MLBで2017年(2016シーズンオフ)にFAとなる選手は?トレード期限前の注目選手になる可能性も

2015-16のオフシーズンが続いていますが、上位にランクされているFA選手が市場に多く残っている状態が続いています。

近年稀に見るほど先発投手と外野手で人材が豊富なFA市場となっているのですが、FA市場の動きに影響をあたえる要素の一つがトレードでの動きです。

経済規模が小さいチームだけでなく、ヤンキース、エンゼルスなどの球団のように経済力はありながらも年俸総額を抑えるためにトレード中心の動きになるチームも増えているため、トレード市場で動きでFA市場の相場も変わってくることになります。

そのトレード市場で多く名前が挙がることになるのが、2016年シーズン終了後にFAとなる選手たちです。

1年後にはFAとなりチームを去る可能性があるため、それらの選手を交換要員としてプロスペクトや必要な戦力を補強しようとする動きが強まることになります。

FA市場の動きをより正確に捉えるためには、トレード市場の動き、特にどの選手が1年後にFAとなるのかということも見ておく必要があります。

そこで今回は2016年シーズン終了後(2017年)にFAとなる主要な選手を2015年12月21日時点のデータでピックアップしていきます。

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目次

1. 投手(先発・リリーフ)で2017(2016シーズンオフ)にFAとなる選手の一覧

2017(2016シーズンオフ)にフリーエージェントとなる投手(先発・リリーフ)の一覧は以下のとおりとなっています。

  • スティーブン・ストラスバーグ(28歳)
  • ジョン・ダンクス(31歳)
  • ジェレッド・ウィーバー(34歳)
  • アンドリュー・キャッシュナー(30歳)
  • C.J.ウィルソン(36歳)
  • ブレット・アンダーソン(28歳)
  • ジェレミー・ヘリクソン(29歳)
  • ホルヘ・デラロサ(35歳)
  • R.A.ディッキー(42歳)
  • スコット・フェルドマン(33歳)
  • ハイメ・ガルシア(30歳)
  • イバン・ノバ(29歳)
  • ジェイク・ピービ(35歳)
  • トラビス・ウッド(29歳)
  • デレク・ホランド(30歳) *1100万ドル・チームOP(Buyout:150万ドル)
  • ジオ・ゴンザレス(31歳) *1200万ドル・チームOP(Buyout:50万ドル)
  • ジェイソン・ハメル(34歳) *1000万ドル・チームOP(Buyout:200万ドル)
  • エディンソン・ボルケス(33歳) *1000万ドル・チームOP(Buyout:300万ドル)
  • クリス・メドレン(31歳) *1000万ドル・相互OP(Buyout:100万ドル)
  • マット・ムーア(27歳) *700万ドル・チームOP(Buyout:200万ドル)

一番の目玉は故障しない限りスティーブン・ストラスバーグとなることが確実です。またナショナルズがポストシーズン争いから早々に脱落した場合には、トレード期限前にも注目集めることになりそうです。

それに続くのがジョン・ダンクス、ジェレッド・ウィーバー、アンドリュー・キャッシュナーあたりとなりそうです。

2015-16のFA市場に比較するとかなり手薄となっていて、前田健太がこのシーズンオフにポスティングされれば、日本メディアが期待するような争奪戦になる可能性があります。

リリーフ・クローザー
  • アロルディス・チャップマン(28歳)
  • ケンリー・ジャンセン(29歳)
  • ドリュー・ストーレン(29歳)
  • ジェシー・チャベス(33歳)
  • ホアキン・ベノワ(39歳)
  • ブレット・セシル(30歳)
  • サンティアゴ・カシーヤ(36歳)
  • J.P.ハウエル(33歳)
  • ブラッド・ジーグラー(37歳)
  • ウェイド・デービス(31歳) *1000万ドル・チームOP(Buyout:250万ドル)
  • フランシスコ・ロドリゲス(34歳) *600万ドル・チームOP(Buyout:200万ドル)
  • ジョーダン・ウォルデン(29歳) *525万ドル・チームOP(Buyout:25万ドル)

クローザー・リリーフ投手ではアロルディス・チャップマンが目玉となり、それに続くのがケンリー・ジャンセン、ドリュー・ストーレンあたりになりそうです。

ジェシー・チャベスは先発とロングリリーフの両方をこなせるため、一定のニーズがありそうです。

2. 捕手・内野手で2017(2016シーズンオフ)にFAとなる選手の一覧

2017(2016シーズンオフ)にフリーエージェントとなる内野手・捕手の一覧は以下のとおりとなっています。

捕手
  • マット・ウィータース (30歳)
  • ジョナサン・ルクロイ (30歳)
  • サルバドール・ペレス (26歳) *375万ドルのチームオプション
  • ジェイソン・カストロ (29歳)
  • フランシスコ・セルベーリ (30歳)
  • A.J.エリス (35歳)
  • ライアン・ハニガン (36歳)
  • ニック・ハンドリー (33歳)
  • ウィルソン・ラモス (29歳)
  • デビッド・ロス (39歳) 引退の可能性
  • クリス・スチュワート (34歳)
  • カート・スズキ(33歳) *600万ドル・自動更新OP
  • ジョシュ・トーリー (30歳)

サルバドール・ペレスがFAとなれば争奪戦は確実ですが、2017年が375万ドル、2018年が500万ドル、2019年が600万ドルのいずれもチームオプションとなっていますので、FAとなる可能性はかなり低いと考えられます。

