです。

昨年のジョン・レスターの6年1億5500万ドルよりも期間も金額も膨れ上がったことで、地元メディアの中には前GMのベン・チェリントンではなく、長期契約を認めない方針だったオーナーのジョン・ヘンリーを責める声も中にはあります。

このようにニューヨークと並んで辛口なメディアとファンが多いボストンでプレーすることになりますので、結果を残さなければ針のむしろとなることは間違いないのですが、そのプライスについてMLB公式サイトが“5 things to know about new Boston ace Price”と題して特集記事にしています。

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5つのデビッド・プライスの知っておきたいこと

Paul Casellaがボストン・レッドソックスの新しいエースとなったデビッド・プライスについて、ファンが知っておくべき5つのこととして以下の様な内容を紹介しています。

  1. フェンウェイ・パークとの相性が良い
    フェンウェイ・パークで11度先発して74イニングを投げて防御率1.96。彼が1試合以上先発した球場の中では一番良い防御率。
  2. 奪三振が多い
    2014-15年の2年間の奪三振が496で、クレイトン・カーショー、マックス・シャーザー、コーリー・クルーバーに次ぐMLBで4番目。過去5年間で4度200奪三振を記録しているのはカーショーとプライスの2人だけ。
  3. 防御率が良い
    2015年の防御率2.45がア・リーグで一番良い数字というだけでなく、1シーズンに複数チームで登板した投手の防御率としては1988年のジョン・テューダーの2.32以降ではベストの数字。つまり他チームの本拠地やクラブハウスへの対応の心配が少ない。
  4. 多くのイニングを投げ続けるタフさ
    2014年に248回1/3、2015年に220回1/3を投げているため、2シーズン合計で468回2/3となりMLBで最多の投球イニング数に。多くのイニングを投げているということは「タフさ」だけでなく「安定感」も証明している。過去2年間の66試合で7イニング以上を45試合、8イニング以上は26試合と、いずれもMLBでベストの数字。
  5. 味方が5点をとった際の勝率が高い
    味方が5点以上援護した試合のデビッド・プライスの成績は68勝1敗で、近年3年間は26勝0敗。味方が点をとればそれを勝利にしっかりと結びつけることができる。

ジョン・レスターは安定感があり、ポストシーズンに強い投手でしたが、レギュラーシーズンにおけるパフォーマンスではジョン・レスターを上回る実績を残しているデビッド・プライスです。

MLBの5本の指に入るトップスターターと言える実績を残すデビッド・プライス

デビッド・プライスのシーズン別の成績は以下の表のとおりとなっています。

David Price Stats_2008-2015

通算では218試合(先発213試合)1441.2回で防御率3.09/104勝56敗/奪三振1372/WHIP1.13と素晴らしい成績を残しています。

デビッド・プライスは2012年に211.0イニングで防御率2.56/20勝5敗/奪三振205/WHIP1.10で最多勝利と最優秀防御率の投手2冠に輝き、サイヤング賞を獲得しています。

2014年はレイズとタイガースの2チームで248回1/3を投げて奪三振を271個奪い、奪三振王のタイトルを獲得しました。

2015年はタイガースとブルージェイズの2チーム通算で32試合220.1回で防御率2.45/18勝5敗/奪三振225/WHIP1.08と素晴らしい成績で、防御率と勝率がア・リーグ1位、勝利数と投球イニングが同3位、奪三振が同4位、WHIPが同5位を残しました。

特にトレード移籍後のブルージェイズでの成績は11試合74.1回で防御率2.30/9勝1敗/奪三振87/WHIP1.01で奪三振率はクローザー並みの10.53と素晴らしい成績でした。

2年で4チームに所属しながら好成績を残していますので、パブロ・サンドバルやハンリー・ラミレスが苦労しているボストンへのアジャストもスムーズにできるのではないかと期待できます。

デビッド・プライスは防御率も良いのですが、味方の守備力による助けを排除して、純粋に投手の実力を測るために奪三振、被本塁打、与四球などの数字で計算されるFIP(Fielding Independent Pitching)でも優れています。

2015年シーズンのデビッド・プライスのFIPは2.78でシカゴ・ホワイトソックスのクリス・セールに次いて、アメリカンリーグで2番目に良い数字となっています。

また2013-15年の直近3シーズンのFIPは2.85ではMLB全体で9位、防御率3.01は全体で15位となるなど、”真のエース”と呼ぶにふさわしい成績を残し続けているデビッド・プライスです。

2年連続地区最下位から巻き返すにはデビッド・プライスの活躍は必要不可欠なため、大きな重圧を背負って2016年開幕を迎えることになりそうです。

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