2016年シーズン開幕までの2ヶ月半で起こり得るトレードは?ボストン・グローブ名物記者がリストアップ

2016年のメジャーリーグは4月4日に行われる12試合でシーズンをスタートすることになります。

そのシーズン開幕まで2ヶ月半となったわけですが、FA市場では投手と野手ともに、まだまだ動きが続く気配です。

そしてそれはトレード市場でも、まだまだ動きがあるという見通しがアメリカメディアでも少なくありません。

そのような中、ボストン・グローブの名物記者であるニック・カファード(Nick Cafardo)氏が、シーズン開幕までに成立する可能性があるトレードの動きについてピックアップしています。

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ニック・カファード氏がピックアップした成立の可能性のあるトレードは?

ニック・カファード氏が1月16日付の”Could a shorter season work in Major League Baseball?”というタイトルの記事で、起こり得る可能性のあるトレードについて言及しています。

なお、日付が少し前のものでやや情報が古くなっているものもありますので、その点については後ほど触れたいと思います。

まずはニック・カファード氏が成立する可能性があると伝えているトレード情報の要約です。

  • カブスとレイズが野手と投手の交換トレードを成立させる
    カブスがハビアー・バエズかホルヘ・ソレアのトレードに応じるのであれば、ジェイク・オドリッジやアレックス・カッブを交換要員にすることに応じる可能性がある。セオ・エプスタイン社長はパワーに優れるホルヘ・ソレアのベン・ゾブリストの後釜となるスーバーユーティリティにしたいようだが、ライトの守備は上手くない。若くてチームが長期間コントロールでき、なおかつ長打力のある打者が欲しいレイズにとってハビアー・バエズ、もしくはホルヘ・ソレアの2人はフィットする。ジョン・ラッキーを加えてジェイク・アリエッタ、ジョン・レスターと揃ったが、ワールドシリーズ制覇を目指しているので、若くFAまで時間がある若い投手はカブスにとっても魅力。
  • エンゼルスが左打ちの長打力のある打者を獲得
    シンシナティ・レッズのジェイ・ブルーズ、ロッキーズのカルロス・ゴンザレス、チャーリー・ブラックモン、コリー・ディッカーソンなど。カルロス・ゴンザレスは年俸が高いのでその分、負担が増える代わりに、代償となるプロスペクトの質は落とすことができる。
  • オリオールズが左打ちの打者を獲得
    オリオールズも左打ちの打者を必要としていて本拠地がカムデンヤーズカルロス・ゴンザレスはフィットする。そのためにはケビン・ゴーズマンを出す必要に迫られるかもしれないので、ヨバニ・ガヤルドを獲得できないと難しいだろう。
  • ヤンキースがブレット・ガードナーで若い投手を獲得
    外野手のプロスペクトであるアーロン・ジャッジを出さなくても、ブレット・ガードナーで投手を獲得できる。可能性はあるのはエンゼルスのアンドリュー・ヒーニーとのトレードだ。エンゼルスのGMとなったビリー・エプラーはブライアン・キャッシュマンGMの右腕だったという関係があるし、ガードナーのスピート、守備、1番を打てる能力を気に入っている。
  • ブレーブスがニック・マーケイキスをトレードに
    ニック・マーケイキスは3年3300万ドルが残っていて、エンゼルスの補強候補になる可能性がある。
  • ドジャースがアンドレ・イーシアーをトレードに
    ドジャースは年俸を負担することに応じるだろう
  • ブルワーズがライアン・ブラウンをトレードに
    ブリュワーズは2016年から5年1億500万ドルの契約がスタートするライアン・ブラウンをトレードに出したいだろう。
  • レンジャーズがジョシュ・ハミルトンをトレードに
    復調する可能性もあるが、トレードのカードにすることもできる。

大型トレードの成立の可能性について検討

この中でオリオールズがトレードで左打ちの打者を獲得するという内容がありますが、その日にクリス・デービスと大型契約で合意しましたので、その可能性はほぼなくなったと考えられます。

カブスとレイズに関してはシーズンオフ直後から、この4人の名前があがるトレードの情報は続いています。

カブスはジェイソン・ヘイワード、ジョン・ラッキー、ベン・ゾブリストなどFA選手と次々に契約したため、動きがあるとしてもトレードになるとされています。

セオ・エプスタイン社長が率いるフロント陣は、黄金時代と呼べるような長期間にわたる継続的な成功ができるチーム作りを目指していますので、若い先発投手に魅力を感じるのは合理的なことです。

しかも野手のプロスペクトが次々と昇格しながらも、まだマイナーに多くの野手が控えていますので、バエズ、ソレアを出すことも可能ではあります。

エンゼルスはマイク・トラウト、アルバート・プホルスの主力2人が右打ちのため、バランスととるための左打ちの中軸を打てる野手を必要としています。

ロッキーズのカルロス・ゴンザレスが一番のターゲットとなっているようですが、2年3700万ドルの契約が残っていて、獲得すれば年俸総額がぜいたく税ラインを突破してしまうということがネックとなっているようです。

再建モードのブレーブスはベテラン野手をトレードに出してメジャーリーグ昇格レベルに近いプロスペクトを獲得するということを繰り返していますが、現在、残っている選手の中で一番関心を集めそうなのがニック・マーケイキスです。

ただ、FA市場、トレード市場ともに外野手があふれているため、希望するようなプロスペクトを手に入れれるかは微妙です。

ドジャースは外野手にジョク・ピーダーソン、ヤシエル・プイグ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシアー、スコット・バンスライク、トレイス・トンプソンがいて、ユーティリティのエンリケ・ヘルナンデスも控えるなど、人が余っている状態です。

アンドレ・イーシアーは2015年に142試合で打率.294/本塁打14/打点53/出塁率.366/長打率.486/OPS.852 で復調しましたが、残っている2年3550万ドルの契約が足かせとなっています。

ドジャースはしっかりとしたプロスペクトなどを獲得できるのであれば、マット・ケンプやダン・ハランの時のように年俸の全額もしくは大部分を負担する可能性があります。

ブルワーズは再建モードに入っていますので、ライアン・ブラウンにかぎらず、ロースターの全ての選手が交換要員という状態で、良いオファーがあればいつ動きがあっても不思議ではありません。

レンジャーズはジョシュ・ハミルトンをトレードで獲得する際に、エンゼルスが年俸の大部分を負担することで合意しています。

ハミルトンの2016年と2017年ともに年俸が2800万ドルもしくは3000万ドルと報じられているのですが、レンジャーズが負担するのはわずかに200万ドル程度とされています。

レフトに良いオプションを抱えていない状態でもありますので、現在噂になっているマーリンズのマーセル・オズナをトレードで獲得しない限り、ハミルトンのトレードの可能性は低そうです。

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