中島裕之はどうなるのか?2014年にアスレチックスに居場所を見つけることができるか?

中島裕之がマイナーリーグでキャンプに参加することが発表されました。

契約はあるものの、メジャーのスプリング・トレーニングにも参加できないということは、完全にビリー・ビーンGMに、中島裕之は戦力として考えられていないと言えます。

当初は、スプリング・トレーニングには参加させてもらって、多少テストはしてもらえるのかと、ウィンター・ミーティングあたりには予想されたのですが、それよりもかなり厳しい扱いを受けている中島裕之です。

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このままアスレチックスに残っても厳しい状況が続くことが予想される中島裕之

中島裕之は2年650万ドルで契約し、3年目は球団オプションで、2013年の年俸は275万ドルとなっています。

この中島裕之の年俸は、アスレチックスではヨエニス・セスペデスの850万ドル、ココ・クリスプの700万ドル、アルベルト・カヤスポの410万ドル、そして新たにFAで加入したジム・ジョンソンの650万ドル、ルーク・グレガーソンの320万ドルに続く高額年俸です。

このように、アスレチックスの中では高給取りの部類に入るにも関わらず、チームは、メジャーのスプリング・トレーニングにも呼ばず、試そうとする意図さえも見せていません。

この扱いを見ていると、完全に戦力外扱いし、中島が契約破棄することを期待しているのではないかと思えてしかたありません。

中島裕之を全く必要としないアスレチックスの内野手の陣容

2013年を終えた時点で、アスレチックスは中島裕之がいなくても大丈夫だという確信をもっていたはずです。というのも選手はすでに揃っているためです。

アストロズからトレードで獲得した29歳のジェド・ラウリーが、中島が離脱する間に、ショートのレギュラーに定着しました。そして2013年シーズンに、154試合603打数で打率.290/本塁打15本/打点75/出塁率.344の成績を残しました。

また、他の内野のポジションでは、サードは28歳のジョシュ・ドナルドソンが158試合579打数で打率.301/本塁打24/打点93/出塁率.384です。

セカンドは守備力の評価が高く、打撃はまだイマイチも、3Aでは通算打率が.303で、伸びしろあると期待されている、エリック・ソガードがいます。エリック・ソガードの守備を見たら、中島では厳しいかなと感じます。

さらに、セカンドとサードが守れるアルベルト・カヤスポ(率.258/本10/点58/出塁率.333)も控えているところに、2012年ドラフト1巡目(全体で11番目)のプロスペクトである遊撃手アディソン・ラッセルがメジャーに昇格してくる可能性が高まっています。

そしてサードのサイズモアがFAとなりましたが、内野手の補強としてニック・プントも獲得しています。

このように選手がいるため、中島裕之をもう一度テストしなくても、戦力的には十分と判断したのだと考えられます。

仮に契約を破棄しても日本以外では厳しい契約になるだけ?

本気でMLBに昇格したいなら、契約を破棄することも選択肢かと思われますが、破棄したとしてもやはりイバラの道となりそうです。

中島裕之は、3Aでも90試合346打数で打率.283/本塁打4/打点34/出塁率.331で、長打率.367で、OPSは.698と物足りない打撃面での数字です。

しかも、守備力も今一歩で、来年で32歳になる選手に新たに声を掛けてくれる可能性は低いですし、あってもマイナー契約が濃厚です。

アスレチックスに残ることで300万ドルほどは手にできるはずですが、飼い殺しと同じになる可能性が高いです。仮に、アスレチックスを出た場合には、メジャー昇格のチャンスは増えるかもしれませんが、年俸は激減します。

本当に難しい状況におかれている中島裕之です。ただ、日本に戻れば、アスレチックスが払うのに近い金額は手にできることが想像できます。

今からでも、中島裕之が日本でプレーすると宣言したら、確実に争奪戦になる選手です。しかし、MLBでは居場所が見つからないことに、メジャーの厳しさを感じさせられます。

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