【MLB2014新人王】カージナルスのオスカー・タベラスが本塁打でデビュー戦を飾る!

セントルイス・カージナルスのトッププロスペクトであるオスカー・タベラスがメジャーデビュー戦で、本塁打を放ちチームの勝利に貢献しました。

オスカー・タベラスはドミニカ共和国出身の21歳の左投げ左打ちの外野手で、メジャー全体でもかなり高く評価されているプロスペクトです。

MLB.comのプロスペクト100では、2013年と2014年の2年連続で、ツインズのバイロン・バクストンに次いで、全体で2位の評価を受けています。

そのオスカー・タベラスのマイナーでの成績や評価などをまとめています。

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カージナルスのベストはこれからやってくる

カージナルスはファームシステムから多くの優秀な選手を輩出しているのですが、その中でもオスカー・タベラスは2014年のシーズン前に、“the best is yet to come(ベストはまだやってきていない)”と評価されていました。

また2013年での評価ではアルバート・プホルスやヤディアー・モリーナのようなオールスタークラスの選手を輩出してきたカージナルスだが、オスカー・タベラスはその道を辿る可能性があるとも評価されるほどの逸材です。

そのオスカー・タベラスのマイナーでの成績は以下のとおりとなっています。

オスカー・タベラスのマイナーでの成績

2012年には2Aで打率.321/本塁打23/打点94/OPS.953という成績を残して一躍注目を浴びました。(*OPS=出塁率+長打率:選球眼・バットコントロール・長打力などを測れる指標で.900以上で一流の評価。)

2013年にもメジャー昇格の可能性があったのですが、シーズン中に足首を痛めて手術を受けたため、試合数が少なくなってしまい、2014年の開幕時は3Aでのスタートとなりました。

その3Aでは49試合191打数で打率.325/本塁打7/打点40/OPS.897と素晴らしい数字を残し、連覇を目指すカージナルスの起爆剤となることが期待されて昇格となりました。

打撃面での評価は平均以上のパワーを持ち、両方向に打ち分けることができる技術とバットスピードを持っているとされています。また守備面ではスピードは平均クラスだが、肩は強いとの評価を得ています。

三振が少なく長打力も持ち合わせているタベラス

そして素晴らしいのは三振が少ないことです。長打力がある打者はどうしても短距離ヒッターに比較して、三振が多くなる傾向があります。

メジャーの打者でOPSが.850を超えて三振が少ない打者には以下のような打者がいます。成績は2013年のものです。

  • エドウィン・エンカーナシオン(TOR)
    530打数/打率.272/本塁打36/OPS.904/三振62
  • エイドリアン・ベルトレ(TEX)
    631打数/打率.272/本塁打30/OPS.880/三振78
  • ロビンソン・カノ(SEA)
    605打数/打率.314/本塁打27/OPS.899/三振85

これらの選手はメジャーを代表するような強打者ばかりです。

エンカーナシオンは8.5打数に1回、ベルトレは8.1打数に1回、カノは7.1打数に1回は三振をしている計算となります。他にはミゲル・カブレラがOPS1.078で5.9打数に1回、デビッド・オルティーズがOPS.959で5.9打数に1回となっています。

オスカー・タベラスは2A通算では8.5打数で1回、3A通算でも7.7打数で1回に三振という数字で、マイナーの数ではありますが、長打力がありながらも三振が少ないタイプであることがわかります。

メジャーではもう少し三振が増える可能性が高いですが、どちらにしてもバットスピード、バットコントロール、選球眼に優れた打者であることがわかる数字がマイナーの成績には残っています。

このような打撃成績の内容を見ると、“プホルスやモリーナに続く可能性がある”との評価もうなずけるものがあります。

長打力と安定感を持ち合わせていることを感じさせる打撃フォーム

そのオスカー・タベラスがメジャーデビュー戦となった2014年5月31日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦のホームランを打った際の動画です。

バットのテイクバックでトップが決まってから、ミートポイントまでの無駄がないコンパクトのスイングです。そしてフォロースルーがとてつもなく大きく、それを可能にする身体のしなやかさと背筋の強さがあります。

安定感と長打力の両方を持ち合わせていることを感じさせる打撃フォームで、まだ21歳と考えると末恐ろしさを感じさせます。

アストロズのジョージスプリンガーと並んでメジャーを代表する強打者になる可能性が十分のオスカー・タベラスで、今後も引き続き注目していきたいと考えています。