マット・ハービーがDFAへ・・・移籍先の候補となる球団は?

かつては「メッツのエース」になるだけでなく、「MLBを代表する右腕」となると評価をされてきたマット・ハービーです。

しかし、健康面の問題、それと関連したパフォーマンスの低下に加えて、グラウンド外での素行などの問題で、評価は大きく変わってしまったのですが、2018年シーズンの開幕時はメッツの先発ローテに入りました。

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メッツがマット・ハービーを見切る

先発ローテの一員として4試合に登板し21イニングを投げたのですが、本塁打4本を含む被安打26、与四球4、奪三振17、自責点14と結果を残せず防御率6.00となった時点でブルペンへと配置転換されました。

リリーフ投手として再生を目指すことになったハービーですが、4試合6イニングで、2本の本塁打を含む被安打7、与四球5、自責点7とさらに成績が悪化てました。

その結果、今シーズンのマット・ハービーの成績は27イニングで防御率7.00、WHIP1.56、被打率.303、奪三振率6.67、与四球率3.0となりました。

これを受けてメッツはマット・ハービーにマイナー降格を打診したのですが、MLBのサービスタイムの条件を満たしていたため、ハービーはこれを拒否します。

それを受けてメッツはマット・ハービーをロースターに残しておくことはチームのためにならないと判断し、DFAすることを決断しました。

正式には現地の5月5日にDFAされることになるのですが、それから7日間でメッツはトレードすることができます。それに成功しない場合にはマット・ハービーはフリーエージェントとなります。

メッツのサンディ・アルダーソンGMは「マット・ハービーにチャンスを与えてみようという人々がいるだろうと考えている」と明かしています。

ただ、トレードの場合にはマット・ハービーの年俸562万5000ドルという安くはない年俸がネックとなります。メッツがトレードを成立させるためには、年俸の大部分を負担する必要があると予想されています。

というのも7日間の期間を過ぎてFAとなった後は、メジャーリーグの最低年俸(約55万ドル)でマット・ハービーと契約できるためです。

If no trade is reached before the end of the seven-day period, Harvey will become a free agent and be able to sign with any of the other 29 teams, with his new team paying only the league minimum while the Mets pay the remainder of his salary.

引用元:Where will Harvey land? 5 possible destinations

ただ、ポテンシャルへの評価は高い投手のためトレードで確実に獲得したいと考えるチームがいても不思議ではありません。7日間を経過して、そのままフリーエージェントになるかどうかは不透明と言えます。

マット・ハービーの契約先となる可能性があるチームは?

そのマット・ハービーの獲得に手を挙げる可能性があるチームについて、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏がリストアップしています。

移籍先の候補となる球団と、その理由の要約は以下のとおりとなっています。


ニューヨーク・ヤンキース

ジョーダン・モンゴメリーが左肘の問題で2ヶ月ほど離脱する可能性がある。その穴はドミンゴ・ヘルマンが埋める予定で、うまくいく可能性もある。ただ、マット・ハービーは見送るには惜しい投手だ。マット・ハービーにとって自分の価値とメッツの誤りを証明するには、同じニューヨークが最高の場所ではないだろうか。

サンフランシスコ・ジャイアンツ

マディソン・バムガーナーは復帰まで少なくとも1ヶ月を要するし、ジョニー・クエトは右肘の炎症で離脱している。無残な2017年からチームを立て直し、2018年は悪くないスタートを切っていて地区優勝とワイルドカードの両方の争いに絡んでいる。ブルース・ボウチー監督はオールスターでマット・ハービーを先発に選んでいる。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス

ロビー・レイが脇腹を痛めで故障者リストに入り、タイファン・ウォーカーはトミー・ジョン手術で今季絶望となっている。それらの穴を埋めるためにマット・ハービーを試そうとする可能性がある。仮にマット・ハービーが上手くいかなくてもシェルビー・ミラーが夏には戻ってくる。

テキサス・レンジャーズ

レンジャーズのアシスタント投手コーチのダン・ウォーゼンは、メッツで2012年から2017年にかけて投手コーチとしてマット・ハービーを見ていた人物で、今も2人は親しい間柄だ。レンジャーズは2月にティム・リンスカムにもチャンスを与えているので、ジョン・ダニエルズGMはマット・ハービーにも同じように試みるだろう。マーティン・ペレスが肘の問題で離脱しているので、先発ローテに空きはある。

シカゴ・ホワイトソックス

ホワイトソックスの先発ローテは平均で5回1/3しか消化できていない状態で、MLB全体ワースト5になっている。ミゲル・ゴンザレスは右肩の問題で離脱していて、チームも9勝20敗と大きく負け越している。マット・ハービーを獲得して再生させて、トレード期限前にポストシーズンを争うにチームにトレードしようとする可能性がある。


マット・ハービーのヤンキース入団が実現すれば、非常に大きな関心を集めることは確実です。ただ、ハービーとニューヨークメディアとの関係が良好とも言えないため、よりプレッシャーの少ない場所で結果を残すことを好む可能性も否定できません。

そうなると投手有利の本拠地を持ち、バスター・ポージーというMLBを代表する捕手がいて、ベテラン選手の扱いに長けているブルース・ボウチー監督が率いるサンフランシスコ・ジャイアンツは魅力的な選択肢となるかもしれません。

レンジャーズ側がマット・ハービーに興味を示す可能性は高いと予想され、アシスタント投手コーチであるダン・ウォーゼン氏との関係もマット・ハービーの決断に影響を与えると考えられます。
ただ、今季終了後には再びFAになることを考えると、打者有利のアーリントンを本拠地とするレンジャーズはリスクが高い選択肢ではあります。

ダイヤモンドバックスはポストシーズンを狙えるチームであることは魅力ですが、ロビー・レイとシェルビー・ミラーが戻ってきたときには微妙な立場となります。

ホワイトソックスは再建途上にあり、若い投手への負荷を軽減したいチーム事情もありますので、多くのチャンスをもらえると予想されます。よりプレッシャーの少ないところで復活を期すのであればホワイトソックスは悪くない選択肢と言えます。

ただ、ホワイトソックス以外にも再建途上で若い投手への過剰な負荷を避けたいチームは存在しています。ポストシーズンを争うチームだと、どうしても少ない機会で結果を求められることになりますので、マット・ハービー側が再建チームのほうが集中しやすいと環境と考える可能性があります。そのため意外なチームが争奪戦に競り勝つことになるかもしれません。

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