注目度は低いものの2018年夏にトレードされる可能性が高い選手は?

トレードの移籍市場ではマニー・マチャド、コール・ハメルズといった知名度の高いビッグネームの移籍に注目が集まります。

しかし、大きな関心を集めなかったトレードが、チームをポストシーズンに押し上げることがあるのもトレード移籍の醍醐味です。

ファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏は注目集めると予想される20名のトレード市場の現状と動向について予想していました。

「再建」を公言してロースターを解体したチームが増えたこともあり、勝利を積み重ねるチームと敗北を積み重ねるチームとがクッキリと鮮明になっている...

この記事の後、ブルージェイズの状態が悪くなったことで、さらにトレード市場の選手が増える可能性が高まっています。

今回はトップ20にランクしなかったものの、獲得するチームの戦力アップに繋がり、放出するチームも何かしらの見返りが期待できる30名の選手をリストアップしています。

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注目と関心を集めていないもののトレード移籍の可能性が高い選手たち

ジョン・ヘイマン氏がリストアップした、大きな注目と関心を集めていないものの、2018年夏にトレードされる可能性が高い30名は以下のとおりとなっています。

  1. J.A.ハップ(ブルージェイズ・先発投手)
  2. ケビン・ゴーズマン(オリオールズ・先発投手)
  3. ディラン・バンディ(オリオールズ・先発投手)
  4. ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ・三塁手)
  5. ブライアン・ドージャー(ツインズ・二塁手)
  6. エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ・三塁手)
  7. ウィル・マイヤーズ(パドレス・外野手)
  8. ケビン・ピラー(ブルージェイズ・外野手)
  9. マーカス・ストローマン(ブルージェイズ・先発投手)
  10. ダン・ストレイリー(マーリンズ・先発投手)
  11. チェン・ウェイン(マーリンズ・先発投手)
  12. タイソン・ロス(パドレス・先発投手)
  13. ヤンガービス・ソラーテ(ブルージェイズ・内野手)
  14. スクーター・ジェネット(レッズ・内野手)
  15. バートロ・コロン(レンジャーズ・先発投手)
  16. A.J.エリス(パドレス・捕手)
  17. ジェームズ・シールズ(ホワイトソックス・先発投手)
  18. アンドリュー・キャッシュナー(オリオールズ・先発投手)
  19. ダレン・オデイ(オリオールズ・リリーフ投手)
  20. ハンター・レンフロー(パドレス・外野手)
  21. セルジオ・ロモ(レイズ・リリーフ投手)
  22. ジェシー・チャベス(レンジャーズ・リリーフ投手)
  23. タイラー・クリッパード(ブルージェイズ・リリーフ投手)
  24. C.J.クロン(レンジャーズ・一塁手)
  25. ブラッド・ジーグラー(マーリンズ・リリーフ投手)
  26. ジュリクソン・プロファー(レンジャーズ・ユーティリティ)
  27. マット・ハービー(レッズ・先発投手)
  28. クレイトン・リチャード(パドレス・先発投手)
  29. オ・スンファン(ブルージェイズ・リリーフ投手)
  30. ジョン・アックスフォード(ブルージェイズ・リリーフ投手)

内訳はブルージェイズから8名、パドレスとレンジャーズがそれぞれ5名、オリオールズ4名、マーリンズが3名、レッズが2名、レイズ、ホワイトソックスとツインズが1名ずつとなっています。

ヘイマン氏はJ.A.ハップ、ケビン・ゴーズマン、ディラン・バンディ、ジョシュ・ドナルドソンの4人はトレードの見返りとして、MLB全体でトップ100にランクされるようなプロスペクトを獲得できる可能性があると予想しています。

ニューヨーク・ヤンキースがウェーバー公示なしのトレード期限である7月末までに、先発投手をトレードで獲得する可能性が高いというのが海外...

ブルージェイズは上手く噛み合えばポストシーズンを狙えるようなロースターで開幕を迎えました。しかし、故障などで主力の離脱が相次ぎ、期待されたような布陣を整えることができませんでした。その結果、レッドソックスとヤンキースという強力な2チームとの差は開くばかりで、良くてワイルドカード2枠目狙いという状況です。

ライバルとなるのはマリナーズ、エンゼルス、ツインズ、レイズなどとなるのですが、ブルージェイズの主力が揃うのが7月になる見込みで、「時すでに遅し」になる可能性が高まりつつあります。

今季終了後にFAとなるジョシュ・ドナルドソンはトレード市場の目玉となってもおかしくない選手なのですが、今季は故障で出遅れ、なおかつ成績がいまいちなため、大きな見返りを獲得できるか不透明になりつつあります。

3年連続で30本塁打以上(41、37、33)、OPS.900以上(.939、.953、.944)を記録するなどメジャーでも屈指の三塁手として名声をはせたジョシュ・ドナルドソンですが、昨季は故障で113試合、今季も故障があり36試合の出場にとどまっています。さらに成績も打率.234/出塁率.333/長打率.423/OPS.757とドナルドソンの基準からすると良いものではありません。

質の高いプロスペクトを見返りで獲得できるようになるには、前の3年間のような状態に戻る必要があります。そうでない場合には「シーズンオフにトレード放出しておいたほうが多くのものを手にできた」ということになりそうです。

この夏のトレード市場は先発投手の人材が不足しています。コール・ハメルズがトップクラスで、クリス・アーチャー、マイケル・フルマーらはチームが必ずしもトレードに応じない可能性がある選手たちです。

そのような状況のためオリオールズがゴーズマン、バンディをトレードした場合には、質の高いプロスペクトを複数獲得できる可能性があります。ただ、オリオールズはオーナーの決裁ないと主力選手の放出ができないチームで、若い2人の投手の放出にゴーサインを出すかは不透明です。

マニー・マチャド、アダム・ジョーンズ、ザック・ブリットン、ブラッド・ブラックらの今季終了後にFAとなるベテラン選手の放出は許可が降りると予想されますが、若い2人の放出にはオーナーが難色を示す可能性が否定できません。もしオリオールズがバンディとゴーズマンの放出に踏み切った場合には、本格的なチーム再建に舵を切ることになりそうです。

ここにきてトレード市場の目玉の一人になる気配なのがマーリンズのダン・ストレイリーです。29歳のストレイリーは今年が年俸調停1年目で年俸は337万5000ドルとリーズナブルで、31歳となる2020年までチームがコントロールできます。

2016年はレッズで191回1/3で防御率3.76、2017年はマーリンズで181回2/3で防御率4.26と先発ローテでの実績があります。今季は故障で出遅れましたが、復帰後の5試合で26イニングを投げて防御率3.12と結果を残しています。与四球率5.9、奪三振率6.6がいずれもキャリア平均を下回っているのは懸念材料ではありますが、先発ローテの3番手、4番手が欲しいチームにとっては魅力のほうが勝る投手です。

クリス・アーチャー、マイケル・フルマー、ケビン・ゴーズマン、ディラン・バンディらで要求される交換要員の質が高すぎる場合には、多くのチームがJ.A.ハップ、ダン・ストレイリーらの獲得に注力することになりそうです。

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