一番の目玉はマット・ウィータースで、続くのがジェイソン・カストロとなりそうです。

2016-17のFA市場は全体的に層が薄いためマット・ウィータースが2016年にしっかりと結果を残せば、FA市場のトッププレイヤーの1人としてランクされそうな状況です。

このようなFA市場の状況が、マット・ウィータースがクオリファイング・オファーを受け入れることを選択した理由の1つと考えられています。

一塁手
  • エドウィン・エンカーナシオン(33歳)
  • マーク・テシェイラ (36歳)
  • ジェームズ・ローニー (32歳)
  • ブランドン・モス (33歳)
  • アダム・リンド (33歳)
  • アダム・ラローシュ (37歳)
  • ミッチ・モアランド (31歳)
  • ジャスティン・スモーク (30歳)
  • カルロス・サンタナ (30歳) *1200万ドル・チームOP(Buyout:120万ドル)
  • ケンドリス・モラレス (33歳) *1100万ドル・相互OP(Buyout:150万ドル
  • ニック・スウィッシャー (36歳) *1400万ドル・自動更新OP

一塁手はこの2016-17のFA市場では比較的に人材が揃っているポジションです。

エドウィン・エンカーナシオン、ジェームズ・ローニー、ブランドン・モス、アダム・リンドあたりが注目集めることになりそうです。

マーク・テシェイラは故障がなく2015年に近い成績を残すようであれば、エンカーナシオンに次ぐ評価を受ける可能性があります。

二塁手
  • ニール・ウォーカー (31歳)
  • アーロン・ヒル (34歳)
  • チェイス・アトリー (38歳)

かなり人材が不足しているのが二塁手、遊撃手のポジションです。

ニール・ウォーカーとアーロン・ヒルの2人が二塁手では注目選手となると予想されますが、その2人以外となる40歳目前のチェイス・アトリーとなるなど、非常に層が薄くなっています。

遊撃手
  • エリック・アイバー (32歳)
  • ブレンダン・ライアン (34歳)
  • アルシデス・エスコバー(30歳) *650万ドル・チームOP(Buyout:50万ドル)

アルシデス・エスコバーがFAとなれば争奪戦が確実ですが、余程の問題が発生しないかぎりロイヤルズがオプションを行使することが確実です。

エリック・アイバーは守備に難がある遊撃手ですし、ブレンダン・ライアンは守備には定評があるものの打撃面は期待できず、バックアップ要員以上の期待はしにくい選手です。

このミドルインフィルダー(二塁手・遊撃手)のFA市場の層の薄さが予期されていることも、ヤンキースがアダム・ウォーレンを放出してまでも、スターリン・カストロを獲得した理由の1つと言えそうです。

三塁手
  • エイドリアン・ベルトレ (37歳)
  • マーティン・プラド (33歳)
  • ジャスティン・ターナー (32歳)
  • ルイス・バルブエナ (31歳)

エイドリアン・ベルトレに関してはレンジャーズが契約延長を視野に入れています。

三塁手のプロスペクトとして期待されていたジョーイ・ギャロが外野に転向することが濃厚のため、ベルトレをチームに繋ぎ止めておきたいようです。

ジャスティン・ターナーは2014年に109試合で打率.340/出塁率.404/長打率.493、2015年に126試合で.294/.370/.491と結果を残していて、2016年に同様の成績を残せるようであれば、大きな注目を集めることになりそうです。

マーティン・プラドは三塁がベストポジションとされていますが、セカンドや外野を守れるユーティリティプレイヤーのため、オファーが多くなりそうです。

3. 外野手で2017(2016シーズンオフ)にFAとなる選手の一覧

2017(2016シーズンオフ)にフリーエージェントとなる外野手の一覧は以下のとおりとなっています。

  • カルロス・ゴメス (31歳)
  • ホセ・バティスタ(36歳)
  • コルビー・ラスマス (30歳)
  • マーク・トランボ(30歳)
  • 青木宣親(34歳) *600万ドル・相互OP
  • ジョン・ジェイ(31歳)
  • ピーター・ボージャス (29歳)
  • グレゴール・ブランコ(32歳)
  • アンヘル・パガン (35歳)
  • マット・ホリデー(36歳) *1700万ドル・チームOP(Buyout:100万ドル)
  • セス・スミス(34歳) *700万ドル・チームOP(Buyout:25万ドル)
  • ジェイ・ブルース (29歳) *1300万ドル・チームOP(Buyout:100万ドル)
  • ココ・クリスプ(37歳) *1300万ドル・自動更新OP(Buyout:75万ドル)
  • マイケル・ボーン (33歳) *1200万ドル・自動更新OP
  • カルロス・ベルトラン(39歳) 引退の可能性

カルロス・ベルトランは2016年シーズン終了後に引退することを視野に入れていると報じられています。

外野手ではジェイ・ブルーズが目玉となる可能性があるものの、注目を集めるほどの成績を2016年に残せばオプションが行使されることが確実です。

現時点ではカルロス・ゴメス、ホセ・バティスタ、コルビー・ラスマス、マーク・トランボあたりが外野のトップクラスとなり、2015-16のFA市場とは打って変わって、手薄になっています。

青木宣親は良い成績を残すことできれば、相互オプションを破棄してFA市場に出て複数年を模索することもできそうです。

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