なぜダイヤモンドバックスはJ.D.マルティネスと契約すべきなのか?大手メディアが獲得を提言

ダイヤモンドバックスは、シーズンオフ当初においては、J.D.マルティネスとの契約はかなり難しいと考えられていました。

ザック・グレインキーとの大型契約が予算を圧迫し、ポール・ゴールドシュミットとの契約延長を視野に入れていたためですが、FA市場の歴史的な停滞によりダイヤモンドバックスにもチャンスが訪れています。

レッドソックスに最もマッチする選手がJ.D.マルティネスであるとの見方が強く続いていたのですが、CBSスポーツのマイク・アキサ氏はダイヤモンドバックスは何とか道を見出して契約する必要があると提言しています。

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ダイヤモンドバックスにとって2018年は重要な年?

アキサ氏は以下のような理由を上げてダイヤモンドバックスは獲得すべきだとのべています。

  • 競合しているレッドソックスは待ちの姿勢を崩していない
  • ダイヤモンドバックス打線はJ.D.マルティネスを必要としている
  • 勝負をかけることができる期間が多く残されていない
  • ドジャースはここ数年で最も厚みに欠けている

レッドソックスは5年契約で金額は1億ドルから1億2500万ドルの間で、しかも1億ドルに近い金額を提示しているとされています。

選手の評価としては妥当なものではあるのですが、ボラス氏がシーズンオフ当初に2億ドルを要求し、メディアも1億5000万ドルを予想している金額からは大きく後退したオファーです。

そのためJ.D.マルティネスは、その提示を受け入れることを拒んでいるのですが、レッドソックスは2017年に地区優勝を果たしたロースターの大半が2018年も揃っていることもあり、慌てて補強する必要もありません。

このような状況のため、レッドソックスは待ちの姿勢を堅持していることをアキサ氏は指摘した上で、この状態が続けば続くほど、残る交渉相手であるダイヤモンドバックスが有利になると述べています。

ダイヤモンドバックスの2017年のチーム総得点は812でナ・リーグ4位にランクされましたが、J.D.マルティネスの移籍後62試合の活躍による部分が大きくありました。

現状ではJ.D.マルティネスに代わりにヤスマニ・トマスが入ることになるのですが、ファングラフスなどのデータサイトによる来季予想では733点でリーグ7位、763点でリーグ6位にとどまるものとなっていることをアキサ氏は指摘しています。

しかし、J.D.マルティネスと契約できれば、フルシーズン起用できることになり、打線は両リーグ屈指のものとなります。

ダイヤモンドバックスは2017年にポストシーズンに進出しましたが、それを土台として2018年が勝負をかける絶好のタイミングです。逆、それ以降は現在のコアプレイヤーがFAとなるため、戦力のやりくりが難しくなります。

  • 2018年シーズン終了後:パトリック・コービン、A.J.ポロック
  • 2019年シーズン終了後:ポール・ゴールドシュミット、シェルビー・ミラー、クリス・オーウィングス
  • 2020年シーズン終了後:ジェイク・ラム、デビッド・ペラルタ、ロビー・レイ、タイファン・ウォーカー

年俸総額が1億ドルが適正なレベルのチームにも関わらず年俸が3400-3500万ドルのザック・グレインキーがいるため、これだけの選手の穴を埋める補強を行うのは簡単ではありません。

そのため、戦力が整っている2018年に勝負をかけるれるようにマルティネスを獲得したほうが良いということです。

さらに、ドジャースが近年の中では1番制約がある状態で、鉄壁と思われた牙城を崩すチャンスが訪れているので、なおさら動くべきだとアキサ氏は述べています。

ジャンカルロ・スタントン、ダルビッシュ有というMLBトップクラスの選手が移籍を望んだにも関わらず、ドジャースはぜいたく税を回避するために応じることができませんでした。

以前のようにぜいたく税を気にしない補強を行っているのであれば、両者ともドジャースのユニフォームを着ていた可能性が高いと考えられます。

さらに今までは故障することを織り込んで、選手層に厚みを加えるために抱えていたブランドン・マッカーシー、スコット・カズミアーといった投手やエイドリアン・ゴンザレスも放出し、ややロースターは弱くなっています。

にも関わらず、ぜいたく税の回避のためFA市場で大きな補強には動けていませんし、シーズン中のトレード期限前の補強にも制約が加わるため、大きく動けないことが予想されます。
このようなドジャースに制約が多くある2018年がチャンスだとアキサ氏は述べています。

2018-19シーズンは豪華なFA市場となるのですが、仮にクレイトン・カーショーがオプトアウトしてFAを選択した場合には、ドジャースの年俸総額は9500万ドルまで減少します。
2019年はぜいたく税の基準額は2億600万ドルまで上昇しますので、1億ドル近い補強資金をドジャースは動かせることになります。

ダイヤモンドバックスは、ワイルドカードゲームに進むことができる戦力ではありますが、1試合だけの勝負では、実力通りの結果が出にくく、ポストシーズン勝ち進む確率が低くなるのが現実です。

ドジャースのロースターがやや弱くなり、補強資金に制約がある一方で、ダイヤモンドバックスはマルティネスを加えれば充実した戦力となりますので、競り勝って地区タイトルを手にできるチャンスが訪れます。

スコット・ボラス氏とダイヤモンドバックスのオーナーがすでに3度の直接会談を行っているとされていますので、この交渉が合意に達すれば、ナ・リーグ西地区の争いはより拮抗することになりそうです。

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