2017-18シーズンオフの動きは例年より鈍い?大手メディアが数年の実績をベースに検証

2017-18シーズンオフの動きは全体的に鈍く、特にクオリファイング・オファーを受けたような大物クラスの選手に関する情報も多くありません。

実際の動きも鈍くFA市場ではまだ契約がなく、トレード市場ではマリナーズのジェリー・ディポトGMがアスレチックスからリオン・ヒーリーを獲得したのが1番大きな動きとなっています。

CBSスポーツのマイク・アキサ氏が、このような今シーズンオフの動きと、近年3年間のオフシーズンのトレードやFA契約の動きとを比較しています。

マイク・アキサ氏がまとめたデータは、現地アメリカのサンクスギビングデー前日(11月第3木曜日)を基準にしています。

2016-17オフシーズン
■ トレード(7)
・エンゼルスがキャメロン・メイビンを獲得
・フィリーズがパット・ネシェックを獲得
・カルロス・ルイーズとビダル・ヌーニョの交換
・フィリーズがハウィー・ケンドリックを獲得
・マリナーズがダニー・バレンシアを獲得
・アストロズがブライアン・マッキャンを獲得
・ジーン・セグラとタイファン・ウォーカーのトレード
■ FA(11)
・エンゼルスがアンドリュー・ベイリーと契約
・エンゼルスがジェシー・チャベスと契約
・ブレーブスがR.A.ディッキーと契約
・ブレーブスがバートロ・コロンと契約
・ブルージェイズがケンドリス・モラレスと契約
・アストロズがチャーリー・モートンと契約
・アストロズがジョシュ・レディックと契約
・カージナルスがブレット・セシルと契約
・レンジャーズがアンドリュー・キャッシューと契約
・ツインズがジェイソン・カストロと契約
2015-16オフシーズン
■ トレード(11)
・ローガン・モリソンとネイト・カーンズの交換
・アーロン・ヒックスとジョン・ライアン・マーフィーの交換
・エンゼルスがアンドレルトン・シモンズを獲得
・マリナーズがホアキン・ベノワを獲得
・レッドソックスがクレイグ・キンブレルを獲得
・フィリーズがジェレミー・ヘリクソンを獲得
・マリナーズがレオニス・マーティンを獲得
・ブルワーズがジョナサン・ビラーを獲得
・ジェシー・チャベスとリアム・ヘンドリクスの交換
・タイガーズがキャメロン・メイビンを獲得
・アスレチックスがジェド・ラウリーを獲得
■ FA(8)
・ブレーブスがA.J.ピアンジンスキーと契約
・ブレーブスがバド・ノリスと契約
・マリナーズがフランクリン・グティエレスと契約
・マリナーズがクリス・アイアネッタと契約
・アスレチックスがリッチ・ヒルと契約
・エンゼルスがクリフ・ペニントンと契約
・エンゼルスがジオバニー・ソトと契約
・ホワイトソックスがアレックス・アビラと契約
2014-15オフシーズン
■ トレード(7)
・アダム・リンドとマルコエスの交換
・アストロズがハンク・コンガーを獲得
・デボン・トラビスとアンソニー・ゴースの交換
・ジャスティン・ウィルソンとフランシスコ・セルベリの交換
・Dバックスがジェレミー・ヘリクソンの獲得
・トミー・ラ・ステラとアローディス・ビスカイーノの交換
・ジェイソン・ヘイワードとシェルビー・ミラー/ジョーダン・ウォルデン
■ FA(11)
・カブスが和田毅と契約
・ヤンキースがクリス・ヤングと契約
・メッツがマイケル・カダイヤーと契約
・パイレーツがA.J.バーネットと契約
・タイガースとビクター・マルティネスと契約
・ブルージェイズがラッセル・マーティンと契約
・ホワイトソックスがザック・デュークと契約
・ホワイトソックスがアダム・ラローシュと契約
・アスレチックスがビリー・バトラーと契約
・レッドソックスがパブロ・サンドバルと契約
・レッドソックスがハンリー・ラミレスと契約

2014-15シーズンオフはかなり大きな動きがありましたし、それ以外のシーズンオフもそれなりにFA契約とトレードが成立しています。

やはり2017-18シーズンオフの動きはかなり静かなものと言えます。

では、なぜこうなってしまっているのか?についてもマイク・アキサ氏は推測しています。

以下は同じマイク・アキサ氏の記事からの引用です。

My guess is nothing has really happened this offseason because teams were waiting to see whether Shohei Ohtani would actually come over to MLB. MLB, NPB, and the MLBPA agreed to a new posting system earlier this week, paving the way for Ohtani to join a big league team. Now that teams know he’ll be posted, they can proceed accordingly. At least I hope so. I think I speak for everyone when I say it would be nice for something to happen this offseason.

「なぜこのように動きがないのかという理由についての私の推測は、大谷翔平がMLBに本当にやってくるのかどうを見定めようとしていたためではないか」と、大谷翔平がその原因ではないかと書いています。

表のFA市場のトップは、投手ではダルビッシュ有とジェイク・アリエッタ、野手ではJ.D.マルティネス、エリック・ホズマーとなります。

しかし、投手では先発ローテのフロントスターター級、野手としては指名打者兼外野手として期待できる選手でありながら、マイナー契約、メジャー最低年俸で獲得できる大谷翔平が市場のトップという実質的な状況でした。

その大谷翔平の動向が定まらないとFA市場での各チームの動きが定まらず、積極的な動きを抑えることにつながっていた可能性はあります。

ポスティングの合意が決まった直後に、アメリカはサンクスギビングのホリデーシーズンに入ってしまったことで、さらに動きがスローになってしまっている現状です。

しかし、その大谷翔平の方向性は定まってきましたので、サンクスギビング明けから12月10日のウインターミーティングまでの2週間で、シーズンオフの動きが活発化することが予想されます。

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